【花だより】2023年4月27日現在 ツツジの開花状況 山中城跡公園 富士山を望む絶景山城 アクセスと駐車場 静岡県三島市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年4月27日に訪れました山中城跡公園のつつじの開花状況をお届けいたします。

 

山中城跡公園 ツツジの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/160sec 28mm

 静岡県三島市に位置しております山中城跡公園は、450年ほど前の戦国時代に築かれた山城、山中城跡を整備しました史跡公園となっております。

 山中城は石を使わない土だけの山城で、小田原を本拠地としておりました北条氏(後北条氏)により築かれましたが、7万の豊臣軍に対し4千の兵で抗戦するもあっけなく陥落してしまいました城となりますが、「日本百名城」にも選定されております名城となり、城マニアの方々の間ではかなり人気の高いお城となっております。

 特に北条氏の城に見られます障子堀は特徴的で、衝立障子を並べたような作りからそう呼ばれ、一度落ちてしまいますと上がれない堀となっており、現在でも山中城跡公園の独特の景観を形成する大きな要素となっております。

 また、山中城跡公園では、ツツジやサツキが園内各所に植えられており、ツツジの見頃の時期としましては、例年5月上旬から中旬頃が見頃の時期となっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年4月27日に山中城跡公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、つつじの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/250sec 18mm

 まずは付属の無料駐車場に車を駐車し、富士山を望むことができます西ノ丸方面を目指したいと思います。

 園内各所にツツジは植えられておりますが、大きくは西櫓・西ノ丸付近と元西櫓周辺の2つのエリアが大きな見どころとなろうかと思われます。

 こちらは元西櫓の堀に咲くつつじとなっており、色鮮やかな新緑とのコントラストが美しい風景を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/250sec 33mm

 西櫓と西ノ丸の間の障子堀。

 正面には富士山も見えております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/200sec 18mm

 アングルを変えまして、こちらは西櫓から西ノ丸に向かって撮影。

 堀の法面のつつじが赤く色づいております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/100sec 18mm

 西櫓を囲むように掘られております障子堀でございますが、こちらは西櫓の西側、富士山も見えております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/400sec 46mm

 正面に富士山を望む事ができます山中城跡公園でございますが、このすぐ下には国道1号線が通っており、静かな城跡公園とは対照的に交通量のございます道路となっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F4.5 1/250sec 39mm

 西櫓・西ノ丸エリアを楽しみました後は、本丸方面に向かいたいと思います。

 本丸付近には藤棚が設置されており、藤の花につきましては、咲き始めの状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/200sec 18mm

 二ノ丸から伊豆方面を望みます。

 山特有の開放的な風景が広がっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/400sec 18mm

 2023年4月27日現在の山中城跡公園のつつじの開花状況としましては、エリアによりまして差がございますものの、全体としましては見頃始めの開花状況となっており、良く晴れた日には富士山との絶景共演も楽しむことができます状況となっております。

 

山中城跡公園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/400sec 75mm

 山中城跡公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線三島駅南口より元箱根港行き沼津登山東海バスにて約30分、「山中城跡」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県三島市山中新田410-4付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約18㎞、車で30分ほど、国道1号線「山中城口」交差点より北東方面へ約500mとなっております。

 無料の観光用駐車場が3か所設置されており、合わせて60台ほど駐車可能となっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年4月27日現在の山中城跡公園のツツジの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2023.04.30記