【花だより】2024年3月31日現在 椿の開花状況 氷室椿庭園 200品種を超える椿の名園 アクセスと駐車場 神奈川県茅ケ崎市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年3月31日に撮影いたしました氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたします。
氷室椿庭園 椿の開花状況
神奈川県茅ケ崎市に位置しております氷室椿庭園は、三井不動産元副社長の故氷室捷爾(しょうじ)ご夫妻の住居を含む庭園を、ご遺族の方が茅ヶ崎市に寄贈され、1991年(平成3年)に開園しました庭園となっております。
氷室椿庭園では、約2,800㎡の庭園に200品種以上、1,000本を超える椿が植栽されており、入場無料で椿の花を楽しむことができるようになっております。
氷室椿庭園の椿の見頃の時期としましては、例年2月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、特に見頃のピークでございます3月中旬から3月下旬にかけましては、色とりどりの椿の花が咲き競います椿の名園となっております。
また、氷室夫妻の住居でございました1935年(昭和10年)建築の木造2階建ての「旧氷室家住宅主屋」は、昭和初期の別荘建築の様相を伝える建物としまして評価され、2018年(平成30年)に国の登録有形文化財にも選定された建物となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年3月31日に氷室椿庭園を訪れてみましたので、写真を交えながら、椿の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
まずはオリジナル品種の「氷室雪月花」から。
氷室雪月花は、白や淡桃色の時に絞りの入った上品な佇まいの椿で、氷室椿庭園では、庭園の一番西側の奥に1本と自転車置き場付近にもう1本植えられております。
3月31日現在、自転車置き場前の氷室雪月花が見頃を迎えており、たくさんの花を咲かせております。
次は黒系の「黒竜」。
光の加減が良くなく、綺麗に写っておりませんが、赤黒い色合いのの花となっております。
こちらも黒っぽい濃い目の「崑崙黒(こんろんこく)」。
白い花もたくさん咲いております。
こちらは「大城冠」。
「都鳥」も見頃を迎えております。
ピンクの椿も咲いております。
可愛らしい色合いの「花桃」。
こちらは真っ赤な「大黒天」。
花期が長いと申しますか、「明石潟」もまだまだ咲いております。
絞りが可愛らしい「サンダイアル」。
まだらで独特の存在感がございます「老松」も見頃を迎えております。
そのほか、スズランスイセンもたくさん咲いており見頃となっております。
2024年3月31日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況としましては、若干見頃のピークは超えてしまっております印象とはなっておりますが、見頃の開花状況となっております。
氷室椿庭園 アクセスと駐車場
氷室椿庭園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線茅ヶ崎駅より約1.2㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3-2-41付近
入園は無料となっておりますが、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園日となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます(ただし、3月は無休)。
開園時間は、朝9時から17時までとなっております(5月~1月は10時より16時まで)。
尚、駐車場につきましては基本的にございませんので、公共交通機関にてのアクセスが基本となろうかと思われますが、自家用車にてアクセスする場合には付近のコインパーキングのご利用をお願い申し上げます。(身体障がい者用駐車場は敷地内に2台分用意されておりますが、ご利用の際は事前予約が必要となっております。)
付近のコインパーキングとしましては、三井のリパーク茅ヶ崎東海岸南1丁目駐車場(神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-9-4)などとなっており、距離にして約400m、徒歩5分ほど離れた場所となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年3月31日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
若干ピークは超え、綺麗な状態の花も少なくなりつつはございますが、遅咲き品種はまだ蕾も残っておりましたので、見頃終盤ではございますが、色とりどりの椿の花を楽しめるかと思われます。
2024.04.01記