秋色のトーキョー 多摩さんぽ(後編) 落合けやき通りからメタセコイア通りまでぶらぶらと 東京都多摩市
先日は、多摩市上之根大通りのモミジバフウの美しいグラデーション紅葉の風景をご紹介いたしましたが、「多摩さんぽ」後編の今回は、上之根大通りから西に進みまして、落合けやき通りからいちょう橋を経由しましてメタセコイア通りを目指します。デジカメ片手にお散歩で観ました何気ない秋色のトーキョーの風景を今回もご紹介いたします。
トーキョーの秋を探しに 何気なくぶらぶらとお散歩多摩風景
落合けやき通りからメタセコイア通りを目指して西へ
多摩ニュータウンは、多摩市をはじめ稲城市、八王子市、町田市にまたがる多摩丘陵に建設されました大規模ニュータウンで、よく整備されております大きな団地のイメージとなりますが、ニュータウン内にはのんびりできます公園も多く、緑との調和も図られている街並みとなっております。
そのような多摩の秋色の景色を求めまして、前回は前編としまして上之根大通りのモミジバフウのグラデーション紅葉の風景をご紹介いたしましたが、今回は周辺エリアをのんびりとお散歩しました中で見かけました秋の風景のご紹介となります。
上之根大通りでモミジバフウの紅葉を楽しみました後には、落合けやき通りを西に進みまして、最終的にはメタセコイア通りを目指したいと考えて歩き始めました。
落合けやき通りの街路樹も秋色に色づいてきております。歩いてきました道を歩道橋より振り返りますと、小さな秋色の絶景に心奪われます。
最近ではすっかり陽が落ちてゆきますのが早くなってしまいましたので、午後の時間帯には西に進みますと逆光が眩しく、少々目につらい部分も感じる状況となります。
落合けやき通りの坂道を上ってゆき宝野公園に向かいます。
宝野公園より、今上ってきましたけやき通りを振り返ります。
撮影しましたのは15時頃。随分と斜めに陽が差し込んでくるようになりました。
いちょう橋から鶴牧山へ
宝野公園を横目に見ながら、次はいちょう橋を目指します。
イチョウの色づきは木によりまちまちの状況ではありましたが、見頃まであと少しかという状況でありました。
いちょう橋の傍に咲いておりました野菊。イチョウの黄色を背景に黄色い野菊。秋らしさを感じるシーンかと思われます。
随分と日が傾いてきて、日陰の部分が多い時間帯に差し迫ってまいりました。
いちょう橋から南側に少し進みますと目的地のメタセコイア通りとなりますが、鶴牧山を経由してしまいましたため、予想以上に時間が掛かってしまい、今回はメタセコイア通りに向かうことは断念しました。
目と鼻の先ではありましたが、暗くなってまいりますとメタセコイアの日差しに照らされたキラキラと輝く金色の黄葉は楽しむことはできないであろうとの判断で、鶴牧山での撮影の方に集中することとしました。
「東京にもこんな所があったんだ」と意外な発見となりました。大都会トーキョーの中にあってこの長閑な風景。正しく都会のオアシス。
何があるという訳ではございませんが、長閑な秋色の景色。紅葉の名所を訪ねまして秋を感じることも素晴らしいですが、身近な所で身近な秋の風景を探してみるのも、ちょっとした発見があったりしまして楽しいものかもしれません。
日が落ちてきましたので、今回の「多摩さんぽ」は多摩中央公園まで戻ってきましたところで終了といたしました。
アクセスと駐車場
今回お散歩しましたエリア、落合けやき通り、いちょう橋、鶴牧山へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急多摩線多摩センター駅より徒歩15分ほどとなっております。
自家用車にてのアクセスにつきましては、駅周辺の有料駐車場を利用する事となろうかと思われますので、ご注意の程お願い申し上げます。
タイムズ多摩センター丘の上プラザ駐車場(東京都多摩市落合1-44)など駅周辺には有料駐車場が多数営業しておりますので、ご利用の程お願い申し上げます。
宝野公園(落合けやき通り西端)
東京都多摩市落合5-5付近
鶴牧山
東京都多摩市鶴牧3-14-20付近
終わりに
今回は、上之根大通りのモミジバフウの紅葉を楽しみました後に、何気なく散策してみました多摩市の秋色の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
大規模な団地で、田舎者の筆者などは少々迷ったりもしながらの散策となってしまいましたが、意外なほど公園が多く設置されており、緑とのんびりとした空間が随所に確保されておりましたので、気ままなお散歩を楽しむことができました。
今回はSIGMAの一眼レフSD1Merrillにて撮影を行いましたが、やはり気ままなお散歩撮影には、SIGMA DP2Merrillなどのコンデジの方が荷物にならず楽しめるのかとも感じる一幕もありました。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2020.11.15記