開田高原 木曽馬の里のそば畑 高原に広がる白い絨毯 2023年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 長野県木曽町

 そば処信州では、夏の終わりの風物詩としまして各地で白いそばの花が咲き誇ります。朝晩と日中の寒暖差が大きい開田高原もそばの名産地としまして有名なところとなっております。今回のカタスミ日記は、開田高原木曽馬の里のそばの花の咲く風景をご紹介いたします。

 

開田高原 木曽馬の里ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso160 F10 1/50sec 75mm

 長野県木曽町に位置しております開田高原「木曽馬の里」は、約50haの敷地に散策路を設け、そば畑の見学や木曽馬の放牧の見学、木曽馬乗馬、馬車などに乗ることのできます施設となっております。

 木曽馬は、日本在来の馬で、温厚でおとなしく、人になつきやすい性格で、また強健で粗食に耐えうることから山間の農耕馬としまして重宝されてきた馬となっており、木曽馬の里では、約30頭の木曽馬を保護・育成しております。

 開田高原木曽馬の里では、広い敷地が公園風に整備されており、気軽に散策を楽しむことができるようになっておりますが、私有地も含めて整備されておりますので、畑や放牧地に無断で立ち入ることは禁止され、基本的には散策路からの見学となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/160sec 200mm

 

開田高原 木曽馬の里 そばの花の見頃時期

SIGMA sdQuattroH iso200 F10 1/50sec 63mm

 標高が約1,100mから1,300mほどの開田高原は、真夏でも平均気温が18℃前後の涼しい地域で、良く晴れた日には御嶽山も望むことができますロケーションの高原地帯となっております。

 また開田高原では、朝晩と日中の寒暖差が大きく、霧が発生しやすい地域となり、いわゆる「霧下そば」の栽培が盛んなそばの名産地となっております。

 開田高原では、主に「開田早生」という品種のそばが育てられており、木曽馬の里では約1haのそば畑で栽培が行われております。

 開田高原木曽馬の里のそばの花の見頃の時期としましては、例年8月中旬から9月上旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には白いそばの花が一面に広がり、そば処信州らしい風景を楽しむことができるようになっております。

 尚、開田高原木曽馬の里のそばの花の開花状況につきましては、木曽おんたけ観光局開田高原支部さん運営のHP「開田高原~木曽馬とそばのふるさと~」内の「最新情報」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 24mm

 

開田高原 木曽馬の里 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/125sec 18mm

 開田高原「木曽馬の里」へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線木曽福島駅よりおんたけ交通バス開田高原線にて約40分、「木曽馬の里入り口」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。

 長野県木曽郡木曽町開田高原末川5596-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道伊那インターより約47㎞、車で65分ほどとなっております。

 上記住所付近に、そば打ち道場一本木亭さんがございまして、「木曽馬牧場」の表示に従い木曽乗馬センター方面に進みますと数百メートル先にそば畑が広がっております。

 一本木亭、乗馬センター、そば畑前に無料の駐車スペースがございますので、目的に合わせまして駐車スペースを使い分けていただいた方が宜しいかと思われます。

 尚、木曽馬の放牧につきましては、8時30分頃から16時30分頃まで見学が可能となっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F10 1/50sec 46mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、そば処信州の晩夏の風物詩、開田高原のそばの花が咲き誇る風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 開田高原の他にも、奈川や安曇野、戸隠など信州各地でそばの花を楽しむことができますかと思われますので、自分だけのお気に入りのそば畑を探してみてはいかがでしょうか。

2023.08.16記