比良山と黄色いひまわりのコントラストが美しい琵琶湖湖畔の第1なぎさ公園 滋賀県守山市
滋賀県と言いますと、その存在感は無視することのできない琵琶湖。近年では「ビワイチ」と呼ばれサイクリストが琵琶湖一周サイクリングを楽しむ人気スポットとなっておりますが、琵琶湖の湖畔に12,000本のひまわりが咲き誇る公園がございます。今回は、比良山と黄色いひまわりのコントラストが美しい第1なぎさ公園をご紹介いたします。
琵琶湖湖畔のフォトスポット 第1なぎさ公園のひまわり

今回ご紹介いたします第1なぎさ公園のひまわりは、その規模ではなくて、美しい景観から全国的にも有名になったフォトスポットです。
夏になりますと、本数にしますと、12,000本ほどのひまわりが公園に咲き誇ります。近年では、50万本、100万本のひまわり畑など日本各地で大規模ひまわり畑が夏に出現するようになりましたが、12,000本と聞きますと、「えっ!?それだけ?」と少々少なく感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
公園としましては、決して広大な敷地という訳ではなく、「地域の公園」という言葉が似合う季節の花が美しい公園となっております。
入場料も必要ありませんし、常時解放されており、季節の花を楽しんだり、琵琶湖の湖畔をお散歩したり、気軽に楽しみたい所です。
地元の方たちが大切に育ててくれているひまわりが毎年夏になりますと、一面に咲き誇ります。

見頃としましては、7月中旬から下旬にかけてとなりますが、他の大規模ひまわり畑のように長い期間ひまわりの花を楽しむために、時期をずらして育てているということは行われていないようですので、見頃期間は1週間ほどしかなく、訪れるタイミングがなかなか掴みづらい面もございます。
しかしながら、後ろに比良山を望む景観が美しく、多くの写真愛好家の間で人気のひまわりスポットとなっております。
開花期間が短いことと、比良山の美しい風景を望むには、良く晴れた日でないとならないため、お天気の見極めも重要かと思われます。
因みに、少々話題がずれてしまいますが、「第1」なぎさ公園という事は、「第2」なぎさ公園もあるの?と思われる方もいらっしゃるかと思われますが、500mほど離れた湖畔に第2なぎさ公園もあります。
第2なぎさ公園の方は、ひまわりは咲いておりませんが、300mほどの遊泳区間があり、夏になりますと湖岸で水遊びを楽しむことができるようになっております。
また、近年注目されております、琵琶湖を一周してサイクリングを楽しむ「ビワイチ」。
その「ビワイチ」のスタートゴールが第2なぎさ公園で、琵琶湖サイクリストの聖地とも言われている公園となっております。

早春の第1なぎさ公園もお勧め 雪山と黄色い菜の花のコラボレーション

夏のひわまりも大変美しくフォトジェニックなスポットとして有名ではありますが、第1なぎさ公園を一躍有名にしたのは、早春の菜の花。
第1なぎさ公園の早春に楽しむことができる菜の花は、「寒咲花菜(カンザキハナナ)」という早咲きの菜の花で、例年2月頃に見頃を迎えます。

本数としましては、こちらも12,000本ほどと言われておりますが、後ろに見えます比良山に白い雪がかかっており、雪山と黄色い菜の花の絶景スポットとしまして、全国的にも有名な撮影スポットとして見頃の時期には多くの人で賑わいます。
夏のひまわりも、早春の菜の花も、その美しい景観から、良く晴れたお天気の良い日に訪れたい絶景スポットとなっております。

第1なぎさ公園 アクセスと駐車場

第1なぎさ公園へのアクセスは、公共交通機関では、JR東海道本線守山駅よりバスにて「第1なぎさ公園」バス停下車すぐとなっております。
自家用車では、名神高速栗東インターより40分ほどとなっております。
滋賀県守山市今浜町地先
住所が番地まで細かく設定されておりませんので、ナビ設定をされる際は、お隣の琵琶湖アーバンリゾートさん(滋賀県守山市今浜町2620-100付近)で目的地設定をしておけば宜しいかと思われます。
普通車が停められる無料駐車場がありますが、人気スポットとなっているため、週末などは時間帯によっては満車となっていることもあるようですので、満車の際は、近くのみさき公園の有料駐車場を利用するなどご検討をお願いいたします。
また、第1なぎさ公園の入口付近は、交通量のある道路で、ちょうど緩いカーブになっておりますので、急な減速や急な右左折は控えるようにしましょう。
終わりに
今回は、琵琶湖湖畔に広がるひまわりの絶景スポット第1なぎさ公園をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
こじんまりとした公園ではありますが、その景色の美しさから人気のひまわりスポットとなっております。
また、近くには、一時期「明るい廃墟」などと囁かれ話題となっておりました「ピエリ守山」というショッピングモールが近年リニューアルオープンしておりますので、ショッピングや食事を楽しんでいかれるのも宜しいかと思われます。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2020.07.13記