色鮮やかな青い海!河津桜の咲く頃に訪れたい千貫門ビーチ 2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 静岡県松崎町

 青い海が印象的な伊豆半島。首都圏からも日帰り圏内のレジャーエリアとしまして人気のエリアとなっておりますが、伊豆半島の観光地の中でも比較的混雑の少ない穴場スポット、千貫門ビーチ。自然のままの海岸で、色鮮やかな透明度の高い青い海は知る人ぞ知る美しい海岸となっております。海食洞のございます高さ30mほどの岩である千貫門は千貫門ビーチのランドマークとなっており、今回は河津桜の咲く早春の千貫門ビーチの風景をご紹介いたします。

 

千貫門ビーチの青い海・ピンクの河津桜

千貫門(せんがんもん)ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso160 F3.5 1/800sec 10mm

 伊豆半島の透明度の高い人気の海と言いますとシュノーケリングスポットとしても有名な南伊豆のヒリゾ浜。

 しかし、ヒリゾ浜は船からでなくてはアクセスできませんので、アクセスが少々大変な部分もあろうかと思われます。

 穏やかなヒリゾ浜とは趣が異なり、荒々しい波が印象的な海岸となりますが、その透明度の高さや色鮮やかな青い海はヒリゾ浜にも負けないくらい美しい海岸となっております千貫門ビーチ。

 千貫門は、世界ジオパークとして認定されております伊豆半島ジオパークのジオサイトのひとつにも数えられ、ビーチから見てとることのできます千貫門から烏帽子山にかけての岩場は、太古の火山活動に伴う地下のマグマの通り道が隆起して地表に現れたものと言われております。

 千貫門ビーチのランドマークである千貫門は、高さが30mほどの大きな岩で、中央部には波に浸食されてできたトンネル「海食洞」がございます。

 千貫門は、「せんがんもん」という読み方となります。

 少々読みづらい名前になろうかと思われますが、もともとは巨大な門のように見えることから、烏帽子山の雲見浅間神社の「浅間門(せんげんもん)」と言われていたようですが、その一方で、観る価値が「千貫文」にも値する、という意味合いから「千貫門」と呼ばれるようになったとも伝えられております。

 色鮮やかな青い海が印象的な千貫門ビーチでございますが、実は夕日の名所でもございます。

 千貫門のバックが赤く染まる幻想的な美しさの夕焼けを楽しむことができますが、千貫門ビーチで夕焼けを楽しみます際には、足場が良くない浜でございますので、暗くなりますと街灯もなく移動が困難となってしまいますので、足元を照らすライトは必須になろうかと思われますので、ご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso200 F13 5sec 18mm

 

千貫門ビーチ遊歩道沿いに咲く河津桜 見頃時期

SIGMA sdQuattroH iso250 F6.3 1/160sec 31mm

 千貫門ビーチのお勧めの季節となりますと、シュノーケリングなどを楽しむ場合にはある程度暖かい時期の方がお勧めかと思われますが、風景を楽しみたいという方にお勧めの季節は、空気の澄んだ冬場の時期がお勧めになろうかと思われます。

 特に、2月の中旬頃から3月上旬頃には、千貫門ビーチにアクセスします遊歩道沿いに河津桜の咲くスポットがございますので、特に河津桜の咲く時期がお勧めになろうかと思われます。

 尚、千貫門遊歩道の河津桜の開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。

 また、伊豆半島の西沿岸部となりますので、撮影目的で訪れます場合は、夕日や夕焼けを狙うのでない場合は、午後からは逆光となってしまいますので、午前中の順光の時間がお勧めの時間帯となろうかと思われます。

 

千貫門ビーチ アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso320 F3.5 1/1000sec 10mm

 千貫門ビーチへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道修善寺駅よりバスにて100分ほどで松崎バスターミナル、更に東海バス松崎バスターミナルより雲見入谷方面行きバスにて19分ほど、「雲見温泉」バス停下車、そこより約1㎞、徒歩15分ほどのアクセスとなります。バス停より小さな川沿いの道を進み、案内表示に従い遊歩道を海岸方面に進みますとビーチにアクセスできるようになっております。

 静岡県賀茂郡松崎町雲見390-2付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより国道136号線経由約90㎞、車で2時間ほどとなります。

 千貫門ビーチ付近に駐車場はなく、上記住所付近の雲見海岸の駐車場を利用することになろうかと思われます。

 雲見海岸駐車場は、雲見大橋の下の海岸沿いに位置しており、国道からは直接出入りできず、一旦脇道に入りまして雲見大橋をくぐって駐車場にアクセスするようになりますので、ご注意のほどお願い申し上げます。

 無料の駐車場となりますが、夏季の海水浴シーズンにつきましては有料となるようでございますので、夏季に訪れます場合には、お出掛け前に関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。

 駐車場より千貫門ビーチまでは、徒歩で20分ほどとなり、川沿いを進み国道を越えてそのまま進みますと、遊歩道にアクセスできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso200 F5.6 1/125sec 18mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、荒々しい海岸と色鮮やかな青い海が印象的な千貫門ビーチの風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 少々アクセスが解りづらい部分はございますが、船に乗り換えることもなくアクセスできますので、気軽に手付かずの自然の美しい海を楽しみたい方にはお勧めのスポットかと思われます。

2024.09.28記