行田古代蓮の里「蓮フェス(行田蓮まつり)」2024年ハスの見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 埼玉県行田市

 梅雨時の風景と申しますとやはり紫陽花。しっとりと咲く情緒あふれる光景が各地で観られますが、その一方で梅雨明けの頃になりますと、美しい大輪を咲かせる蓮の花が各地で見頃を迎えます。今回のカタスミ日記は、ピンクの大輪が美しい古代蓮を楽しむことができます行田古代蓮の里の風景をご紹介いたします。

 

古代蓮を観るなら行田古代蓮の里

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 梅雨のピークの頃から、次第に暑さも増してまいりますが、その頃から美しいピンクの花を咲かせます古代蓮。

 埼玉県行田市には古代蓮を楽しむことができます「古代蓮の里」という公園がございます。

 蓮の花のイメージと申しますと、池に生い茂っている葉っぱの中にポツンポツンと咲いているだけでしょう、というのが蓮に対するイメージの方も多いかと思われます。

 正直なところ行田古代蓮の里は、そのイメージとは少しスケール感が異なるものがございます。東京ドーム約3個分、14haの広大な公園として整備されており、古代蓮は公園の中の東と西の2つの池に咲き誇ります。

 この2つの池は結構な広さの池となっており、池の中に木道も整備され、池の周囲の散策路と共にいろいろな角度から古代蓮を楽しむことができるようになっております。

 蓮の花がちょうど背丈ほどのところで咲いており、拳よりも大きなピンクの大輪を間近で観賞することができ、予想よりも迫力のございます蓮の花を楽しむことができるようになっております。

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 公園のランドマーク的存在の地上50mの高さの古代蓮会館のタワー(9時から16時入場400円、月曜休館、蓮の開花期間中は異なる場合あり)からは、古代蓮の咲いている池を眼下に見渡すこともできるようになっております。

 古代蓮(行田蓮)につきましては、1400年前から3000年前の蓮と言われておりますが、古代蓮の里では地中深く眠っていた種子が、公共施設建設工事の際に偶然出土、自然発芽し、池に開花したものと言われております。

 何とも太古のロマンを感じる逸話でございます。

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行田古代蓮の里 蓮の見頃時期と「蓮まつり」

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 その様な太古のロマンを感じる古代蓮でございますが、その美しいピンクの大輪は神秘的な雰囲気を醸し出し、ゆっくりと時間をかけて観賞したいところでもございます。

 しかしながら、蓮の花は、早朝に花を開き始め、午後からは花を閉じてしまう性質の花となりますので、古代蓮を楽しみたい場合は、朝7時頃から午前9時頃までが、お勧めの時間帯となろうかと思われます。ゆっくり観たいけど、ゆっくり観てると見頃の時間帯を過ぎてしまう、というジレンマに陥ってしまいますが、時間と共に咲き具合が変化してゆきますので、午前中の早めの時間帯に訪れました方が宜しいかと思われます。

 古代蓮(行田蓮)の見頃の時期としましては、例年6月中旬から8月上旬頃までと言われておりますが、7月上旬から中旬頃がピークの時期になろうかと思われます。

 尚、行田古代蓮の里の古代蓮の開花状況につきましては、古代蓮会館さんのInstagramアカウントにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

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 また、例年古代蓮の見頃の時期に合わせまして、蓮まつりが開催されておりましたが、コロナ禍以降は「行田蓮まつり」の開催が見送られている状況となっております。しかしながら、2024年につきましては、蓮の開花期を盛り上げるために「蓮フェス」が開催される予定となっております。

 2024年の「蓮フェス」の開催日としましては、6月29日(土曜日)・30日(日曜日)、7月15日(月祝日)が予定されており、フェス期間中は蓮の花コンサートなどのイベントのほか、縁日コーナーや露店・キッチンカーの出店などが行われる予定となっております。

 ところで、蓮の花と睡蓮の花を混同してしまう人も多いのではないでしょうか。

 いろいろな違いはございますかとは思われますが、睡蓮の花は水面に浮かぶように咲き、蓮の花は水面から高い所に花と葉っぱを付けるのが特徴となっております。また所謂、レンコンは、蓮の花の地下茎となります。

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行田蓮(古代蓮)と合わせて楽しみたい「世界の蓮園」

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 行田古代蓮の里では、古代蓮の咲く蓮池とは別に、駐車場からすぐの場所に「世界の蓮園」が設置されており、約40種類の世界各地の蓮の花も楽しむことができるようになっております。

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 行田蓮と雰囲気は似ておりますが、古代蓮の代表的な品種「大賀蓮」。

 鮮やかなピンクの花が神秘的な大賀蓮は、千葉公園や府中市郷土の森公園などのほか、今や全国各地で楽しむことのできます古代蓮となっております。

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 八重の花が重厚な雰囲気で、花弁が100枚から120枚にもなる「西湖蓮」。

 外側の花弁が薄っすらと緑を帯びておりますのが特徴となっております。

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 淡い色合いで、白、黄色、ピンク色のグラデーションが美しい「舞妃蓮」。

 この他、様々な色、形の蓮の花を楽しむことができますので、飽きることなく蓮の花の観賞を楽しむことができるかと思われます。

 

行田古代蓮の里 アクセスと駐車場

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 古代蓮の里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR高崎線行田駅より市内循環バスの観光拠点循環コースにて「古代蓮の里」バス停下車すぐとなっております。

 また、蓮の花が見頃となります6月下旬から7月末までの土曜日・日曜日・祝日につきましては、例年JR高崎線行田駅より古代蓮の里まで無料シャトルバスも運行されておりますので、気になられます方は関連施設のHPなどにてご確認の程お願い申し上げます。

 埼玉県行田市大字小針2375-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東北道羽生インターより約10㎞、車で20分ほど、もしくは関越道東松山インターより約18㎞、車で40分ほどとなっております。

 大駐車場を完備しておりますが、蓮の花の開花期間中は有料となっております(普通車500円)のでご注意の程お願い申し上げます。尚、駐車場が有料となります時間帯は、早朝5時から14時までとなっております。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、行田市のピンクの大輪が美しい古代蓮の里のハスの咲き誇る風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 蓮の花と申しますと池の外から遠巻きに眺めるイメージを持たれる方も多いかと思われますが、間近に大輪を楽しむことができる公園となっており、思いのほか迫力の蓮の花を楽しむことができるのではないかと思われます。

2024.05.20記