【花だより】2024年4月4日現在　しだれ桜の開花状況　大雄山最乗寺の紅しだれ　アクセスと駐車場　神奈川県南足柄市

2024年4月5日

　季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年4月4日に撮影いたしました大雄山最乗寺のしだれ桜の開花状況をお届けいたします。

大雄山最乗寺　しだれ桜の開花状況

　神奈川県南足柄市に位置しております大雄山最乗寺は、室町時代に創建されました約600年の歴史を誇ります曹洞宗の寺院となっております。

　釈迦牟尼仏をご本尊としております最乗寺でございますが、天狗にまつわる逸話も残っており、寺の守護神として天狗を祀り、境内各所には天狗様の像や奉納された和合下駄が収められており、天狗のパワースポットとしまして有名な寺院となっております。

　また、初夏のあじさい、秋のもみじの紅葉も有名な寺院で、特に紅葉の時期にはたくさんの方が訪れる人気の紅葉スポットとなっております。

　紅葉シーズンと比べますと地味な印象のお花見シーズンでございますが、最乗寺では本堂前に植えられております紅しだれなど本数は多くはございませんが、参道や境内で桜の花も楽しむことができるようになっております。

　今回のカタスミ日記は、2024年4月4日に大雄山最乗寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、しだれ桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

　先ずは参拝者用無料駐車場に車を駐車し、駐車場脇のしだれ桜を撮影。

　本数は多くはございませんが、大雄山最乗寺周辺では本堂前の2本のほかに、駐車場から書院に続いております通路沿いに数本、仁王門脇に2本のしだれ桜とソメイヨシノ、更に仁王門からの脇道沿いにもしだれ桜が纏まって植えられております。

　さて、本堂に参拝を済ませ、しだれ桜を撮影。

　気象条件と時間帯を考慮し、狙い通りの撮影となり、久しぶりに撮影が楽しくて楽しくて、時間も忘れ夢中になってしまいました。

　お寺のシックな堂塔を背景に存在感のございます薄紅色のしだれ桜。

　4月4日現在、最乗寺本堂前の2本のしだれ桜は見頃となっております。

　さて、もう一つの目的の仁王門の桜の撮影に向かいます。

　仁王門周辺には観光用駐車場はございませんので、路上駐車やバス停に迷惑駐車を行わないようご注意の程お願い申し上げます。

　「天狗の小径」（ハイキング道）を通りまして、徒歩で40分ほどでしょうか、仁王門の周辺は看板や標識が目立っており、撮影には不向きな場所ではございますが、少し離れた歩道から望遠で桜の存在感を強調するようなイメージで撮影いたしますと看板や標識がそれほど気にならないかと思われます。

　折角仁王門までやってまいりましたので、駐車場への帰路は少し回り道をいたしまして、大雄町花咲く里山のウォーキングコースを通って帰ります。

　花咲く里山につきましては、大雄町の固有種「大雄紅桜」が有名なエリアでございますが、大雄紅桜につきましては、見頃のピークは超え散り始めてきておりますので、気になられます方はお急ぎになられました方が宜しいかと思われます。

　4月4日現在、大雄紅桜のほかに、チューリップや菜の花、花桃も咲いております。

　ただ、お花見用の臨時駐車場につきましては完全に閉鎖されており、付近に車を駐車するスペースはございませんので、ご注意の程お願い申し上げます。

　2024年4月4日現在の大雄山最乗寺のしだれ桜の開花状況としましては、木によりまして開花状況に差がございますものの、メインとなります本堂前の紅しだれは満開の開花状況で、見頃のピークかと思われます状況となっております。

　大雄山最乗寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅よりバスにて10分ほど、「道了尊」バス停下車後、徒歩にて参道を進み、境内に向かうようになっております。

　神奈川県南足柄市大雄町1157付近

　自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより車で30分ほどとなっております。

　参拝者用の無料の大駐車場が設置されておりますが、駐車場の入口付近の道路が非常に狭くなっておりますので、車の運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。

　今回のカタスミ日記は、2024年4月4日現在の大雄山最乗寺のしだれ桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　非常に存在感のございますしだれ桜で、桜の名所としましてもっと有名になっても良いのではないかと思ってしまうほどの美しいものとなっておりますので、パワースポット巡りと併せて楽しみたいところかと思われます。

2024.04.05記