【花だより】2022年3月20日現在 安行寒桜の開花状況 「坂戸にっさい桜まつり」 北浅羽桜堤公園の桜並木 アクセスと駐車場 埼玉県坂戸市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年3月20日に撮影しました北浅羽桜堤公園の安行寒桜の開花状況をお届けいたします。

 

「坂戸にっさい桜まつり」 北浅羽桜堤公園の安行寒桜 開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/200sec 63mm

 以前よりも随分と注目度が高まってきている感のございます北浅羽桜堤公園の安行寒桜。

 安行寒桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種となっておりますが、大寒桜と言いました方が馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

 別名が大寒桜と言うことではございますが、大寒桜と申しますと伊豆高原の駅前の大寒桜も有名なところかと思われます。

 安行寒桜(大寒桜)は、ソメイヨシノよりも早咲きの桜となり、北浅羽桜堤公園の見頃の時期としましては、例年3月中旬から下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「坂戸にっさい桜まつり」も開催されますが、2022年の桜まつりにつきましては、開催中止となっております。

 北浅羽桜堤公園では、越辺川の右岸1.2㎞に渡り約200本の安行寒桜(大寒桜)が2列に植えられており、枝ぶりの良い木々が多く、桜のトンネルならぬ、桜の張り出す枝の下をくぐって散策するようなお花見になろうかと思われます。

 桜並木の端から端まで散策しましたが、かなり見応えがあると申しますか、どこまで続くのかと思ってしまうような長い並木となっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年3月20日現在の北浅羽桜堤公園の安行寒桜の開花状況を、写真を交えながらお届けしてゆきたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/200sec 18mm

 今回のお花見散策は、三連休の中日ということもございまして混雑が予想されましたので、朝一番の訪問を目指し出発いたしました。

 予想よりも道路が混んでおりませんでしたので、想定よりも早く現地に到着し、日の出時刻の少し前に現地入りとなりました。

 折角でございますので、朝日の昇る瞬間を桜とともに撮影。

 単なる風景とは異なり、桜と朝日のバランスが難しく、早朝から悪戦苦闘となってしまいましたが、朝日に鉄塔を絡めて撮影してみました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/60sec 18mm

 朝日が完全に昇り、青空が見えてまいりました。筆者も何度か訪れたことのございます北浅羽桜堤公園ではございますが、実は青空が観られたのは今回の訪問が初めてとなり、気分も盛り上がってまいります。

 このような並木が1.2㎞ひたすら続いております。

 大人の人の背丈よりも低い場所まで枝が張り出している木も多く、お子様でも間近にピンクの可愛らしい花を楽しむことができるようになっております。

 ピンクの桜と足元の緑と、青空のすがすがしい春の風景の中、気持ちよく散策を楽しむことができるお花見スポットになろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/80sec 54mm

 長い並木には、ベンチも設置されており、春のすがすがしい風景を眺めながらのんびりとした時間を過ごすこともできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/160sec 18mm

 上を見上げますと、覆いかぶさるようにピンクの桜が咲いております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/250sec 24mm

 午後からは下り坂のお天気となってまいりましたが、気持ちの良い青空が広がっております。

 安行寒桜もほぼ満開。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/80sec 63mm

 ゆらゆらと風になびく桜が気持ちよさそうでございましたので一枚。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/125sec 89mm

 北浅羽桜堤公園の桜並木は、中央付近でカーブしておりますので、この様なアングルが撮影では人気となっておりますようでもございます。

 考えられる要素をすべて入れた構図にしてみました。

 ピンクに咲き誇る安行寒桜の張り出す枝、遠くまで続く桜並木、足元の水仙の花、畑の中の鉄塔、遠く秩父方面の山に残る残雪。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/250sec 75mm

 鉄塔を主役に据えて、残雪と桜並木を脇役にして一枚。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/200sec 125mm

 別の場所から桜と残雪を。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/80sec 18mm

 先ほどの写真を撮影しましたのは、こちらの堤の上の舗装路のからとなっております。

 北浅羽桜堤公園では、並木の下を歩くこともできますが、高さのございます堤の上も歩くことができ、上から見渡すように桜並木を楽しむこともできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/400sec 200mm

 2022年3月20日現在の北浅羽桜堤公園の安行寒桜(大寒桜)の開花状況としましては、若干蕾も残ってはおりますが、ほぼ満開、見頃の開花状況となっております。

2024年3月13日現在 最新開花状況

 

北浅羽桜堤公園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/160sec 200mm

 北浅羽桜堤公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、東武東上線北坂戸駅西口より、入西団地行き川越観光バスにて約5分、「今西」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。

 埼玉県坂戸市北浅羽673番地先

 自家用車にてのアクセスにつきましては、関越道坂戸西スマートインターより約2.5㎞、車で10分ほどとなっております。

 尚、桜の見頃時期にはお花見用の無料の臨時駐車場が設置されますが、3月20日は週末であったためか、朝9時前には満車となって駐車場渋滞が発生しておりましたので、週末にお出掛けの際はご注意の程お願い申し上げます。

 駐車場の場所につきましては、坂戸西スマートインター方面から、埼玉県坂戸市長岡50-1の先150m付近の狭い道路を右折(臨時駐車場の立て看板あり)、すぐ左折、のち100mほどで無料臨時駐車場となっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年3月20日現在の北浅羽桜堤公園の安行寒桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

2024年3月13日現在 最新開花状況

 三連休ということもあり、多くの方がお花見に訪れ賑わっておりましたが、1.2㎞にも及ぶ長い並木となり、宴会なしでみなさんのんびりと散策を楽しんでおられ、人は多いが混雑は感じられないお花見散策であったかと思われます。駐車場の確保さえできましたら、ゆっくりとお花見観賞ができるスポットになろうかと思われます。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は、予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.03.21記