中川村渡場のイチョウ並木の紅葉 アルプスを望む長閑な田園地帯に広がる秋の風景 2023年見頃時期と色づき状況、アクセスと駐車場 長野県中川村

 長野県中川村の渡場のイチョウ並木は、長閑な田園地帯に続く並木として人気のスポットとなっております。今回のカタスミ日記は、中川村渡場のイチョウ並木の秋の風景をご紹介いたします。

 

中川村渡場のイチョウ並木 紅葉の見頃時期

SIGMA sdQuattro iso100 F3.2 1/320sec 30mm

 秋になりますと田園の中の美しいイチョウ並木が黄色く色づいてまいります中川村の渡場地区。

 天竜川の近くに広がる田園地帯に続く一本の黄色いイチョウ並木。遠巻きに道路を走っておりましても、一目でそれと解る美しい風景が広がります。

 その長閑で美しい風景は、中川村発足60周年を機に村の魅力を再認識しようと地区の皆さんからの推薦をもとに選定しました「美しい村なかがわ36景」のひとつにも選ばれております。

 中部電力の南向発電所の放水路の用地に1983年(昭和58年)に地域住民により30本ほどのイチョウが植えられ管理されており、知る人ぞ知るイチョウ並木の名所となっております。

 因みに、南向発電所はかつて「電力王」の異名を持ち名を馳せた福澤桃介(福澤諭吉の娘婿)が建設した最後の発電所となっております。

 秋になりますとイチョウが黄色く色づき、地元の方を中心に多くの方で賑わう黄葉スポットとなっております。

 特にイチョウ並木越しに見る中央アルプスの山々の風景も観られ、写真愛好家の間でも人気の撮影スポットとなっております。

SIGMA sdQuattro iso100 F7.1 1/250sec 50mm

 秋が深まってまいりますと、イチョウの葉が落ちて辺りは黄色い絨毯を敷き詰めたような、まさに絵に描いたような風景が広がります。

 のんびりと散策したり、また、銀杏を拾ったり、みなさん思い思いに楽しんでいらっしゃる様子が印象的な地域に愛されるイチョウ並木となっております。

 渡場のイチョウ並木の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月上旬から中旬頃が見頃の時期となっております。

 尚、中川村渡場のイチョウ並木の紅葉の色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattro iso100 F2 1/3200sec 50mm

 

中川村渡場のイチョウ並木 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattro iso100 F3.2 1/1000sec 50mm

 中川村渡場のイチョウ並木へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線伊那大島駅よりタクシーにて10分ほどとなっております。

 長野県上伊那郡中川村葛島1013-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道松川インターより約6㎞、車で15分ほどとなっております。

 並木の北側に10台から15台ほど駐車できそうな無料の駐車場が設置されております。

SIGMA sdQuattro iso100 F3.2 1/640sec 30mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、中川村渡場地区のイチョウ並木の秋の黄葉の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 長閑な田園地帯の美しいイチョウ並木が印象的な渡場のイチョウ並木でございますが、どこのイチョウ並木もそうでございますが、黄葉の時期は少々匂いも強くなってしまっておりますので、イチョウの黄葉を楽しむ際は、マスクなどの着用で匂い対策をすることもお勧めいたします。

2023.09.30記