「信州のもみじ寺」長円寺の紅葉 2022年見頃時期とアクセス、駐車場 長野県茅野市
信州の紅葉と言いますと、白駒池や横谷渓谷、高峰高原や白馬の三段紅葉など自然豊かな紅葉のイメージを持つ方も多いかと思われますが、茅野市には、信州のもみじ寺としまして有名な長円寺があり、紅葉の時期には境内が真っ赤に染まる紅葉の名所となっております。今回のカタスミ日記は、長円寺の真っ赤な紅葉の風景をご紹介いたします。
色鮮やかな紅葉が美しい「信州のもみじ寺」 長円寺
長円寺ってどんな寺院?
今回ご紹介いたします紅葉の美しい「信州のもみじ寺」長円寺は、正しくは清龍山長圓寺と言い、真言宗の寺院となっております。
長閑な田園地帯が広がる地域に位置しております長円寺は、江戸時代の中期(1649年)に創建されました370年ほどの歴史のある寺院となっております。
特に境内の観音池を取り囲むように並ぶ石仏百体観音は、西国三十三番観音霊場、坂東三十三観音霊場、秩父三十四観音霊場のご本尊様を灌頂し、百体すべてにお参りしますと日本三大霊場巡礼と同じ功徳をいただけるという石仏となっております。
長円寺の紅葉の見頃時期
信州のもみじ寺として名を馳せております長円寺でございますが、実際に訪れてみますと、規模こそは大規模と言えるものではないかもしれませんが、とにかくもみじの真っ赤に染まった色合いが美しく、印象的な紅葉スポットとなっております。
実は、筆者が初めて訪れました時は、たまたま通りかかったところに色鮮やかな真っ赤な紅葉が見えましたので、一度は通り過ぎたものの気になってUターンして拝観させていただいた想い出がございます。
恐らく県外の方にはそれほど知名度がある紅葉スポットとは言い難い部分もあろうかと思われますが、近年ではSNSへの写真投稿がきっかけとなり、注目度が急上昇中の紅葉スポットとなり、色鮮やかなもみじの紅葉は一見の価値のある美しさかと思われます。
長円寺の紅葉の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年11月上旬、概ね11月5日頃から10日頃までが見頃の時期となっております。
特に鐘楼門へ続く参道の紅葉のトンネルは見事で、多くの参拝者が思い思いに記念撮影を楽しむスポットとなっております。
また例年、紅葉の見頃の時期には日没より夜21時頃までライトアップも実施しており、昼間の鮮やかな美しさとは異なる妖艶な夜のもみじの色づきも楽しむことができるようになっております。
長円寺 アクセスと駐車場
長円寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線茅野駅より美濃戸口行きバスにて約20分、「長円寺下」バス停下車、徒歩1分ほどとなっております。
長野県茅野市玉川穴山11373付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道諏訪インターより約8.4㎞、車で15分ほどとなっております。
10台ほど駐車できます無料の参拝者用駐車場を完備しておりますが、混雑が予想されます紅葉シーズンには、例年、近くに臨時の駐車スペースが用意されておりますので、現地にて係員の誘導に従っていただきますようお願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、「信州のもみじ寺」長円寺の紅葉の風景をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
たまたま通りがかりに立ち寄らせていただいて以来、その美しさの虜になってしまいました紅葉の名所となります。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.09.04記