【花だより】2022年8月21日現在 コスモス・ダリアの開花状況 黒姫高原の天空のコスモス・ダリア園 アクセスと駐車場 長野県信濃町

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年8月21日に撮影いたしました黒姫高原のコスモスとダリアの開花状況をお届けいたします。

 

黒姫高原 コスモス・ダリアの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso160 F10 1/40sec 89mm

 長野県信濃町に位置しております標高2,053mの黒姫山はその容姿から「信濃富士」とも呼ばれ、また斑尾山、妙高山、戸隠山、飯縄山とともに北信五岳にも数えられております山となっておりますが、その裾野に広がります扇状地には、100万本とも言われておりますコスモス畑が広がるコスモスの名所にもなっております。

 黒姫高原では、コスモスの見頃の時期と前後しまして、ダリアの花も楽しむことができ、1回で2度美味しい、花好きの方にお勧めのスポットとなっております。

 黒姫高原のコスモス・ダリア園は、具体的には冬はスキーゲレンデとなります黒姫高原スノーパークの園内に位置していると言いました方が判りやすいところかも知れません。

 以前は、コスモス・ダリア園を楽しむ為には入場料が必要となっておりましたが、コスモス・ダリア園への入場は2021年より無料化されており、気軽に立ち寄ることのできますコスモス・ダリア園になろうかと思われます。

 黒姫高原のコスモスの見頃の時期としましては、例年8月中旬頃から咲き始め、9月下旬頃まで楽しむことができ、またダリアの花の見頃時期につきましては、例年7月下旬頃から咲き始め、9月下旬、その年の気候によりましては10月頃まで楽しむことができるようになっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年8月21日に黒姫高原を訪れてみましたので、写真を交えながら、コスモスとダリアの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/50sec 24mm

 町営駐車場から階段遊歩道を少しだけ上ってまいりますとコスモス畑の広がるゲレンデに直行できるようになっております。

 ゲレンデに上がってまいりますと、すぐにパノラマリフト(有料)の乗り場があり、コスモス畑を上から見渡すことのできる空中散歩を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/100sec 18mm

 入場して正面方向(西方面)がコスモス畑の広がるゲレンデ斜面となっておりますが、向かって左手(南方向)には、思いがけずひまわりが咲いております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/40sec 106mm

 若干、俯き加減の花が散見されますので、見頃後半になろうかと思われますが、ひまわり畑の中に通路が設けられており、大人の人の背丈ほどのひまわりに囲まれた中を散策することもできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/60sec 89mm

 さて、目的のコスモスでございますが、2022年8月21日現在の黒姫高原のコスモスの開花状況としましては、2分か3分咲き程度でしょうか、全体的にはまだ咲き始めの状況になろうかと思われます。

 黒姫高原では、センセーションや黄花コスモスを楽しむことができ、高原のそよ風にコスモスがゆらゆらと靡く涼し気な風景が印象的なものとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/60sec 18mm

 こちらは黄花コスモス。

 まだ咲き始めの段階で、一面に広がるコスモスの花という雰囲気ではございませんが、高原から望む見通しの良い眺望は心地よく、のんびりとした時間を過ごすことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/60sec 125mm

 コスモス越しのパノラマリフトと野尻湖。

 日曜日に訪れてみましたが、コスモスが見頃前の為か、混雑は皆無で、開放的な風景を楽しみながらのんびりと散策を楽しむことができました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 28mm

 ゲレンデの斜面を上の方まで上ってまいりますと、天空のダリア園が設けられております。

 この様な風景を楽しむことのできるダリア園は、他にはあまり無いのではないでしょうか。

 ダリア園までは、ゲレンデをひたすら上ってまいりますこととなりますので、有料となってはしまいますが、ダリア園まではパノラマリフトで空中散歩を楽しみながら上り、ダリア園から順に下ってゆき、コスモス畑を通って出入口に戻って行く散策ルートがお勧めではなかろうかと思われます。

 黒姫高原のダリア園では、約50品種2,000株のダリアを楽しむことができ、2022年8月21日現在のダリアの開花状況としましては、若干見頃のピークには至ってはいない印象となっておりますが、咲いております花につきましては見頃の開花状況となっており、個々の大輪を楽しむ分には充分に楽しむことができる開花状況ではないかと思われます。もう少し涼しくなり、一層の花数が増えてまいりますことを期待したいところかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/160sec 33mm

 背後にパノラマリフトを従え、花開く純白の「プリンセス キャサリン」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/125sec 75mm

 大胆な色合いが印象的な「ペパーミント」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/320sec 89mm

 まだ開ききってはいないものの、白い大輪「花銀盤」。

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/100sec 54mm

 形といい、色といい、ダリアとはこういう花をイメージされる方も多いのではないでしょうか。「ラベンダー パーフェクション」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/320sec 63mm

 純白の「キャッツ アテンション」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/320sec 54mm

 なばなの里と申しますと東海地方有数のダリア園もございます。

 爽やかな黄色い大輪「なばなの里」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/60sec 75mm

 ピンクの花弁が大胆に開く「藤里」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/320sec 54mm

 上品な色合いの「銀映」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/80sec 125mm

 鮮やかな色合いが正しく「暖(だん)」。

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/50sec 106mm

 赤と白のコントラストが可愛らしい「ローズマリー」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/100sec 75mm

 絵画のような色合いの「こころ」。

SIGMA sdQuattroH iso160 F10 1/80sec 63mm

 ちょうどダリア園の一番上方にパノラマリフトの山頂側乗り場がございますが、乗り場の南側には、幸せを呼ぶ鐘「ハピネスベル」も設置されております。

 鐘の前のコスモス畑は開花は進んではいない状況となっておりますが、野尻湖を望む眺望の良さは幸運を運んできてくれそうな気もいたします。

 2022年8月21日現在の黒姫高原のコスモスの開花状況としましては、2分から3分咲き程度の開花状況となっており、全体的には咲き始めの状況になろうかと思われます。また、ダリア園のダリアの開花状況につきましては、若干見頃のピークには至ってはいない印象ではございますが、ほぼほぼ見頃で今咲いております花自体は綺麗に花を咲かせております開花状況となっております。

 

黒姫高原 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/200sec 63mm

 黒姫高原へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、しなの鉄道北しなの線黒姫駅からバスにて「黒姫高原」バス停下車となっております。

 長野県上水内郡信濃町大字野尻3807付近(黒姫高原スノーパーク内)

 自家用車にてのアクセスにつきましては、上信越道信濃町インターより約5㎞、車で10分ほどとなっております。

 黒姫高原のコスモス畑は、黒姫高原スノーパークの敷地内となりますので、ナビ設定をされる場合は、黒姫高原スノーパークを目的地に設定いたしますと迷うことなく向かうことができるかと思われます。

 普通車が800台駐車可能な町営無料大駐車場も完備しておりますが、観秋桜会期間中につきましては駐車場が有料となってしまいますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 コスモス園、ダリア園への入園料は2021年より無料となっております。

 また黒姫高原スノーパークの2022年のグリーンシーズンの営業は、7月16日(土曜日)より10月10日(月曜日・祝日)まで、朝10時より夕方16時までの営業となり、火曜日・水曜日は定休日となっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年8月21日現在の黒姫高原のコスモスとダリアの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.08.23記