【花だより】2022年12月13日現在 アイスチューリップの開花状況 花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」 アクセスと駐車場 神奈川県平塚市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年12月13日に撮影いたしました花菜ガーデンのアイスチューリップの開花状況をお届けいたします。

 

花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」 アイスチューリップの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/80sec 28mm

 神奈川県平塚市に位置しております花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」は、「フラワーゾーン」、「アグリゾーン」、「めぐみの研究棟ゾーン」の3つのエリアから成ります季節の花の観賞や、田植えや稲刈りなどの農業体験、農業や園芸などの知識を学ぶこともできます県立の複合施設となっております。

 中でも関東有数の品種数、約1,300品種を植栽しておりますバラ園は有名なところで、バラシーズンには多くの方が訪れます人気のスポットとなっております。

 秋バラの見頃のピークは既に過ぎ去ってしまっておりますが、花菜ガーデンでは、2014年よりクリスマスシーズンを前にアイスチューリップを楽しむことができるようになっております。

 アイスチューリップとは、チューリップの球根を冷蔵し、時期をずらして冬に開花させたチューリップの事で、比較的開花期間が長くなります特徴を持ったチューリップとなります。

 花菜ガーデンのアイスチューリップは、園内の「花菜ガルテン」付近を中心に約7,000本が育てられ、アイスチューリップの見頃の時期としましては、例年12月上旬から20日ごろまでが見頃の時期となっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年12月13日に花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」を訪れてみましたので、写真を交えながら、アイスチューリップの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

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 1回500円の駐車場に車を駐車し、園内に向かいます。

 花菜ガーデンは通常時の入場料が550円、春バラのハイシーズンとなります5月につきましては900円、花の少なくなります時期の1月は200円となり、おひとり様で車で通常時に訪れました場合には、入場料と駐車場代で1,050円が必要となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 正直なところを申し上げますと、費用の割りには、という思いが頭の片隅に残っており、花菜ガーデンにはなかなか足を向けることはございませんでした。

 アイスチューリップの為だけに1,050円払う事に対しましては、正直お勧めはしづらい状況になろうかと思われますが、今回、チケット売り場で筆者が購入しましたチケットは、年間パスポート。

 年間パスポートは、大人1名2,400円で1年間有効、金額だけ見ますとお得感はそれほど感じられるものではございませんが、年間パスポート利用時は、駐車場が無料となりますので、例えばアイスチューリップの今の時期と春バラの見頃の時期(5月)に訪れますと、元が取れる計算となり、そのほか秋バラの時期など回数を重ねます毎にお得感が増すパスポートとなっておりますので、1回限りの入場チケットよりも年間パスポートの方がお勧めになろうかと思われます。

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 さて、エントランスより入場し、お土産物ショップや食事処のございます「きらめきモール」では、クリスマス装飾が施され、クリスマス気分を盛り上げてくれております。

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 園内のあちこちでは山茶花の花が見頃を迎えており、ピンクや白い花をたくさん咲かせております。

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 アイスチューリップの場所を事前に確認しておりませんでしたので、取り敢えずバラ園の方から時計回りに園内を散策してまいります。

 バラ園のバラにつきましては、思いのほかたくさんの花がまだ残ってはおりましたが、綺麗な状態の花は数少なく、名残のバラの花となってしまっております。

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 バラ園の東側にも山茶花が纏まって植えられておりますポイントがあり、背丈ほどの高さまでびっしりと花を咲かせておりますので、記念撮影やポートレートに向いているのではないかと思われます。

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 さらに東側に進みますと、尾根見の池がございまして、池の周りにラクウショウの木が植えられております。

 ラクウショウは一見しますとメタセコイアそっくりの木となっており、ラクウショウは呼吸根があることや、葉の生え方がメタセコイアとは異なるようではございますが、筆者には区別することは難しいところとなっております。

 ラクウショウは水辺を好み、水面から幹が生えている幻想的な風景が観られます篠栗九大の森(ラクウショウの森)や春日井都市緑化植物園などが有名なスポットになろうかと思われます。

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 紅葉しておりますラクウショウの葉。

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 尾根見の池から更に時計回りに進んでまりますと、「チャペックの家と庭」(休憩所)がございまして、裏手の「花菜ガルテン」付近がアイスチューリップの咲いておりますエリアとなっております。

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 チューリップ畑と呼ぶほどには広くはございませんが、花壇には黄色、白、ピンク、オレンジ、紫など色とりどりのチューリップが咲いております。

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 可愛らしい八重のチューリップも咲いております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F5.6 1/100sec 28mm

 2022年12月13日現在の花菜ガーデンのアイスチューリップの開花状況としましては、ほぼ満開の開花状況となっており、見頃のピークに入っております状況になろうかと思われます。

2022年12月20日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

 

花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」 アクセスと駐車場

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 花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線平塚駅北口8番バス乗り場より秦野駅行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約20分、「平塚養護学校前」バス停下車、徒歩5分ほどとなっております。

 神奈川県平塚市寺田縄496-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路平塚インターより約1.3㎞、車で数分となっております。

 駐車場料金は1回500円となっておりますが、年間パスポートを利用の際は無料となっております。

 開園時間、入場料は共に季節変動がございますので、今回はアイスチューリップの観られます12月をご参考まで記載しておきたいと思います。

 12月開園時間は朝9時より16時までとなっており、水曜日が休園日となっております(祝日の場合は翌日)。

 12月入場料につきましては、大人550円、年間パスポートは1年間有効で2,400円(普通車駐車場無料)となっております。

 尚、アイスチューリップの観られます場所につきましては、「チャペックの家と庭」(休憩所)裏手の「花菜ガルテン」付近となっており、エントランスから入場しまして、「きらめきモール」を真っ直ぐ進み、その延長線上に位置しております。上の写真は「きらめきモール」の端から撮影しましたものとなっておりますが、写真中央奥に写っております建物が「チャペックの家と庭」の建物となっており、その奥にアイスチューリップの花壇がございます。

 今回のカタスミ日記は、2022年12月13日現在の花菜ガーデンのアイスチューリップの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでようか。

2022年12月20日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.12.14記