【花だより】2023年1月30日現在 椿寒桜の開花状況 宇久須神社(うぐすじんじゃ) アクセスと駐車場 静岡県西伊豆町

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年1月30日に撮影いたしました宇久須神社の椿寒桜の開花状況をお届けいたします。

 

宇久須神社 椿寒桜の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/100sec 46mm

 静岡県西伊豆町に鎮座いたします宇久須神社は、積羽八重事代主命をご祭神とします神社となっております。

 かつては神社の境内に大きなクスノキがあり、宇久須の地名は大楠(オオクス)が訛って「ウグス」となったとも伝えられております。

 その様な宇久須神社でございますが、椿寒桜という珍しい品種の桜が境内に植えられており、一足早いお花見を楽しむことができるようになっております。

 椿寒桜はカンヒザクラ(一説にはカンザクラ)とシナミザクラの自然交雑種と言われ、愛媛県松山市の伊予豆比古命神社に原木が存在し、一般的に2月から3月頃が見頃の時期と言われております。

 しかしながら、伊豆の温暖な気候のためか宇久須神社の椿寒桜は若干早く、1月中旬から2月上旬頃が見頃の時期となっております。

 兼ねてより噂は聞いておりましたので、一度椿寒桜を観てみたいと思っておりましたが、今回土肥桜のお花見を楽しみました際に、足を延ばし宇久須神社へも参拝、拝観をしてまいりました。

 今回のカタスミ日記は、2023年1月30日に宇久須神社を訪れてみましたので、写真を交えながら、椿寒桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/100sec 18mm

 宇久須神社には整備された駐車場は存在いたしませんが、こちらの赤い鳥居側から境内に車を乗り入れ駐車可能となっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/160sec 46mm

 写真後方が本殿となり、本殿の右手に椿寒桜が2本植えられております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/80sec 18mm

 椿寒桜は、境内に植えられておりますが、道路側から観賞した方が良く見えますかと思われますので、仁科峠宇久須線(県道410号線)の歩道から観賞いたします。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/80sec 33mm

 2本だけではございますが、意外とボリューミーで、本殿を背景に絵になる構図の撮影も可能かと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F6.3 1/250sec 46mm

 椿寒桜は淡いピンクの花となっており、カンヒザクラとシナミザクラから作出されました「春めき桜」と似たような色合いの花となっておりますが、春めき桜よりも小さな花となっておりますので、カンヒザクラではなくカンザクラが親との一説もあながち嘘ではないのかとも感じられますところとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/100sec 39mm

 2023年1月30日現在の宇久須神社の椿寒桜の開花状況としましては、6分から7分咲き程度の開花状況かと思われ、ほぼ見頃の状況となっております。

 

宇久須神社 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/80sec 18mm

 宇久須神社へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅より松崎行き東海バスにて約72分、「黄金崎クリスタルパーク」バス停乗り換え、神田行き東海バスにて約6分、「宇久須神社」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須1269-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約70㎞、車で2時間ほどとなっております。

 神社に駐車場はございませんが、県道410号線から1本入りました脇道側の赤い鳥居から境内へ乗り入れ駐車可能となっておりますので、路上駐車はお控えいただきますようお願い申し上げます(交差点付近で危険です)。

 今回のカタスミ日記は、2023年1月30日現在の宇久須神社の椿寒桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2023.02.01記