紅白の彼岸花が美しい泉の森の曼殊沙華 2024年見頃時期と開花状況･アクセスと駐車場神奈川県大和市

2024年10月2日

　お彼岸の時期が近づいてまいりますと各地で彼岸花が咲き始めます。神奈川県大和市の自然豊かな公園「泉の森」では、公園の斜面に紅白の彼岸花が咲き競います。今回のカタスミ日記は、泉の森の彼岸花の咲く風景をご紹介いたします。

「泉の森」ってどんなところ？

　神奈川県大和市の東名高速や国道246号線からほど近い場所に位置しております「泉の森」は、引地川の水源地を中心として、貯水池の機能も有し、約42haの広大な敷地を誇る自然豊かな公園となっております。

　泉の森では約900種類の植物と、カワセミをはじめ約50種類の野鳥を観ることができる公園となっており、大きな望遠レンズを持参して撮影を楽しむ写真愛好家のみなさんもお見掛けする人気の撮影スポットとなっております。

　園内には、自然観察センターをはじめ、ふれあいキャンプ場や郷土民家園、水車小屋、湿生植物園、また泉の森のランドマーク、緑のかけ橋などが設置されております。

　こちらが引地川の水源地。

　水源地の前にはその旨の碑が建てられておりますが、水源地自体はフェンスに囲まれており、間近に水源の確認はすることができないようになっております。

　水源地からすぐの下流にて。

　生い茂る緑の中を静かに流れております。

　国道246号線と東名高速という大動脈の傍に位置しておりますので車の行きかう音は聞こえてまいりますが、その様な場所でありながらこれほどの緑を楽しむことができます場所は貴重なところではないかと思われます。

　泉の森の彼岸花を楽しむことができますエリアは、引地川の水源地とは反対側（南方面）に位置しております東名高速寄りの場所となっております。

　具体的には、「くらやみ坂」の近くとなっており、「くらやみ坂の彼岸花」として呼ばれたりする場合もございます彼岸花の群生地となっておりますが、「くらやみ坂」東側の引地川沿いの斜面、約400㎡が彼岸花の群生地となっております。

　若干、密度感の薄い群生地とはなっておりますが、通路沿いの斜面に彼岸花が咲き競っております。

　泉の森の彼岸花は、通常の赤い曼殊沙華の他に、白い花を咲かせます白曼殊沙華も咲いており、紅白の彼岸花を楽しむことができるようになっております。

　泉の森の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から下旬頃が見頃の時期となっており、神奈川県内の穴場的彼岸花スポットとしまして知る人ぞ知る彼岸花スポットとなっております。

　因みに、例年、赤い彼岸花よりも白い彼岸花の方が若干早く見頃を迎えますことが多くなっているようでもございますので、赤か白か狙いを定めましてタイミングを見計らいますと宜しいかと思われます。

　泉の森の彼岸花の開花状況につきましては、大和市スポーツ・よか・みどり財団情報サイト「やまとナビ」HP内の「泉の森」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方は、ご確認の程お願い申し上げます。

　泉の森へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、相鉄線相模大塚駅より徒歩にて15分ほどとなっております。

　神奈川県大和市上草柳1728付近

　自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速綾瀬スマートインターより約4.8㎞、車で15分ほどとなっております。

　駐車場につきましては、無料となりますが、駐車場開門時間が朝9時より17時までとなっており（6月から9月は19時まで）、また駐車場の周辺道路は狭小な道路となっておりますので、車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。

　上記住所につきましては、公園の管理棟等が近い第1駐車場付近となりますが、初めての方は若干判りづらい部分もあろうかと思われますので、初めての方は、郷土民家園近くの第2駐車場（神奈川県大和市上草柳629-1付近）のご利用もお勧めとなっております。

　今回のカタスミ日記は、赤と白の彼岸花が美しい大和市の泉の森の彼岸花の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　豊かな緑の中で散策を楽しみながら、彼岸花の観賞をしてみてはいかがでしょうか。

2024.08.27記