【花だより】2023年1月7日現在 水仙の開花状況 「下田市爪木崎水仙まつり」 爪木崎のスイセン群生地 アクセスと駐車場 静岡県下田市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年1月7日に撮影いたしました伊豆下田は爪木崎の水仙の開花状況をお届けいたします。
「下田市爪木崎水仙まつり」爪木崎のスイセン 開花状況
伊豆半島南端部の下田市須崎半島の先端部に位置しております爪木崎は、伊豆半島ジオサイトにも登録されております景勝地となり、半島の西側では柱状節理の俵磯など荒々しい景観を楽しむことができます一方で、東側の海岸では入り江状の穏やかな透き通る海が印象的な海岸となっております。
爪木崎では、300万本とも言われております野水仙が群生し、冬の寒さの厳しい季節にコバルトブルーの海を背景に白い水仙が一面に咲き誇ります伊豆半島随一の水仙の名所となっております。
爪木崎の水仙の見頃の時期としましては、例年12月下旬から1月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、「水仙まつり」も開催されております。
2022年の「下田市爪木崎水仙まつり」の開催期間としましては、12月20日(火曜日)から2023年1月31日(火曜日)までの開催期間となっており、まつり期間中は飲食等の露店の出店や水仙まつりインスタグラムフォトコンテストなどが行われる予定となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年1月7日に爪木崎を訪れてみましたので、写真を交えながら、水仙の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
雪交じりの雨が降るかもという生憎の天気予報となっておりましたので、半ば諦めておりましたが、予想より早く雨が上がりましたため、少し早めに現地に訪れ、朝焼けの撮影に挑戦いたしました。
半島の先端に設置されております爪木崎灯台は、日本財団と一般社団法人日本ロマンチスト協会により「恋する灯台」に認定されております。
高さが38mの白亜の灯台はコバルトブルーの海に良く映え、美しい爪木崎の風景を代表するものとなっておりますが、駐車場や散策路から南東方向に灯台が建っておりますので、特に冬場は朝焼けが期待できますロケーションになろうかと思われます。
ハートのオブジェと朝焼けの灯台。
「恋する灯台プロジェクト」のポスターに採用していただきたいロマンチックな一枚が撮影できました。
さて、本題の水仙の開花状況でございますが、全体的には見頃の状況に入っていると言いましても宜しいかと思われます状況となっております。
エリアによりまして、開花状況に差がございますが、斜面側は見頃の開花状況で甘い香りが辺りを包み込んでおりますが、海辺側につきましては、前回訪問時よりも開花が進み、5分咲き程度の開花状況でしょうか、花の綺麗な状態を楽しみたい場合ですと見頃と言いましても過言ではないかと思われます状況となっております。
ハートのオブジェの裏側の高台から群生地の全体を見渡します。
前回訪問時よりも明らかに白い絨毯が広がっておりますのがお判りいただけますでしょうか。
同じく高台からアングルを変えまして海側を撮影。
因みにこのハートのオブジェの裏手の高台につきましては、柵なども設けられていない高台となっておりますので、あくまでも自己責任という事をご理解の上でお楽しみいただけましたらと思われます。特に撮影目的で早朝に訪れます場合には注意が必要で、早朝は霜が降りて足元が滑ってしまいますので、大事故に繋がらないよう充分にご注意の程お願い申し上げます。
爪木崎の水仙と申しますと、やはり「白い水仙」・「赤いアロエの花」・「青い海」の三点セットは外せないところかと思われますので、良く晴れた日に訪れたいところかと思われます。
2023年1月7日現在の爪木崎の水仙の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては7分か8分咲き程度の開花状況でしょうか、見頃と言いましても宜しいかと思われます開花状況となっております。
「下田市爪木崎水仙まつり」爪木崎 アクセスと駐車場
爪木崎へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆急下田駅より爪木崎行きバスにて15分ほど、終点「爪木崎」バス停下車、すぐとなっております。
静岡県下田市須崎1237付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約83㎞、車で2時間ほどとなっており、伊豆の南端部に位置しております下田市街地からは車で10分ほどとなっております。
また水仙の群生地にほど近い場所に有料駐車場が設置されており、駐車料金は500円となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年1月7日現在の爪木崎の水仙の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.01.07記