【花だより】2024年6月7日現在 紫陽花の開花状況 沼津の「あじさい寺」大日山照江寺 アクセスと駐車場 静岡県沼津市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年6月7日に撮影いたしました大日山照江寺のあじさいの開花状況をお届けいたします。
大日山照江寺 あじさいの開花状況
静岡県沼津市に位置しております大日山照江寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で、聖観世音菩薩をご本尊とし、1597年(慶長2年)に岡田相善により創建された寺院となっております。
江戸時代、1854年(嘉永7年)に下田に停泊中のロシア船ディアナ号が地震で大破し、修理のため戸田港へ向かった際に、ロシア提督プチャーチン一行が宿泊しました古刹で、江浦湾を望む境内には所狭しと紫陽花が植えられ、沼津の「あじさい寺」としまして親しまれております。
照江寺では、50年ほど前から紫陽花を植えはじめ、400株とも言われております紫陽花がしっとりと境内に彩りを与えております。
照江寺のあじさいの見頃の時期としましては、5月下旬から6月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には地元の方を中心にたくさんの方が訪れる人気の紫陽花スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2024年6月7日に大日山照江寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、あじさいの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
国道沿いの参拝者用駐車場から階段を上ってゆきますと、大日堂とあじさい園に向かうことができるようになっております。
階段の途中には、樹齢500年と言われます大楠もございますので、併せて拝観しておきたいところかと思われます。
照江寺の高台にございます展望台からは、あじさい越しに江浦湾を望むことができるようになっております。
晴れておりましたら、青い空と青い海で非常に美しい風景を楽しむことができる展望台でございますが、お天気ばかりはどうしようもございません。
照江寺では、石仏や石の彫刻などが多数据え付けられており、寺院らしい雰囲気の中で紫陽花観賞を楽しむことができるようになっております。
素敵な雰囲気の石仏をもう一枚。
2024年6月7日現在の大日山照江寺のあじさいの開花状況としましては、全体的に花数が多く見頃の開花状況となっておりますが、若干見頃のピークは超えつつございます雰囲気も感じられますことから、気になられます方はお急ぎになられました方が宜しいかと思われます。
沼津の「あじさい寺」大日山照江寺 アクセスと駐車場
大日山照江寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線沼津駅南口より伊豆長岡駅行き伊豆箱根バス、もしくは木負・江梨・大瀬崎行き東海バスにて約20分、「江の浦西口」バス停下車、徒歩1分ほどとなっております。
静岡県沼津市江浦70付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約13㎞、車で30分ほどとなっております。
駐車場につきましては、照江寺前の国道414号線沿いに参拝者用の無料の駐車場が設置されております。
今回のカタスミ日記は、2024年6月7日現在の大日山照江寺のあじさいの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
境内からの眺望の美しい寺院でございますので、良く晴れたお天気の日に訪れたいところかと思われます。
2024.06.09記