鳥屋の福寿草 2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県相模原市
春の訪れとともに各地で咲き始める福寿草。神奈川県相模原市の鳥屋地区には福寿草の群生地があり、黄色い可憐な花を観賞することができるようになっております。今回のカタスミ日記は、鳥屋地区の福寿草の咲く風景をご紹介いたします。
福寿草ってどんな花?
みなさんは春の訪れを告げる花としましては、何を思い浮かべますでしょうか。
梅の花を思い浮かべます方もいれば、桜を思い浮かべます方もいらっしゃるかと思われます。
「福を招く」という名前から、春を告げる花としまして特別な存在感、立ち位置の「福寿草」。
福寿草は、一般的には春先に暖かくなってまいります時期に開花します花でございますが、福を招く縁起物としまして新年を祝う花としましても重宝され、「元日草」や「朔日草(ついたちそう)」などとも呼ばれ親しまれております。
福寿草は、北海道から本州に広く分布し、春を迎えますと5㎝ほどの黄色い花を咲かせるキンポウゲ科の多年草となっております。
福寿草の名所としましては、福島県喜多方市の「沼ノ平の福寿草」や長野県長野市の「七二会小坂の福寿草」、群馬県下仁田市の「あぶだ福寿草の里」などが有名なところとなっておりますが、神奈川県内では相模原市南区の鳥屋地区でも福寿草の群生を楽しむことができるようになっております。
相模原市鳥屋地区 福寿草の見頃時期
神奈川県相模原市南区の鳥屋地域センター近くに福寿草の群生地が2か所ございまして、「鳥屋の福寿草」と呼ばれ親しまれております。
地域センターからすぐの場所に「宮之前の福寿草」、少し西側に「道場の福寿草」の2つの群生地がございまして、私有地ではございますが、福寿草の咲く季節には無料で観覧できるようになっております。
特に「宮之前の福寿草」は、赤い鳥居の前に福寿草が咲き、アクセスの良さもございまして人気のエリアとなっております。
鳥屋の福寿草の見頃の時期としましては、例年2月中旬から3月中旬頃が見頃の時期となっており、私有地でございますので賑やかな祭りなどはございませんが、知る人ぞ知る福寿草の名所となっております。
福寿草は木漏れ日などのやさしい日の光を好みますことから、お昼前頃から15時頃までがお勧めの時間帯となっております。
尚、鳥屋の福寿草の開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
鳥屋の福寿草 アクセスと駐車場
鳥屋の福寿草群生地へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR横浜線・相模線、京王相模原線橋本駅北口より、鳥居原ふれあいの館行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約40分、「鳥屋郵便局前」下車、徒歩3分ほどとなっております。
神奈川県相模原市緑区鳥屋1064付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道相模原インターより約8.8㎞、車で15分ほどとなっております。
上記住所の相模原市立鳥屋地域センター向かいにJA神奈川つくい鳥屋(倉庫)がございまして、JA前のスペース、もしくは東隣りの福寿草臨時駐車場(無料)に駐車することができるようになっております。
JAに散策マップが置かれ、JAのすぐ裏手が宮之前の福寿草の群生地となっております。
尚、トイレにつきましては、開庁時のみ地域センターのトイレが利用可能とされております。
また、宮ヶ瀬湖畔の鳥居原ふれあいの館からも徒歩圏内となっており、概ね20分から30分ほどで群生地まで歩いて向かうこともできるようになっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、相模原市鳥屋の福寿草群生地の春の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
穏やかな気候とともに福を招く福寿草の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2025.03.28記

