【花だより】2023年3月27日現在 ソメイヨシノの開花状況 那賀川堤の桜並木 アクセスと駐車場 静岡県松崎町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年3月27日に撮影いたしました那賀川堤の桜の開花状況をお届けいたします。
伊豆松崎 那賀川堤の桜並木 開花状況
静岡県松崎町は、なまこ壁のレトロな街並みが美しい人気の観光地となっておりますが、松崎町を流れております那賀川沿いでは、春を迎えますと桜が咲き誇りますお花見の名所にもなっております。
もともとは昭和30年代に種を蒔いて育てたヤマザクラの苗木を地域の方が建久寺橋から下流500mの間に100本植えられたのが始まりと言われ、その後、ソメイヨシノを捕植し、現在では大沢温泉から那賀川河口までの県道15号線(下田松崎線)沿いに約6㎞、1,200本とも言われます桜並木が続いております。
那賀川堤の桜並木の見頃の時期としましては、例年3月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、特に桜まつりという形ではございませんが、見頃の時期に合わせまして、夜桜ライトアップなども行われております。
2023年の夜桜ライトアップにつきましては、3月25日(土曜日)から4月10日(月曜日)の18時30分より21時までが予定されており、昼間とは異なる艶やかな雰囲気のお花見も楽しむことができるようになっております。
今回のカタスミ日記は、2023年3月27日に伊豆の那賀川を訪れてみましたので、写真を交えながら、桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
県道15号線那賀バイパス沿いに桜並木が続き、特に宮の前橋から南郷橋付近までは歩道も敷設されておりますので、交通量の多い道路ではございますがお花見散策を安全に楽しむことができるかと思われます。
ただ臨時駐車場につきましては、特に週末は駐車場の混雑も予想されますのでご注意の程お願い申し上げます。
那賀川沿いの桜並木と申しますと、どうしてもバイパス側の桜並木の印象が強くなってしまいますが、宮の前橋から南郷橋の間のエリアでは、那賀川の両岸に桜並木が続いており、徒歩で散策を楽しみます場合でございますと左岸(南側)の並木の静かな雰囲気の中でのお花見も捨てがたいところかと思われます。
左岸では、桜のトンネルや密度感のございます並木も楽しむことができ、宮の前橋から南郷橋までは道は続きますが、一部南郷歩道と呼ばれますエリアだけはハイキングコースさながらの遊歩道となっておりますので、歩きやすい靴で訪れますことをお勧めいたします。
松崎町の那賀川堤の桜並木の見どころとしましては、河川敷の緑と黄色い菜の花と桜並木のコントラストが美しく、のどかな風景が大きな見どころとなっております。
また那賀川は川幅の狭い河川ではございませんが、緩やかに蛇行しておりますので、アングルを工夫致しますと両側の桜並木を構図に入れることもでき、単調な風景にならないところから、記念撮影や風景写真なども楽しんでいただけるのではないかと思われます。
那賀川の桜並木は、道路側よりも河川敷側から望む方が美しいお花見スポットとなっておりますので、那賀川に架かっております橋の上からのお花見も忘れずに楽しみたいところかと思われます。
2023年3月27日現在の那賀川堤の桜並木の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体的に見頃の開花状況となっており、臨時駐車場から上流の南郷橋付近では満開の開花状況、臨時駐車場から下流の宮の前橋付近では7分から8分咲き程度の開花状況、満開まであと一歩の状況になろうかと思われます。
伊豆松崎 那賀川堤の桜並木 アクセスと駐車場
那賀川沿いの桜並木へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆急下田駅より堂ヶ島、もしくは宇久須行き東海バスにて約47分、「伏倉橋」バス停下車、すぐとなっております。
静岡県賀茂郡松崎町那賀171付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約80㎞、車で2時間30分ほどとなっております。
上記住所付近に設けられます「田んぼをつかった花畑」の臨時駐車場がお花見用の臨時駐車場としましても共用され無料で駐車することができるようになっておりますが、「田んぼをつかった花畑」への入場につきましては別途協力金が必要となりますのでご注意の程お願い申し上げます。
尚、「田んぼをつかった花畑臨時駐車場」につきましては2か所設置され、西伊豆・松崎市街地方面からは、上記住所より50m手前(西隣り)道路左側、下田・蓮台寺方面からは、上記住所より500mほど先(西側)を左折、橋を渡り対岸に臨時駐車場が設置されております(案内表示あり、交通整理員配備)。
今回のカタスミ日記は、2023年3月27日現在の那賀川堤の桜並木の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.03.28記