マキノ高原 メタセコイア並木の紅葉 2023年見頃時期と色づき見頃状況、アクセスと駐車場 滋賀県高島市

 近年ではSNSの影響もございまして映えスポットとしまして全国的な知名度を誇りますマキノ高原のメタセコイア並木。新緑も美しいメタセコイアでございますが、紅葉の時期の美しさには格別のものがございますかと思われます。今回のカタスミ日記は、マキノ高原のメタセコイア並木の紅葉風景をご紹介いたします。

 

マキノ高原ってどんなところ?

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 滋賀県高島市に位置しておりますマキノ高原は、琵琶湖北西部に広がる高原で、キャンプ場やスキー場などのアウトドア施設や温泉施設などが設置されておりますレジャースポットとなっております。

 そのようなマキノ高原でございますが、マキノ高原へのアプローチ道路となります県道287号小荒路牧野沢線沿いの約2.4㎞の区間にメタセコイア並木が続き、野坂山地を背景に高原らしい風景を楽しむことができる並木道としまして、特産品の販売やレストランカフェのございます隣接の観光農業公園「マキノピクニックランド」とともに人気の観光地となっております。

 マキノ高原のメタセコイア並木は、もともとは1981年(昭和56年)に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としまして、約1.8㎞の区間に440本の植栽を行ったのが始まりと言われ、現在では約500本の並木が続いております。

 マキノ高原のメタセコイア並木の紅葉の美しさは格別のものがございますが、水を張った田んぼに写り込む新緑の季節もお勧めのシーズンとなっております。

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マキノ高原 メタセコイア並木の紅葉の見頃時期

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 メタセコイアは、真っ直ぐに空に向かって幹を伸ばす背の高いヒノキ科メタセコイア属の樹木でございますが、和系は「アケボノスギ」となっております。

 メタセコイアは、その化石が1939年(昭和14年)に三木茂博士により発見され、「メタセコイア」と命名されましたが、化石の発見から数年後には中国の奥地で生息が確認され、「生きた化石」とも呼ばれております。

 現在では、日本各地でメタセコイアを楽しむことができますが、全国的な知名度はやはり滋賀県高島市のマキノ高原が群を抜いておりますが、関東近辺では埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園や埼玉県川越市の川越水上公園、東京都葛飾区の水元公園、神奈川県相模原市の相模原公園などでもメタセコイアを楽しむことができるようになっております。

 マキノ高原のメタセコイア並木の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、金色に輝く紅葉から赤茶色に色が変化してゆきますのもメタセコイアの紅葉の見どころのひとつかと思われます。

 尚、マキノ高原のメタセコイア並木の紅葉の色づき見頃状況につきましては、高島市HP内の「広報 メタセコイア並木の近況を紹介しています」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

2023年11月11日現在 最新見頃状況

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マキノ高原 メタセコイア並木 アクセスと駐車場

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 マキノ高原メタセコイア並木へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR湖西線マキノ駅より高島市コミュニティバスマキノ高原線にて約6分、「マキノピクニックランド」バス停下車、すぐとなっております。

 滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、北陸道木之本インターより約20㎞、車で30分ほどとなっております。

 メタセコイア並木の観光にマキノピクニックランドの無料駐車場が利用可能とされておりますが、紅葉の時期は混雑が予想されますので、近隣に臨時無料駐車場が開設されるようになっております。

2023年11月11日現在 最新見頃状況

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、高原らしい風景を楽しむことができますマキノ高原のメタセコイア並木の紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 人気の紅葉スポットで車の往来もございます道路となりますので、路上駐車や車道に出ての撮影などは控えていただきますようお願い申し上げます。

2023.11.10記