【花だより】2023年9月21日現在 ヒガンバナの開花状況 日向薬師(日向地区)彼岸花の里 アクセスと駐車場 神奈川県伊勢原市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年9月21日に撮影いたしました日向薬師(日向地区)の彼岸花の開花状況をお届けいたします。
「彼岸花の関東三大名所」日向薬師(日向地区)の彼岸花 開花状況
神奈川県伊勢原市に位置しております日向薬師(ひなたやくし)は、716年( 霊亀2年)に行基によって開山されました真言宗の寺院となり、日本三大薬師のひとつにも数えられております。
その様な日向薬師でございますが、日向薬師周辺の日向地区では彼岸花が群生し、のどかな里山風景の中で真っ赤な彼岸花(曼殊沙華)が彩り、彼岸花の里と呼ばれ親しまれております。
日向薬師の彼岸花は、埼玉県日高市の巾着田曼殊沙華公園、神奈川県大和市の常泉寺とともに、「彼岸花の関東三大名所」と言われ、9月中旬から下旬頃の見頃の時期にはたくさんの方が訪れます人気の彼岸花スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2023年9月21日に日向薬師(日向地区)を訪れてみましたので、写真を交えながら、彼岸花の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
尚、日向薬師の彼岸花は、実際には日向薬師の参道入口付近から洗水(あろうず)バス停付近までの広い範囲に群生地が点在しておりますが、今回は天候が良くなかったために予定を変更して洗水地区、藤野地区、高橋地区には行かずに、日向薬師バス停付近の日向地区のみの彼岸花の観賞となってしまっておりますので、ご了承の程お願い申し上げます。
日向薬師バス停裏手の棚田の群生地では、既に稲刈りも行われ藁が干されており、秋の里山風景を楽しむことができるようになっております。
棚田の標高の低いエリア(東側)の彼岸花の開花は若干遅れており、まだ蕾も残っている状況となっております。
散策路を進み、棚田の中央付近では彼岸花が見頃を迎えております。
棚田中央の石垣と彼岸花、干された藁は見どころのひとつにもなっております。
今回の一番の見どころとなっておりましたのは、棚田中央付近、散策路の南側のエリアで、エリアとしましては広くはございませんが、満開の開花状況となっており、なかなかの密度感のございます彼岸花の群生を楽しむことができるようになっております。
さて、東屋やベンチなども設置されております棚田の標高の高いエリア(西側エリア)につきましては、ほぼ満開の開花状況ではございますが、咲き揃わなかったのか既に色褪せてきております株も若干目立ちつつございます状況となっております。
棚田の標高の高いエリアでは、白い曼殊沙華も植えられており、紅白の彼岸花を楽しむこともできるようになっております。
雨が降ってまいりましたので、洗水方面の散策は行わず、今回はこれにて帰路に就くことといたします。
2023年9月21日現在の日向薬師(日向地区)の彼岸花の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございまして、咲き揃わなかった印象となっておりますが、全体としましては見頃の開花状況となっております。
「彼岸花の関東三大名所」日向薬師(日向地区)の彼岸花 アクセスと駐車場
日向薬師の彼岸花へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線伊勢原駅より日向薬師行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約20分、終点「日向薬師」バス停下車、すぐとなっております(日向薬師までは参道を徒歩15分)。
神奈川県伊勢原市日向1672付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名伊勢原大山インターより約3.3㎞、車で10分ほどとなっております。
日向薬師バス停奥に参拝者用駐車場が設置されておりますが、台数に限りがございまして彼岸花の見頃の時期には混雑も予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。
また例年彼岸花が見頃の時期には付近に有料の民間駐車場が設置されますほか、彼岸花観賞用の臨時駐車場が神奈川能力開発センター(裏門側駐車場)に設置されますので、混雑状況に合わせまして臨機応変なご対応をお願い申し上げます。
神奈川能力開発センター
神奈川県伊勢原市日向496付近
今回のカタスミ日記は、2023年9月21日現在の日向薬師(日向地区)の彼岸花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
日向地区の彼岸花の群生は広いエリアに渡っておりますので、お時間に余裕をもってのんびりと散策を楽しみたいところかと思われます。
2023.09.21記