【花だより】2024年5月5日現在 シャガの開花状況 大雄山最乗寺のシャガの群生 アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年5月5日に撮影いたしました大雄山最乗寺のシャガの開花状況をお届けいたします。
大雄山最乗寺 シャガの開花状況
神奈川県南足柄市に位置しております大雄山最乗寺は、室町時代に創建されました約600年の歴史を誇ります曹洞宗の寺院となっております。
釈迦牟尼仏をご本尊としております最乗寺でございますが、天狗にまつわる逸話も残っており、寺の守護神として天狗を祀り、境内各所には天狗様の像や奉納された和合下駄が収められており、天狗のパワースポットとしまして有名な寺院となっております。
また、初夏のあじさい、秋のもみじの紅葉も有名な寺院で、特に紅葉の時期にはたくさんの方が訪れる人気の紅葉スポットとなっております。
初夏のあじさいにつきましては、仁王門から約3㎞に渡り続いております「あじさい参道」を中心に紫陽花の花を楽しむことができるようになっておりますが、紫陽花より一足早く参道沿いではシャガの群生も楽しむことができるようになっております。
シャガは、中国原産の常緑多年草で、湿った森林などに群落を作ることが多いアヤメ科の植物で、花は白地に青い斑点の入った5㎝ほどの可憐な花を咲かせます。
大雄山最乗寺のシャガの見頃の時期としましては、例年4月中旬から5月中旬頃が見頃の時期となっており、あじさい参道沿いの杉林や最乗寺境内で群生するシャガの花を楽しむことができるようになっております。
今回のカタスミ日記は、2024年5月5日に大雄山最乗寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、シャガの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
まずは、参拝者用無料駐車場に車を駐車しますと、駐車場の脇にもシャガの花が咲いております。
駐車場から先ずは三門に向かいます。
今の季節は三門から瑠璃門への参道の新緑が美しく、清々しい気持ちで参拝に向かうことができるかと思われます。
瑠璃門前の大紅葉も美しい新緑の色合いを楽しむことができるようになっております。
本堂下の藤棚の藤につきましては、まだ見頃には至ってはいない印象で、咲き始めの開花状況となっております。
鐘楼前のシャガの群生。
こちらはあまり目立たない場所ではございますが、御供堂横でもシャガの群生を見ることができるようになっております。
境内で一番密度感の高いシャガの群生は、洗心の滝前の御供橋付近の群生で、水辺にしっとりと可憐な花が咲いております。
2024年5月5日現在の大雄山最乗寺のシャガの開花状況としましては、見頃の開花状況となっており、最乗寺境内やあじさい参道沿いで可憐な花を楽しむことができる状況となっております。
大雄山最乗寺 アクセスと駐車場
大雄山最乗寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅よりバスにて10分ほど、「道了尊」バス停下車後、徒歩にて参道を進み、境内に向かうようになっております。
神奈川県南足柄市大雄町1157付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより車で30分ほどとなっております。
参拝者用の無料の大駐車場が設置されておりますが、駐車場の入口付近の道路が非常に狭くなっておりますので、車の運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2024年5月5日現在の大雄山最乗寺のシャガの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
あじさい参道沿いではシャガのたくさんの群生が見られますが、車道沿いが中心となり、車窓からの観賞となりますので、ゆっくりと楽しみたい場合には境内の群生を観賞されます方が宜しいかと思われます。
2024.05.06記