小田原フラワーガーデン「渓流の梅園 梅まつり」2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県小田原市
寒さが厳しい時期になってまいりますと、各地で梅の花が咲き始めてまいります。小田原市の小高い丘陵地に位置しております小田原フラワーガーデンでは、早咲きから遅咲きまで多様な品種の梅を楽しむことのできる「渓流の梅園」が園内に設置されております。今回のカタスミ日記は、小田原フラワーガーデンの渓流の梅園の早春の風景をご紹介いたします。
小田原フラワーガーデン 渓流の梅園 早春の風景
小田原フラワーガーデンってどんなところ?
神奈川県小田原市の小高い丘陵地に位置しております小田原フラワーガーデンは、1995年(平成7年)に開園しました植物園で、ランドマークとなる「トロピカルドーム温室」をはじめ、渓流の梅園や花菖蒲、バラ園など、四季折々の花木を楽しむことのできる植物園となっております。
「植物園」と表現してしまいましたが、実際には「花の咲いているガーデン」と表現した方が適切かとも思われます。
トロピカルドーム温室は入場料が必要となってしまいますが、その他は入場無料で自由に散策することができ、花の咲いている空間を楽しくお散歩することができるようになっております。
トロピカルドーム温室につきましては、近隣の小田原市環境事業センターのゴミ焼却熱を利用した温室となり、入場料200円が必要となりますが、季節を問わず約300種類の熱帯植物を楽しむことができるようになっております。
またトロピカルドーム棟には、展示室やフラワーショップなども併設されており、オリジナルはちみつやバラの新苗なども販売されております。
春と秋の1年に2回楽しむことができますバラ園は、神奈川県西部地域有数のバラ園となっており、見頃の時期にはバラ観賞を楽しむ人で賑わう人気のシーズンにもなっております。
小田原フラワーガーデン 渓流の梅園 見頃時期
小田原フラワーガーデンの梅園は、流れや池が整備された築山式園地となっており、「渓流の梅園」と名づけられております。
小田原市内の観梅と申しますと、関東三大梅林にも数えられております曽我地域の曽我梅林が有名なところとなっておりますが、梅林とは少々雰囲気が異なり、良く整備された庭園風の梅園となっております。
目の前に圧倒的な数の梅の木が乱立するのではなく、比較的箱庭的な美しさを楽しむ梅園となっており、小田原フラワーガーデンでは早咲きから遅咲きまで約300品種500本の梅が植えられ、関東有数の品種数を誇る梅園となり、見頃の時期としましては例年1月下旬から3月上旬頃が見頃の時期となっており、長い期間に渡り観梅を楽しむことができることが特徴となっております。
小田原フラワーガーデン「渓流の梅園 梅まつり」
小田原フラワーガーデンの渓流の梅園では、例年見頃の時期に合わせまして、「梅まつり」が開催されております。
2025年の「渓流の梅園 梅まつり」の開催期間としましては、現時点ではまだ詳細日程が発表されておりませんが、2024年が1月27日(土曜日)から3月3日(日曜日)までの開催期間となっておりましたので、2025年につきましても同時期に開催されるものと予想されます。
梅園は入場無料で楽しむことができ、梅まつり期間中は、梅加工品やオリジナル商品の販売や梅に関するクラフトイベント、キッチンカーの出店などが行われる予定となっております。
尚、小田原フラワーガーデンの梅の開花状況につきましては、小田原フラワーガーデンHP内の「フラワーだより」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
小田原フラワーガーデン アクセスと駐車場
小田原フラワーガーデンへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線小田原駅東口2番乗り場より、フラワーガーデン・県立諏訪の森公園行き伊豆箱根バスにて約30分、「フラワーガーデン」バス停下車、すぐとなっております。
もしくは、伊豆箱根鉄道大雄山線飯田岡駅より徒歩にて20分ほどとなりますが、アクセス道は急な坂道となりますので、体力に自信のない方は小田原駅よりバスのご利用がお勧めとなります。
神奈川県小田原市久野3798-5付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路小田原東インターより約4.7㎞、車で15分ほどとなっております。
140台駐車可能な無料の駐車場が完備され、開門時間は朝9時より17時までとなっております。
また、基本的には休園日は月曜日となっておりますが、季節により休園日の変動が見受けられますので、お出掛け前に関連施設のHP内に掲示されております「休園日のお知らせ」をご確認していただきますようお願い申し上げます(例年、梅まつり期間中は休園日の月曜日でも梅園を開放してくれております)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、小田原フラワーガーデンの渓流の梅園の早春の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
畑としての梅林に対しまして、庭園としての梅園で、同市内の曽我梅林とは異なる雰囲気の中で梅の花を楽しむことができるかと思われます。
2024.09.16記