【花だより】2023年1月19日現在 ロウバイの開花状況 「寄ロウバイまつり」里山を彩る蝋梅 寄ロウバイ園 アクセスと駐車場 神奈川県松田町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年1月19日に撮影いたしました寄ロウバイ園のロウバイの開花状況をお届けいたします。
寄ロウバイ園「寄ロウバイまつり」 ロウバイの開花状況
神奈川県松田町に位置しております寄ロウバイ園は、里山風景の美しい宇津茂地区の南斜面に広がっておりますロウバイ園で、見頃の時期を迎えますと、半透明の金色の繊細なロウバイの花が斜面を覆いつくし、甘い香りが辺りを包み込み、冬の風物詩となっております。
もともとは2005年(平成17年)に寄(やどりき)中学校卒業生が250株のロウバイを植樹しましたのが始まりと言われ、現在では、3,000株20,000本以上を誇ります日本最大級のロウバイ園となっております。
寄ロウバイ園のロウバイの見頃の時期としましては、例年1月中旬から2月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、ロウバイまつりも開催されております。
2023年の「寄ロウバイまつり」の開催期間としましては、1月14日(土曜日)から2月12日(日曜日)までの開催期間となっており、まつり期間中は、無料臨時駐車場の設置、無料送迎車運行、そのほか地元農産物や加工品の販売などが行われております。
今回のカタスミ日記は、2023年1月19日に寄ロウバイ園を訪れてみましたので、写真を交えながら、ロウバイの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
麓の無料臨時駐車場に車を駐車し、急勾配の坂道を上ってロウバイ園の入口を目指します。
ロウバイ園の開園時間は、朝9時から16時までとなっており、入園料500円が必要となっております。
まずは入口で入園料を支払い、昨年同様マスクとポストカードをいただきます。
園内につきましては、一部舗装された散策路となっておりますが、チップを敷き詰めた散策路が中心となっております。
パンフレットに散策コースの簡易的なマップが記載されておりますので、入口にていただきました方が迷わず散策を楽しむことができるかと思われます。
寄ロウバイ園の大きな見どころとしましては、麓まで一望することのできます「寄展望台」と、ロウバイ園のほぼ中央にございます「茶畑」と金色のロウバイのコントラストになろうかと思われます。
こちらが茶畑とロウバイ。
緑の茶畑とのコントラストが美しい寄ロウバイ園の人気の撮影スポットとなっております。
茶畑に近寄って撮影を楽しむも良し、茶畑の背後の高台から見渡すことのできます場所から一望するも良し、様々な角度から楽しみたいところかと思われます。
因みにこの高台には、何本か河津桜が植えられており、写真にも咲き始めております河津桜が写り込んでおりますが、ロウバイの見頃終盤の時期になりますと、河津桜、茶畑、ロウバイのコントラストも楽しむことができるようになっております。
茶畑周辺でロウバイとのコントラストを楽しみました後には、寄展望台に向かいます。
展望台からは、ロウバイ越しに麓の臨時駐車場も見て取ることができ、見晴らしの良い風景を楽しむことができるようになっております。
展望台から広角にて。
山々の緑と金色のロウバイのコントラストが美しい風景となっております。
展望台からの風景を楽しみましたあとは、折り返し茶畑まで戻り、茶畑脇の散策路から、ロウバイの木の間を縫うように順路に従い入口まで戻ります。
2023年1月19日現在の寄ロウバイ園のロウバイの開花状況としましては、公式には5分咲きとされておりますが、ロウバイの花は盛り盛りと咲く花ではございませんので、5分の咲き具合でございますとかなり痩せている状況に感じられ、見頃には少し早いかなと感じられます開花状況になろうかと思われます。
寄ロウバイ園 アクセスと駐車場
寄ロウバイ園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線新松田駅北口より「寄」行き富士急湘南バスにて約30分、終点「寄」バス停下車、徒歩8分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡松田町寄3415付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約10㎞、車で20分ほどとなっております。
駐車場につきましては、まつり期間中は上記住所向かいの「みやま運動広場」に無料臨時駐車場が設置されます。臨時駐車場の開門時間につきましても朝9時より16時までとなっておりますので、午後から訪れます場合には、下山にかかる時間も御考慮いただき、お時間に余裕をもって楽しんでいただきたいところかと思われます。
また、駐車場もしくはバス停よりロウバイ園までは急勾配の坂道となっており、坂を上ってゆくのが辛い方は、バス停前からロウバイ園入口まで無料送迎車が運行いたしますので、ご利用されるのも宜しいかと思われます。
今回のカタスミ日記は、2023年1月19日現在の寄ロウバイ園のロウバイの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.01.20記