【花だより】2023年10月7日現在 赤そばの開花状況 ルビーの里に咲く「高嶺ルビー」 アクセスと駐車場 長野県駒ケ根市・宮田村
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年10月7日に撮影いたしましたルビーの里の赤そばの開花状況をお届けいたします。
ルビーの里 赤そばの開花状況
近年、俄かに注目度が高まってきております「赤そば」。
そばの花と申しますと真っ白い可憐な花が一面に咲き誇る風景を思い浮かべます方も多いかと思われますが、「赤そば」の花はその名の通り赤い(ピンク)花を咲かせ、赤そばスポットも少しずつ増えてきております。
赤そばの名所としましては、何と申しましても長野県箕輪町の赤そばの里が全国的にも知名度が高いところとなっておりますが、山梨県山中湖村の花の都公園などでも赤そばの花を楽しむことができるようになっております。
赤そばは、もともとはネパールのヒマラヤ山脈の標高3,800mの村に咲いておりましたものを持ち帰り、信州大学とタカノ㈱にて共同研究・開発を行い、日本の風土に合わせ品種改良を重ねました「高嶺ルビー」という品種のソバとなっております。
赤そばのスポットで、ちらほらと名前が聞こえてまいりますタカノさんでございますが、タカノ㈱はもともとはバネの製造加工メーカーでございましたが、現在は多角化が進み、医療機器やオフィス家具、アクチュエーター、液晶パネル検査装置、エクステリア製品なども手がけます企業となっております。
その様なタカノ㈱さんでございますが、長野県宮田村の工場、ならびに駒ケ根市の工場に隣接する「ルビーの里」の運営管理も行っております。
今回のカタスミ日記は、2023年10月7日にルビーの里を訪れてみましたので、写真を交えながら、赤そばの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
先ずは駒ケ根市の「ルビーの里 エクステリアガーデン」に向かいます。
ルビーの里エクステリアガーデンは、オーニング(エクステリア製品)展示場を公園として一般公開してくれておりまして、タカノ㈱さんのエクステリア製造工場に隣接する立地となっております。
ルビーの里エクステリアガーデンでは、約20aの畑に赤そばが植えられており、10月7日現在、満開の開花状況で見頃を迎えております。
ルビーの里エクステリアガーデンでは、年に2回赤そばが植えられ、6月と10月に赤そばの花を楽しむことができるようになっております。
園内の高台からは、公園を一望する事ができ、オーニング展示場、更に後方にタカノ㈱の工場も望むことができるようになっております。
因みにオーニングとは、建物の外に設置し日差しの調節や雨除けの機能を持つ可動式テントとなっております。
次は宮田村の「ルビーの里 駒ヶ岳ガーデン」に向かいます。
ルビーの里駒ヶ岳ガーデンにつきましては、タカノ㈱の南平工場の向かい側に位置し、カラマツと白樺の緑と赤そばのピンクのコントラストが美しい畑となっており、畑の中央の大きなカラマツの木がアクセントとなっております。
駒ヶ岳ガーデンでは、約45aの畑に赤そばが植えられており、10月7日現在、満開の開花状況で見頃を迎えております。
ルビーの里駒ヶ岳ガーデンでは、10月9日(月曜日)までキッチンカーが出店し、赤そば茶の振舞いが行われますほかタカノ製品の販売も行われております。
2023年10月7日現在のルビーの里の赤そば(高嶺ルビー)の開花状況としましては、駒ケ根市「エクステリアガーデン」、宮田村「駒ヶ岳ガーデン」共に満開の開花状況となっており、見頃の状況となっております。
ルビーの里 アクセスと駐車場
ルビーの里エクステリアガーデン(駒ケ根)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線伊那福岡駅より約1.2㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。
長野県駒ケ根市赤穂14-353付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道駒ケ根インターより約5.3㎞、車で15分ほどとなっております。
タカノ㈱エクステリア事業部工場に隣接し、公園敷地内に10台程度駐車できそうな無料駐車場を完備しております。
続きまして、ルビーの里駒ヶ岳ガーデン(宮田村)へのアクセスにつきましては、JR飯田線大田切駅よりタクシーにて約10分(4.2㎞)となっております。
長野県上伊那郡宮田村新田区2055-7付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道駒ケ根インターより約3.4㎞、車で10分ほどとなっております。
ルビーの里側の道路沿いに数台駐車可能な無料駐車場と道路の向かい側にも駐車スペースが用意されております。
尚、ナビ設定の際に上記住所ではうまく表示されないこともございますので、駒ヶ岳ガーデンから西に400mほどの場所のマルス信州蒸留所さん(長野県上伊那郡宮田村4752-31付近)が目印になろうかと思われます。
今回のカタスミ日記は、2023年10月7日現在のルビーの里の赤そばの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
少しずつ全国各地に赤そばスポットが増えてきておりますが、タカノ㈱さんが運営管理する赤そばの聖地とも言えますスポットで、一度足を運んでみたいところかと思われます。
2023.10.08記