三十槌の氷柱(みそつちのつらら)秩父の冬の風物詩 2025年見頃時期とアクセス・駐車場 埼玉県秩父市
秩父の冬の風物詩と申しますと雲海と氷柱。厳しい気候の秩父盆地と荒川をはじめとします豊富な水源により寒さが厳しくなってまいります冬季には立派な氷柱を楽しむことができるエリアとなっております。今回のカタスミ日記は、秩父を代表します天然の氷柱、三十槌の氷柱の凍てつく風景をご紹介いたします。
秩父三十槌の氷柱 凍てつく冬の風景
三十槌の氷柱ってどんなところ?
秩父地方では、冬になりますと秩父三大氷柱をはじめとしまして山間部を中心に氷柱を楽しむことができるスポットが点在しております。
秩父三大氷柱とは、三十槌(みそつち)の氷柱、尾ノ内百景氷柱、あしがくぼの氷柱のことを言いますが、尾ノ内百景氷柱、あしがくぼの氷柱につきましては、秩父盆地の厳しい寒さを利用しました人工の氷柱となっております。
三十槌の氷柱につきましては、天然の氷柱と人工の氷柱がございますが、天然の氷柱につきましては、高さが10m、幅30mほどのものとなり、荒川沿いの岩肌から湧き出す清水が氷柱となるもので、その年の気候や時期によりまして異なる形の氷柱を楽しむことができるようになっております。
見頃時期にはライトアップで昼間とは違った世界を
秩父三十槌の氷柱につきましては、例年寒さが厳しくなってまいります1月の中旬頃から2月の中旬頃が見頃の時期となっております。
2020年には暖冬により氷柱ができなかったことも記憶に残っておりますが、2024年につきましては、1月6日(土曜日)から2月25日(日曜日)までの開場でございましたが、2025年は現時点ではまだ詳細日程が発表されておりません。
2025年につきましては2024年に続き特産品販売イベントは行われませんが、カフェウッドルーフにて暖を取りながら軽食を楽しむことができるようになっております。
また、三十槌の氷柱では見頃となります1月中旬頃から2月中旬頃にかけましては、夜間のライトアップも実施しており、昼間とは異なる美しい氷の世界を楽しむことができるようになっております。
ライトアップにつきましては、2024年は1月13日(土曜日)より2月25日(日曜日)まででございましたので、氷柱の成長具合にもよりますが2025年につきましても同時期の点灯が予想されます。
尚、秩父三十槌の氷柱の出来具合、成長状況につきましては、秩父市観光課さん運営のHP「秩父観光なび」内の「(花・自然)三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
三十槌の氷柱 天然の氷柱
三十槌の氷柱では天然の氷柱と人工の氷柱が並んでおり、天然の氷柱は、幅約30m、高さが約10mとなっております。
天然の氷柱は、下流側(河原から向かって左側)に位置しております。
三十槌の氷柱 人工の氷柱
人工の氷柱につきましては、天然の氷柱の西側、上流側の氷柱となっております。
水を流し秩父の厳しい寒さを利用して造られた氷柱で、幅約55m、高さ約25mにも及ぶ巨大な氷柱となっております。
秩父三十槌の氷柱 アクセスと駐車場
三十槌の氷柱へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、西武秩父駅より西部観光バス三峯神社線にて約45分、「三十槌」バス停下車、徒歩5分ほどとなっております。
埼玉県秩父市大滝4066-2付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道狭山日高インターより約63㎞、車で2時間ほどとなっております。
三十槌の氷柱は、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場内の荒川河川敷となりますので、自家用車にてのアクセスにつきましては、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場さんを目的地にナビ設定をしていただきますと宜しいかと思われます。
駐車場につきましては、普通車500円となっておりますが、週末などは駐車場待ちの渋滞が発生します場合もございますので、現地の係員の誘導に従っていただきますようお願い申し上げます。
駐車場の営業時間は、朝8時30分より17時まで、ライトアップ期間中は平日が19時まで、土日祝日が20時までとなっております。
また入場料につきましては、200円が必要となりますのでご注意の程お願い申し上げます。
特にライトアップを楽しむ場合には、冷え込みが厳しいものとなっておりますので、防寒対策をしっかりと行ったうえで楽しんでいただきたいところかと思われます。
また、谷間の河川敷となっておりますので、日が落ちるのも早く、暗くなりますと、懐中電灯など足元を照らすライトも持参しました方が宜しいかとも思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、寒い冬の風物詩、秩父三十槌の氷柱の凍てつく風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
写真を観るだけでも充分寒さを感じていただけるのではないでしょうか。
現地では、川の対岸から間近に氷柱を観ることができますので、写真で見ますよりも、迫力のございます景色を楽しむことができるかと思われます。
2024.09.15記