【花だより】2023年4月1日現在 蓑毛淡墨桜の開花状況 菜の花とのコントラストが美しい一本桜のライトアップ アクセスと駐車場 神奈川県秦野市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年4月1日に撮影いたしました蓑毛の淡墨桜の開花状況をお届けいたします。
蓑毛の淡墨桜 開花状況
根尾谷淡墨桜の苗木を30年ほど前に知人から譲り受け大切に育てられました神奈川県秦野市の「蓑毛淡墨桜」。
根尾谷淡墨桜と申しますと、「三春滝桜」と「山高神代桜」と並び日本三大桜のひとつにも数えられております名木で、淡墨桜は少し小さな白い花を咲かせ、散り際は淡い墨色に変化します事からその様に名付けられております。
蓑毛の淡墨桜は、幹回り1.5m、樹高20m、枝張り15mの立派な一本桜となっており、もちろん淡墨桜自体も美しいことは間違いないところでございますが、足元に広がります黄色い菜の花とのコントラストが美しく、秦野市の中でも有数のお花見の名所となっており、市内外から多くの方が訪れます人気のスポットとなっております。
蓑毛の淡墨桜の見頃の時期としましては、例年3月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっており、個人のお宅ではございますが、見頃の時期には一般公開が行われ、夜桜のライトアップも行われております。
2023年の蓑毛の淡墨桜のライトアップにつきましては、4月2日（日曜日）までとなっており、点灯時間は19時30分までとなっております。
今回のカタスミ日記は、2023年4月1日に蓑毛の淡墨桜を訪れてみましたので、写真を交えながら、淡墨桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
冒頭の写真は、西側から東に向かって撮影したものとなりますが、こちらの写真は南側から北に向かって撮影したものとなっております。
淡墨桜の南側は一面に菜の花畑が広がっておりますので、特に昼間は黄色い菜の花とのコントラストが美しいロケーションとなっております。
ライトアップにつきましては、菜の花にはライトを当てずに、淡墨桜をスッと浮かび上がらせるようにライトが当てられ、何とも幻想的な雰囲気の夜桜となっております。
淡墨桜を部分的に切り撮ってみましても、幻想的な美しさがあり、昼間とは異なる雰囲気を楽しむことができますかと思われます。
南側から縦構図にて撮影。
夜の暗い中での撮影となってしまいますので、撮れ高は少ないものとなってしまいますが、一枚、あるいは二枚撮影するためだけであっても訪れる価値のございます美しい一本桜かと思われます。
2023年4月1日現在の蓑毛淡墨桜の開花状況としましては、若干ピークは超えつつございます雰囲気も感じられますが、満開の開花状況となっており、見頃の状況、周りの菜の花につきましても満開の開花状況となっております。
蓑毛の淡墨桜 アクセスと駐車場
蓑毛の淡墨桜へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅より蓑毛行きもしくはヤビツ峠行き神奈川中央交通バス（神奈中バス）にて約22分、「蓑毛中」バス停下車、徒歩1分（10m手前）となっております。
神奈川県秦野市蓑毛453付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約7㎞、車で20分ほどとなっております。
個人のお宅となっておりますので、会場への車の乗り入れ、開場前への路上駐車はできませんので、ご注意の程お願い申し上げます。
お花見用の臨時駐車場としましては、神奈川県秦野市蓑毛164-1付近からヤビツ峠方面（北方向）へ100mほど道路左側に駐車場入り口、50台ほど駐車可能な敷地が用意され、小蓑毛の鳥居すぐのところに臨時駐車場の立て看板が掲示されます（駐車場入口が狭くなっておりますのでご注意ください）。また以前より臨時駐車場としまして数台駐車可能でした緑水庵（神奈川県秦野市蓑毛269付近）は、お花見用臨時駐車場より400mほどヤビツ峠方面、道路右側となっております。
蓑毛の淡墨桜の場所につきましては、緑水庵より更に300mほどヤビツ峠方面、道路右手のお宅となり、「淡墨桜公開中」の立て看板が掲示されております。
蓑毛の淡墨桜は、個人のお宅を一般公開して観賞させていただいておりますものとなりますので、くれぐれも路上駐車などは行わず、マナーのあるお花見をお願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2023年4月1日現在の蓑毛の淡墨桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.04.02記