【花だより】2022年8月27日現在 そばの花の開花状況 信州開田高原 木曽馬の里のそば畑 アクセスと駐車場 長野県木曽町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年8月27日に撮影いたしました開田高原「木曽馬の里」のそばの花の開花状況をお届けいたします。
開田高原「木曽馬の里」のそば畑 そばの花の開花状況
長野県木曽町に位置しております開田高原は、標高が1,100mから1,300mほどの高原地域で、真夏でも平均気温が18℃くらいの涼しい地域となっております。
開田高原では、朝晩と日中の寒暖差が大きく、特に夏場には霧が多く発生し、所謂「霧下そば」の栽培の盛んな地域となっております。
霧下そばとは、霧の多い地域で栽培された蕎麦を指し、鮮やかな緑色で香り高く粘力があり、風味が高い蕎麦として名高く、霧下そばの栽培では黒姫高原なども有名なところとなっております。
そのような蕎麦の栽培が盛んな開田高原でございますが、「開田早生」という蕎麦の品種が中心となり、高原の各所で栽培されており、そばの花の咲くころになりますと、よく「開田高原のそば畑でそばの花が見頃です」と紹介されたりもいたしますが、観光としてそば畑、一面に広がりますそばの花を見学するにはどこの畑に行ったら良いのかよく判らないという方も多いのではないでしょうか。
今回のカタスミ日記は、開田高原のそば畑の中でも、駐車場も完備しておりますそば畑で見学がしやすい「木曽馬の里」のそば畑を2022年8月27日に訪れてみましたので、写真を交えながら、そばの花の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
開田高原「木曽馬の里」は、約50haの敷地に散策路を設け、そば畑の見学や木曽馬の放牧の見学、木曽馬乗馬、馬車などに乗ることのできます施設となっております。
広い敷地が公園風に整備されており、気軽に散策を楽しむことができるようになっておりますが、私有地も含めて整備されておりますので、畑や放牧地に無断で立ち入ることは禁止され、散策路からの見学となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
木曽馬の里では、約1haの畑にそばが植えられており、そばの花の見頃の時期としましては、例年8月中旬から9月上旬頃が見頃の時期となっております。
そば畑のすぐ向かい側に駐車スペースもあり、こちらの写真は駐車スペースから目の前のそば畑を撮影したものとなっております。
開田高原「木曽馬の里」のそば畑では、一面に広がる白いそばの花も美しいものとなっておりますが、白樺林もすぐ傍にあり、白い白樺と白いそばの花を切り撮ってみますと、何とも涼し気な写真を撮影することもできるようになっております。
そば畑の一番西端(木曽乗馬センター側)から撮影。
木曽馬の里のそば畑では、畑の中央付近に一本の通路が通っており、間近にそばの花を楽しむこともできるようになっております。
中央の通路を通って、そば畑の一番東側(そば打ち道場一本木亭側)までやってまいりました。
良く晴れておりましたら、御嶽山も見られますアングルかと思われますが、雲の多い生憎のお天気なのは少々残念なところとなっております。
そばの花越しの木曽馬。
木曽馬の里では、約30頭の木曽馬が保護・育成されており、のんびりとした風景の中、放牧が行われております。
木曽馬は、若干背の低い小型の馬となり、お腹が大きいのが特徴となっておりますが、大人しく温厚な性格で、強健で粗食に耐えうるので山間の農耕馬として重宝されてきた日本在来の馬となっております。
2022年8月27日現在の開田高原「木曽馬の里」のそばの花の開花状況としましては、満開の開花状況で、一面に広がるそばの白い花を楽しむことができます見頃の状況となっております。
開田高原「木曽馬の里」のそば畑 アクセスと駐車場
開田高原「木曽馬の里」へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線木曽福島駅よりおんたけ交通バス開田高原線にて約40分、「木曽馬の里入り口」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。
長野県木曽郡木曽町開田高原末川5596-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道伊那インターより約47㎞、車で65分ほどとなっております。
上記住所付近に、そば打ち道場一本木亭があり、「木曽馬牧場」の表示に従い木曽乗馬センター方面に進みますと数百メートル先にそば畑が広がっております。
一本木亭、乗馬センター、そば畑前に無料の駐車スペースがございますので、目的に合わせまして駐車スペースを使い分けていただいた方が宜しいかと思われます。
尚、木曽馬の放牧につきましては、8時30分頃から16時30分頃まで見学が可能となっております。
今回のカタスミ日記は、2022年8月27日現在の開田高原「木曽馬の里」のそばの花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.08.29記