【花だより】2022年9月12日現在 彼岸花の開花状況 厳島湿生公園の曼殊沙華 アクセスと駐車場 神奈川県中井町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年9月12日に撮影いたしました厳島湿生公園の彼岸花の開花状況をお届けいたします。
厳島湿生公園 彼岸花の開花状況
神奈川県中井町に位置しております厳島湿生公園は、湿生地を復元し保全することを目的に整備されました公園となり、葛川沿いの水と緑の美しい、地域に愛される公園で、初夏の頃にはゲンジボタルやヘイケボタルを観賞する事のできるスポットとなっております。
様々な水生植物を観賞することのできる公園となっておりますが、鳥好きの方も多く訪れております公園、また近所のご家族連れなどが気軽に訪れております憩いの場にもなっております。
厳島湿生公園は、春の桜が大変美しい公園となっており、知る人ぞ知るお花見の穴場スポットとなっておりますが、秋になりますと、真っ赤な曼殊沙華が咲く彼岸花の美しい公園にもなっております。
厳島湿生公園の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から下旬頃が見頃の時期となっており、公園を華やかに彩ってくれます。
今回のカタスミ日記は、2022年9月12日に厳島湿生公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、彼岸花の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
2020年(令和2年)より2年がかりで木道の再整備工事を行い、完成後初めての訪問となります。
こちらは厳島神社正面の階段側の参道からの写真となっておりますが、まずは高台の駐車場に車を駐車し、駐車場の裏手から坂の小路を下って公園に向かいたいと思います。
小路の中間の踊り場の法面に彼岸花の咲くポイントがあり、そちらの方は比較的開花が早く、赤く花開いておりますものや、蕾の状態のものが見て取ることができますが、まだ芽が出揃っていないものと思われ、芽の数自体がまだ少ない状況となっております。
池の畔までやってまいりました。
広場側の畔に沿っても彼岸花が咲くようになっており、早いものは咲き始めてきております。
しかしながら、全体としましてはまだ芽が出揃っていない状況となっており、池の畔の彼岸花につきましても、まだ何分咲きという段階ではなく、ちらほら一部で咲き始めた程度の開花状況となっております。
広場では、見頃を過ぎてしまいましたヒマワリが残っており、緑肥として活用されるようでございます。
公園の一角ではピンクのサルスベリも咲いておりますが、そろそろ見頃も終盤に向かっているものかと思われます。
若干気になりますのは、背後に写っております山でナラ枯れと思われます枯れ方の木が目立ってきていることでしょうか。神奈川県内でも近年ナラ枯れの被害が増えてきておりますようで、少々心配なところかと思われます。
広場の脇の咲き始めの彼岸花を横目に、木道を渡り、厳島神社に参拝したいと思います。
因みに今の時期は、広場の原っぱにはたくさんバッタが居りますので、バッタが苦手な方は原っぱには入らない方が宜しいかとも思われますが、逆にお子様などは喜ぶのではないでしょうか。
湿生地に鎮座いたします厳島神社は、昔より「泉の湧き出る神社」として地域の方には「弁天さん」として親しまれております神社となっており、弁財天様が祀られておりますので、財運を高めてくれるとの謂れがございます。
もちろん念入りに参拝させていただきました。
2022年9月12日現在の神奈川県中井町の厳島湿生公園の彼岸花の開花状況としましては、一部では既に咲き始めてきてはおりますものの、まだ芽が出揃っていない状況となっており、全体としましては見頃前の開花状況となっております。
厳島湿生公園 アクセスと駐車場
厳島湿生公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅より、井ノ口・団地中央経由二宮駅北口行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約20分、「北窪入口」バス停下車、徒歩1分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1310付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより車で5分ほどのところに位置しておりますが、公園の周辺道路は狭小で住宅地の中を進んでゆきますので、くれぐれも車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
公園には無料の駐車場が設置されておりますが、2ヵ所に分かれており、初めて訪れます場合は地図では少々分かりづらい入り組んだ場所にございますので、ご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2022年9月12日現在の厳島湿生公園の彼岸花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.09.13記