【花だより】大淵笹場の茶畑と富士山 2022年6月29日現在見頃状況 アクセスと駐車場 静岡県富士市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年6月29日に撮影いたしました緑美しい大淵笹場の茶畑の見頃状況をお届けいたします。

 

茶畑と富士山の絶景 大淵笹場 茶畑の見頃状況

緑の茶畑と富士山の共演 大淵笹場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 89mm

 静岡県富士市に位置しております大淵笹場は、近代的な構造物や電線に遮られることなく富士山を背景に茶畑が広がる数少ないスポットとしまして、お茶所静岡を代表する有名茶畑となっております。

 大淵笹場では、地元の有志団体「大淵二丁目ささば景観保存会」のみなさんが中心となって、茶園や周辺施設の管理を行ってくれており、農地(茶畑)でありながら、観光地としまして多くの方が訪れます人気のスポットにもなっております。

 また美しい茶畑と富士山のコラボレーションを見られますことから、風景写真家の間でも人気の撮影スポットとなっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年6月29日に大淵笹場を訪れてみましたので、写真を交えながら、茶畑の見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 39mm

 大淵笹場には観光用の駐車場としまして、第一駐車場25台、第二駐車場普通車2台・大型2台の駐車場が設置されており、今回は平日ということもございましたので、第一駐車場に駐車し、散策を楽しませていただきました。

 第一駐車場は、茶畑の南西側に隣接し、駐車場には東屋とトイレも設置されております。

 駐車場の周りは林に囲まれており、緑豊かな環境の中、鳥のさえずりが心地よい場所となっており、駐車場からも富士山を望むことができるようになっております。

 撮影日は雲の多いすっきりとしないお天気ではございましたが、霞んではおりますが雲の途切れた時間に手短に撮影を楽しましていただきました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/40sec 54mm

 駐車場から茶畑の方に進んでまいりますと、「北斎も観たかった大淵笹場」という額縁が設置されており、額縁の中に茶畑と富士山を入れて記念撮影も行うことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/40sec 46mm

 額縁の裏手すぐの場所には「富士山の茶の間」(要予約)が設置されており、絶景を眺めながら茶畑の中でお茶を楽しむことができるようにもなっております。

 写真は「茶の間」の近くの場所から撮影。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 46mm

 近代的構造物や電線が写らないことで有名でございますので、そういったものが写り込まないアングルでの撮影はマスト案件かとも思われます。

 

茶畑のうねりも美しい大淵笹場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 24mm

 駐車場から農道に沿って散策し、丘の上までまいりますと美しい茶畑の広がる風景を楽しむこともできるようになっております。

 大淵笹場は富士山との共演が最大の見どころかと思われますが、富士山を背にして見る茶畑も癒しの風景となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/25sec 24mm

 緩やかな丘陵地となっておりますので、茶畑のうねりが美しく、どこを切り撮っても絵になる風景を楽しむことができるかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 18mm

 霞んではおりますが、青空と緑の茶畑のコントラスのが美しい風景となっております。

 

普通の茶畑も楽しみたい大淵笹場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/25sec 33mm

 丘を上り切りましたら、そこには更に茶畑は広がっておりますが、電柱などが立っており、撮影にはあまり好まれない様ではございますが、実は筆者はこちらの風景が一番のお気に入りのポイントとなっております。

 もちろん近代的構造物などのない茶畑は魅力的で美しいものでございますが、いかにも普通な茶畑とはなってしまいますが、逆に人の営みを感じることのできる茶畑ではなかろうかと思われます。

 

大淵笹場 茶畑の見頃状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/50sec 54mm

 「夏も近づく八十八夜」のフレーズが印象的な茶摘みの歌でございますが、「八十八夜」とは、立春から数えて88日目の5月2日の事と言われ、新緑の美しい見頃の時期としましては、4月後半から5月上旬頃が見頃の時期になろうかと思われます。

 新緑の茶畑は、眩しいばかりの黄緑色の茶畑が眼前に広がり、茶畑を楽しむにはベストシーズンではないかとは思われますが、6月29日現在では新緑の時期は過ぎ、黄緑色ではなく、色鮮やかなグリーンを楽しむことのできます茶畑になろうかと思われます。

 新緑の茶畑も美しいものでございますが、現在の色鮮やかなグリーンの茶畑も侮ることのできない美しさがあろうかと思われます。これから先の時期は順次、緑の色が濃くなってゆき、深緑に向かってまいりますので、茶畑を楽しみたい方はお急ぎになられました方が宜しいかとも思われます。

 

大淵笹場 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 18mm

 大淵笹場へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線富士駅よりバスにて約30分、「曽比奈下」バス停下車、バス停より約1.2㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。

 静岡県富士市大淵1516付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約6.5㎞、車で10分ほどとなっております。

 観光用の無料の駐車場が2ヵ所設置されており、上記住所は第2駐車場付近の住所となり、現地の案内表示に従って300mほど進みますと第1駐車場となっております。

 第1駐車場は普通車25台となっておりますが、アクセス道は狭い農道となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。第2駐車場につきましては、普通車2台、大型車2台分のスペースとなっております。

 今回のカタスミ日記は、茶畑と富士山の共演を楽しむことができます富士市の大淵笹場の茶畑の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.07.02記