【花だより】2024年3月2日現在 椿の開花状況 氷室椿庭園 200品種を超える椿の名園 アクセスと駐車場 神奈川県茅ケ崎市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年3月2日に撮影いたしました氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたします。
氷室椿庭園 椿の開花状況
神奈川県茅ケ崎市に位置しております氷室椿庭園は、三井不動産元副社長の故氷室捷爾(しょうじ)ご夫妻の住居を含む庭園を、ご遺族の方が茅ヶ崎市に寄贈され、1991年(平成3年)に開園しました庭園となっております。
氷室椿庭園では、約2,800㎡の庭園に200品種以上、1,000本を超える椿が植栽されており、入場無料で椿の花を楽しむことができるようになっております。
氷室椿庭園の椿の見頃の時期としましては、例年2月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、特に見頃のピークでございます3月中旬から下旬にかけましては、色とりどりの椿の花が咲き競います椿の名園となっております。
また、氷室夫妻の住居でございました1935年(昭和10年)建築の木造2階建ての「旧氷室家住宅主屋」は、昭和初期の別荘建築の様相を伝える建物としまして評価され、2018年(平成30年)に国の登録有形文化財にも選定された建物となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年3月2日に氷室椿庭園を訪れてみましたので、写真を交えながら、椿の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
冒頭の写真は小ぶりのピンクの花が可愛らしい「フレークランド・ピンク」でございますが、庭園の入口で間もなく見頃を迎えようとしております。
こちらは真っ赤な花が印象的な「紅獅子」。
氷室椿庭園では、赤・白・ピンクと様々な色・形の椿が所狭しと咲き競いますので、飽きることなく椿の観賞を楽しむことができるかと思われます。
淡い色合いが美しい「令和の調」。
絞りの入った「京唐子」。
柔らかい雰囲気の「ピーターパン」。
ピンクの花が可愛らしい「茅の春」。
花弁の白い縁どりが可愛らしい「参平椿」。
赤白のコントラストが美しい「蝦夷錦」。
上品な佇まいのオリジナル品種「氷室雪月花」。
2024年3月2日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況としましては、まだ見頃のピークには至ってはいない印象の開花状況で、全体としましては2分咲き程度の開花状況でしょうか、蕾もたくさんございましたので、今後の更なる開花が期待されます状況となっております。
氷室椿庭園 アクセスと駐車場
氷室椿庭園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線茅ヶ崎駅より約1.2㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3-2-41付近
入園は無料となっておりますが、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園日となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます(ただし、3月は無休)。
開園時間は、朝9時から17時までとなっております(5月~1月は10時より16時まで)。
尚、駐車場につきましては基本的にございませんので、公共交通機関にてのアクセスが基本となろうかと思われますが、自家用車にてアクセスする場合には付近のコインパーキングのご利用をお願い申し上げます。(身体障がい者用駐車場は敷地内に2台分用意されておりますが、ご利用の際は事前予約が必要となっております。)
付近のコインパーキングとしましては、三井のリパーク茅ヶ崎東海岸南1丁目駐車場(神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-9-4)などとなっており、距離にして約400m、徒歩5分ほど離れた場所となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年3月2日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
見頃のピークには至ってはいないことを承知の上で、様子を確認してまいりましたが、予想よりは咲いていたというのが正直な感想で、今後の気候次第では間もなく本格的な見頃となることが期待されます状況かと思われます。
2024.03.05記