【花だより】2022年3月30日現在 ソメイヨシノの開花状況 引地川親水公園の「桜のトンネル」 アクセスと駐車場 神奈川県藤沢市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年3月30日に撮影いたしました引地川親水公園の桜並木の開花状況をお届けいたします。

 

絶景!「桜のトンネル」 引地川親水公園の桜並木 開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/200sec 75mm

 神奈川県藤沢市に位置しております引地川親水公園は、旧建設省の「ふるさとの川モデル事業」の指定を受け、河川改修工事とともに引地川沿いの両岸に整備されました公園となり、約16.16haの広さの公園となっております。

 園内では、湿性植物園や藤棚、ツツジの丘、桜並木など季節の花木を楽しむことができるようになっているほか、親水広場、水と石の広場、ローラー滑り台などの大型遊具など市民の憩いの場にもなっております。

 引地川親水公園は、お花見スポットとしましては特に全国的な知名度がある訳ではございませんが、藤沢市民の間では、お花見と言えば引地川、という程の人気のお花見スポットとなっております。

 引地川親水公園は、早咲きの河津桜も楽しむことのできるスポットとなっておりますが、大庭桜並木とも呼ばれます大庭鷹匠橋から天神橋までの川沿いの800mほどの区間にソメイヨシノが咲き誇り、右岸、左岸共に「桜のトンネル」が出現いたします。

 ソメイヨシノの並木は、約200本と言われておりますが、実際に散策してみますと本数以上の桜の数に感じられ、永遠に続くのではないか、と感じられてしまうほどの長い桜のトンネルとなっております。

 引地川親水公園のソメイヨシノの見頃の時期としましては、例年3月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっており、今回のカタスミ日記は、2022年3月30日に引地川親水公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、桜の開花状況をお届けしてゆきたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/100sec 33mm

 川の両側に桜並木が続いておりますので、対岸の桜並木も望むことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/100sec 21mm

 川に沿って散策路が続き、桜の下をお花見散策することができるようになっておりますが、並木の外側ではテーブルやベンチなども設置されており、散策中に一息入れることもできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/320sec 21mm

 また左岸(東側)の天神橋より下流のエリアでは、並木とは別に広場にも桜が植えられており、ファミリー層の方に人気のようで、ご家族連れで賑わっておりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/200sec 28mm

 河川敷には黄色い菜の花も咲いており、ソメイヨシノとのコラボレーションも楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/200sec 75mm

 ユキヤナギも咲いておりましたので、ソメイヨシノを背景に一枚。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 1/8sec 200mm

  混雑が予想されましたので、朝9時頃に現地入りをしましたが、どんよりとしたお天気で残念がっておりましたが、時間とともにお天気が回復し、青空も見えてくるお天気となってまいりました。

 しかしながら、霞が取れませんでしたので富士山は望むことができなかったのは、残念なところかと思われます。

 折角でございますので、以前ロケハンに訪れました際に撮影いたしました富士山の写真を掲載しておきたいと思います(2022年2月28日撮影)。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 39mm

 引地川親水公園の桜並木は、右岸(西側)と左岸(東側)の両方に続いておりますが、こちらは右岸の桜並木となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/200sec 89mm

 天神橋からは両岸の桜並木を望むこともできるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/200sec 46mm

 こちらは左岸(東側)の桜並木。

 左岸の並木の撮影を開始する頃合いには、随分と人も増えてまいりましたので、なるべく人の写り込みが少なくなるカーブしているポイントで撮影いたしました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/80sec 200mm

 引地川親水公園の2022年3月30日現在の開花状況としましては、全体的には7分か8分咲き程度の開花状況となっており、ほぼ満開に近い状況で見頃となっております。右岸・左岸の2つの並木はともに同程度の開花状況となっており、桜のトンネルを存分に楽しむことのできる開花状況となっております。

 

「桜のトンネル」 引地川親水公園の桜並木 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/250sec 18mm

 引地川親水公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線藤沢駅北口より湘南台西口(石川橋経由)行き、もしくは綾瀬車庫行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約19分、「天神社前」バス停下車、徒歩3分ほどとなっております。

 神奈川県藤沢市大庭6510付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新湘南バイパス藤沢インターより約2㎞、車で数分となっております。

 無料の駐車場が2か所設置され、第1駐車場(82台)につきましては、3月は9時より16時30分まで、4月は17時30分までとなっており、第2駐車場(54台)につきましては、常時開放となっております。

 因みに前述の通り、筆者は朝9時頃に現地入りいたしましたが、平日にもかかわらず、第2駐車場はすでに満車となっており、第1駐車場に駐車いたしましたが、第1駐車場につきましても午前中には満車に近い状態となり、筆者の帰り際には駐車場待ちの行列が続いておりましたので、自家用車にて訪れます場合には、なるべく早い時間帯に訪れた方が宜しいかと思われます。

 また幹線道路の県道42号線から公園に入る「引地川親水公園入口」交差点は、その先のアクセス道が渋滞を起こしている可能性も高くなっておりますので、南側(辻堂方面)から右折侵入しますよりも、北側(湘南台方面)から左折侵入した方がスムーズにアクセスすることができるかと思われますので、ご検討の程お願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、2022年3月30日現在の引地川親水公園の桜並木の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.03.31記