【花だより】2022年2月15日現在 梅の開花状況 「熱海梅園梅まつり」熱海梅園の早咲き梅 アクセスと駐車場 静岡県熱海市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、早咲きから遅咲きまで楽しむことができます熱海梅園を2022年2月15日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
「熱海梅園梅まつり」熱海梅園 開花状況
日本有数の温泉観光地、熱海の中でも人気の観光スポットである熱海梅園。
もともとは明治初期に医祖長与専斎が「国民の健康の元をつくるには温泉と自然に親しむことが第一」と熱海梅園開設を提唱し、それに応える形で1886年(明治19年)に開園しました梅園となり、当時は約2.5haの山林を開いて、梅や桜、桃、松など約3千本を植えたことが始まりと言われております。
園内のリニューアルなどを経て、現在は「日本一早咲きの梅」、あるいは「日本一遅い紅葉」を楽しむことができます梅と紅葉の名所として名高く、見頃の時期には多くの観光客で賑わうスポットとなっております。
熱海梅園では、早咲きから遅咲きまで多様な品種の梅が植栽されており、約60品種469本の梅の花を楽しむことができるようになっております。
早いものでは11月の下旬頃から咲き始め、見頃の時期としましては、例年1月後半から3月上旬頃が見頃の時期となっており、長い期間に渡り観梅を楽しむことのできる梅園となっております。
また梅の花の見頃の時期に合わせまして、「熱海梅園梅まつり」が開催され、2022年につきましては、1月8日(土曜日)から3月6日(日曜日)までの開催となっております。
梅まつりは、8時30分から16時までとなり梅まつり期間中は入場料300円となっております(熱海市民や市内宿泊者割引あり)。
まつりでは、土産店の出店や大道芸、熱海芸妓連演芸会など各種イベントの実施も予定されております。
熱海梅園の入場口。
紅白の梅が来場者を出迎えてくれております。
入場口付近では、早咲きの梅の花が見頃を迎えており、2月15日現在の見どころのひとつにもなっております。
立派な枝ぶりが気になり撮影。
熱海梅園の中を流れる初川には「梅園五橋」と呼ばれる橋が五つ架かっており、記念撮影スポットとしまして人気の橋となっております。
こちらは中央広場近くの卯月橋。
卯月橋からの白梅と初川。
中央広場に咲く白梅。
木によって開花状況に差があり、2月15日現在、中央広場周辺ではまだ咲き揃っていない開花状況となっております。
咲いている木を選んで撮影。
和の趣のある風景を楽しむことができるかと思われます。
熱海梅園の見どころの一つの梅見の滝の周辺も人気の撮影スポットとなっております。
梅見の滝は、高さ13m、幅29mほどの人工の滝で、美しい流れとともに梅の花を楽しむことができるようになっております。
香浮橋から紅梅・白梅越しに梅見の滝を望みます。
香浮橋の周辺は比較的開花が進んでおり、趣のある風景を楽しむことができるようになっております。
熱海で開催された日韓首脳会談を記念して造られた韓国庭園の下の法面にもたくさんの梅の木が植えられており、紅白の梅が綺麗に咲いておりましたので香浮橋から撮影。
2月15日現在の熱海梅園の梅の開花状況としましては、全体的には5分咲き程度の開花状況となっておりますが、早咲きの梅は既に見頃となっており、エリアによりましては充分に観梅を楽しむことができる開花状況となっております。
特に梅園入口周辺と香浮橋周辺は見頃となっております木が多くなっている状況となっております。
「熱海梅園梅まつり」熱海梅園 アクセスと駐車場
熱海梅園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR伊東線来宮駅より徒歩にて10分ほど(約600m)、もしくはJR東海道本線熱海駅より相の原団地行き伊豆箱根バスにて約15分、「梅園」バス停下車、すぐとなっております。
静岡県熱海市梅園町8-11付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス石橋インターより約25㎞、車で40分ほどとなっております。
梅園付属の駐車場が設置され、駐車料金は600円となっております。
今回のカタスミ日記は、早咲きの梅が見頃を迎えております熱海梅園の2022年2月15日現在の梅の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.02.17記