この夏訪れたい北海道の絶景スポット 美瑛の青い池と白ひげの滝 北海道美瑛町

 富良野・美瑛エリアには、様々な観光スポットが点在しております。その中でも幻想的なコバルトブルーの青い池、ブルーリバーと呼ばれる美瑛川の白ひげの滝。他では観ることのできない青い絶景を楽しむことができる美瑛町のスポットを今回はご紹介いたします。

 

コバルトブルーの白金青い池

Canon SX610HS iso100 F4.5 1/50sec 52mm相当

 夏と言いますと、「北海道」。暑い夏に涼しい北海道でのレジャーに憧れる人も多いかと思われます。

 だだ、近年では夏場の北海道は、本州よりも暑い30度越えの日も多くなっている様ですが、細かい所は置いておいて、北海道の絶景観光スポットをご紹介してゆきたいと思います。

 今回は、北海道の観光エリアのなかでもメジャーな富良野・美瑛エリアにあります白金地区の青の世界をお届けいたします。

 Apple社のスマートフォンやパソコンの壁紙の写真に採用されたこともあり、世界中から観光客が訪れる人気のスポット青い池。

 実は青い池は、池ではなくて、十勝岳火山活動泥流災害防止のために美瑛川に建設された堰堤に水が溜まったもので、地理上は池としては扱われずに、あくまで通称「青い池」となります。

 人工的に造られた堰堤によるものではありますが、立ち枯れのカラマツと青い水の幻想的な風景は訪れる者を魅了すること間違いなしのスポットです。

 では、なぜ青い池はあのように青いのか。諸説あるようですが、一般的にはブルーリバーの愛称で親しまれております美瑛川にアルミニウム成分が混ざり、目には見えないコロイド粒子が太陽の光を散乱させてあのように青くなると言われております。

 光の散乱によるものですので、お天気に左右される部分も多く、光の差し込み具合によって、様々な青い世界を繰り広げるようです。例えば、逆光気味の午前中と順光の午後からでは青の様子が異なるとも言われております。

KODAK FZ152 iso80 F4.7 1/60sec 75mm相当

 

青い池 アクセスと駐車場

Canon SX610HS iso80 F4.5 1/50sec 52mm相当

 青い池へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR富良野線美瑛駅より白金温泉行き道北バスにて20分ほど「白金青い池入口」バス停下車、徒歩数分となっております。

 北海道上川郡美瑛町字白金

 自家用車にてアクセスする場合は、詳しい住所等が設定されておりませんので、青い池より2㎞ほどの所にあります「道の駅 びえい「白金ビルケ」」さんを目的地に設定しておきますと、そこから先のアクセスにつきましては道の駅に掲示されております地図や道路の表示等がありますので、迷うことはないと思われます。

 青い池の観光用の駐車場の営業時間は朝7時より19時まで(冬季は朝8時30分より21時30分まで)となりますので、ご注意ください。

 尚、冬季につきましては、ライトアップ期間を除き閉鎖されることもありますので、冬季に訪れます場合は、お出掛け前に最新情報の収集をお願いいたします。

 また、駐車場は、2020年4月より普通車500円の駐車料金が発生するようになっております。

 

美瑛は青い池だけじゃない! 美瑛ブルーの白ひげの滝

SONY DSC-WX350 iso200 F4 1/50sec 40mm相当

 さて、美瑛町の白金青い池を訪れましたら、是非とも併せて訪れておきたいのが白ひげの滝。

 青い池ほどの知名度はありませんが、青い池とはまた違った雰囲気の美瑛ブルーを楽しむことができる絶景スポットとなります。

 正直なところ、自分も当初は白ひげの滝の存在を知らずに、初めて青い池を訪れました時には、白ひげの滝には立ち寄らずに北海道を後にしております。

 後になってから、白ひげの滝の存在を知るにつけ、どうしても訪れてみたくなり、別の機会に立ち寄らせていただきました。

SONY DSC-WX350 iso800 F5.6 1/125sec 236mm相当

 白い髭のように見えることから白ひげの滝と呼ばれている落差が30mほどの大きな滝です。

 十勝岳連峰の伏流水が溶岩層の割れ目から美瑛川に流れ落ち、川の水の美しさと相まって、他では観ることのできない絶景が繰り広げられます。

 展望スペースは、橋の上からとなり、滝までの距離は少々離れておりませので、迫力がどうなどという雰囲気はないものの、透きとおる青い美瑛川にすだれのように流れ落ちる様子は、特に暑い夏場は涼しく感じるところではないでしょうか。

SONY DSC-WX350 iso800 F5.6 1/160sec 236mm相当

 

白ひげの滝 アクセスと駐車場

SONY DSC-WX350 iso800 F4.5 1/60sec 61mm相当

 白ひげの滝へのアクセスは、公共交通機関では、JR富良野線美瑛駅より道北バスにて30分ほど「びえい白金温泉」バス停下車、徒歩数分となっております。

 北海道上川郡美瑛町白金

 自家用車にてのアクセスの場合は、詳しい住所など設定されていないようですので、ナビ設定の際は、付近の温泉旅館などを電話番号検索して目的地設定とするのが宜しいかと思われます。

 また、駐車場につきましては、白金観光センターの駐車場に駐車して観光することが可能です。

 付近は温泉地ですので、温泉旅館に泊まりながら、お散歩がてらに訪れてみることもお勧めかと思われます。

 

参考情報

 今回は、北海道観光スポットの中でも人気エリアの富良野・美瑛エリアにある白金青い池と白ひげの滝をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 ブルーリバーと言われます美瑛川は本当に美しく、他の地域ではなかなか観ることのできない絶景が繰り広げられます。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、人との距離を保ち、周りを意識しつつ、涼を求めて観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 尚、今回掲載の写真は、2017.06.21、2017.08.18に撮影したもので、記載の内容につきましては撮影当時の情報が中心となっておりますので、ご理解の程お願い申し上げます。詳しい最新の情報につきましては、関連施設のHPなどをご確認の程お願い申し上げます。

 使用機材 : KODAK FZ152、Canon SX610HS、SONY DSC-WX350