諏訪の浮城　高島城（高島公園）の桜　2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場　長野県諏訪市

2024年4月14日

　首都圏よりも一足遅れて春を迎えます信州諏訪。「諏訪の浮城」と評された名城高島城（高島公園）は諏訪の桜の名所としましても名を馳せております。今回のカタスミ日記は、「諏訪の浮城」高島城の桜の咲く春の風景をご紹介いたします。

高島公園ってどんなところ？

　高島公園は、高島城址を公園として整備されたものとなり、高島城は、日根野高吉によって築城されました城で、当時周りが諏訪湖と湿地帯に囲まれておりましたことから、「諏訪の浮城」と評された名城となっております。

　当時の天守閣は明治初期に取り壊され、現在の天守閣は昭和45年に復元されたものとなっております。

　現在は、天守閣に歴史資料が保存展示されておりますほか、公園として整備され、春になりますと桜の名所としまして春色に染まる城址公園にもなっております。

　公園への入園は自由に出入りできるようになっておりますが、天守閣の開館時間は、朝9時より17時30分まで（冬季は16時30分まで）となり、天守閣入場料は310円となっております。また、休館日は12月26日より12月31日、ならびに11月第2木曜日となっております。

　高島城（高島公園）では、ソメイヨシノをはじめ、しだれ桜や八重桜など約90本の桜が植えられており、春になりますとお花見を楽しむことができるスポットにもなっております。

　高島城の桜の見頃時期としましては、例年4月中旬頃が見頃の時期となっております。

　また、ソメイヨシノと八重桜では、若干見頃の時期が異なり、ソメイヨシノが散り始める頃に、それに入れ替わるように八重桜が見頃を迎えてゆきますので、比較的長くお花見を楽しむことができるスポットかと思われます。

　尚、高島城（高島公園）の桜の開花状況につきましては、諏訪市公式HP内の「高島公園等の桜、上川のスイセンの開花情報」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

　高島城では、天守閣の周りやお堀沿いにソメイヨシノが植えられており、春らしい風景を楽しむことができるようになっております。

　比較的コンパクトな公園となりますので、壮大な風景は望むべくもないところとなってしまいますが、箱庭的な美しさを楽しむことができるお花見スポットになろうかと思われます。

　また比較的混雑が少ないため、静かにお花見を楽しみたい方にはお勧めのお花見スポットになろうかと思われます。

　高島城では、ソメイヨシノと入れ替わるように八重桜が咲き始めます。八重のしだれ桜が多く、しっとりとした雰囲気の中にも、ピンク色の可愛らしい花が春らしい穏やかな風景を奏でてくれるお花見スポットとなっております。

　美しい庭園に適度に散りばめられた八重桜は、非常に美しいところとなりますが、ソメイヨシノが見頃の時期よりも更に混雑が少ない状況となろうかと思われますので、特に八重桜を目的に訪れてみます事もお勧めとなります。

　庭園の八重のしだれ桜が見頃となります頃には、お堀のそばのしだれ桜やソメイヨシノが散り始めており、ピンク色の花筏が敷き詰められたお堀も見どころのひとつになっております。

　高島城（高島公園）へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線上諏訪駅より徒歩10分ほどとなっております。

　長野県諏訪市高島1-20-1付近

　自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道諏訪インターより約6㎞、車で15分ほどとなっております。

　また無料の駐車場が設置されておりますが、駐車場は2ヵ所に分かれており、天守閣傍の北側駐車場と諏訪市役所の歩道橋傍の道路寄りの南側駐車場となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

　今回のカタスミ日記は、「諏訪の浮城」として名を馳せた高島城址に整備されております高島公園の桜の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　静かにお花見を楽しみたい方にはお勧めの桜の名所となっております。

2024.04.13記