桜と雪山の絶景！宮川千本桜はのんびりお花見散策したい人にお勧め 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 福島県会津美里町
季節と共に桜前線も北上中となっておりますが、首都圏のお花見が終わるころに順次見頃を迎えてゆきます東北の桜。東北の桜のある風景と申しますと、残雪の残る雪山と桜のコラボレーションをイメージされる方も多いかと思われます。今回のカタスミ日記は、残雪の残る雪山と桜並木の絶景を楽しむことができます宮川千本桜の春の風景をご紹介いたします。
宮川千本桜の春ののどかな風景 見頃時期
会津盆地の南西域に位置しております会津美里町。その会津美里町を南北に縦貫する宮川。
春を迎えますとこの宮川沿いの桜並木が咲き誇ります。
宮瀬橋から中川橋周辺までの宮川両岸に約500本のソメイヨシノの並木が続き、宮川千本桜と呼ばれております。
500本なのに千本？というご意見も聞こえてきそうではございますが、のどかな風景の中を穏やかに流れる宮川沿いに続く桜並木は、500本であろうが千本であろうが癒される風景であることは間違いのないところかと思われます。
宮川千本桜の見頃の時期としましては、例年4月中旬から後半頃が見頃の時期となっており、比較的混雑が少なくゆったりとお花見を楽しむことができるスポットとなっております。
尚、宮川千本桜の桜の開花状況につきましては、会津美里町観光協会さん運営のHP「頼れるミサトの案内所！会津美里町観光ポータルサイト」内の「お花見・桜開花情報2024」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
宮川千本桜の見どころご紹介
都会のお花見とは違う！のんびりとした気持ちでお花見散策
宮川千本桜の一番の魅力は、やはりのどかな風景をのんびりと散策できるところかと思われます。
河川敷は公園のように整備されており、一段高い土手の遊歩道を散策することとなりますが、土手に覆いかぶさるように桜が咲いておりますので、春の優しい木漏れ日が心地よい散策となることは間違いのないところかと思われます。
のどかな風景も素晴らしいところではございますが、比較的混雑は少なく、都内や近県の川沿いの桜並木の人混みの中でのお花見とはひと味もふた味も違う雰囲気でお花見散策を楽しむことができるようになっております。
残雪の残る雪山と桜並木の絶景
東北の桜のイメージとしまして、残雪の残る雪山と桜の絶景を思い浮かべる方も多いところかと思われます。
筆者が好んでこの地のお花見を楽しむ理由もそこにあり、雪山と桜並木の絶景を静かな雰囲気で楽しむことができるからに他ならぬところでございます。
会津の山と言いますと、やはり磐梯山になろうかと思われますが、宮川千本桜からも残雪の残る磐梯山を望むことができ、よく観光ポスターやHPなどで見かける風景を楽しむことができるようになっております。
しかしながら、磐梯山は方角的には東の方に位置しておりますので、桜並木と磐梯山のコラボレーションを楽しむ際には、午前中は逆光となってしまいますので、午後からの時間帯の方が宜しいかと思われます。
今回掲載しております写真につきましては磐梯山ではなく、日光・尾瀬方面の残雪の残る雪山となります。
併せて楽しみたい伊佐須美神社外苑あやめ苑の桜
宮川の畔に位置しております伊佐須美神社外苑あやめ苑の桜も、お花見の際には併せて楽しみたいところかと思われます。
あやめ苑とはなっておりますが、苑内では桜の花も楽しむことができ、密度感のございます桜を楽しむことができるスポットとなっております。
風の無い日には、池に映り込む桜も楽しむことができ、知る人ぞ知るお花見スポットとなっております。
宮川千本桜 アクセスと駐車場
宮川千本桜へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR只見線会津高田駅より徒歩20分ほどとなっております。
福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、磐越道新鶴スマートインターより約10㎞、車で15分ほどとなっております。
宮川沿いに無料の駐車場が設置されておりますので、自家用車にてのアクセスが便利かと思われますが、ナビ設定の際には、上記住所の伊佐須美神社を目的地設定しておきますと、神社外苑の裏手の宮川沿いが駐車場となりますので判りやすいかと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、首都圏よりも一足遅く訪れます東北の春、福島県会津美里町の宮川千本桜ののどかな風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
首都圏では「お花見」＝「人混み」というイメージがございますが、長閑な雰囲気の中でおおらかにお花見を楽しむことができるスポットとなっております。
2024.04.14記