【花だより】2022年11月27日現在 紅葉の色づき見頃状況 「日本の滝百選」 洒水の滝の秋の風景 神奈川県山北町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年11月27日に撮影いたしました洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
「日本の滝百選」洒水の滝 紅葉の色づき見頃状況
神奈川県山北町に位置しております洒水の滝は、滝沢川から流れ落ちます3段の滝で、下流側から「一の滝」69m、「二の滝」16m、「三の滝」29mとなる落差の大きな滝となっております。
鎌倉時代の名僧文覚上人が修業したとも伝えられております名瀑で、「日本の滝百選」にも選定されておりますほか、「かながわの景勝50選」、「かながわの未来遺産100」にも選ばれておりますスポットとなっております。
また、近年では遊歩道の再整備が行われ、2022年4月には長さ118m、226段の階段遊歩道が完成し、遊歩道を登りました先の観爆台からは洒水の滝を上から見渡すこともできるようになっております。
また、紅葉の季節には滝の周りの色づきも美しく、人気の観光シーズンとなっており、洒水の滝の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から12月上旬頃が見頃の時期となっております。
今回のカタスミ日記は、2022年11月27日に洒水の滝を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
滝沢川に架かります和合橋の両側に、観光用の無料の駐車場が設置されており、駐車場に車を駐車し、滝に向かいたいと思います。
洒水の滝では、この和合橋周辺のもみじの紅葉も大きな見どころとなっており、川に覆いかぶさるように紅くもみじが色づいております。
滝に向かって進んでまいりますと、ちょっとした公園のような広場があり、その周辺でももみじがたくさん植えられておりますが、例年こちらのもみじは色づきがあまり芳しくなく、紅くはならずに黄色い状態で落葉してゆくことが多いかと思われます。
さて途中で遊歩道が二手に分かれており、そのまま進みますと水汲み場と赤い橋のフォトスポット、階段を上ってまいりますと、上から見渡すことのできます観爆台に向かうことができるようになっております。
観爆台より。
因みにこの写真では紅葉の色づきを中心に写したいと思い、滝は上側半分ほどしか写っておりません。
また深いV字谷となっておりますので、滝の下側半分は陰っており、写真撮影の際は、良く晴れた日には明暗差が大きく撮影が難しい場所となり、曇りの日当たりの弱い日の方が撮影がしやすい一面もあろうかと思われます。
滝の上部、色づく木の下から流れ落ちてきております。
観爆台で滝を楽しみました後には階段遊歩道を降りてゆき、下の水汲み場に向かいます。
洒水の滝は、「名水百選」にも選ばれております名水となり、水汲み場では水を汲んでおられます方もちらほらとお見掛けいたします。
滝の下に架かる赤い橋と紅葉。
以前は赤い橋から先にも遊歩道が続いておりましたようでございますが、落石と崩落の為に現在では赤い橋から先は立ち入り禁止となっております。
2022年11月27日現在の洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況としましては、見頃を迎えております状況かと思われ、滝が流れ落ちます谷の赤、黄、緑のコントラストも美しく、また駐車場傍の和合橋周辺のもみじも紅く色づいております状況となっております。
洒水の滝 アクセスと駐車場
洒水の滝へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線山北駅より山北町内循環バスにて、「平山」バス停下車、徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡山北町平山1180付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約9.5㎞、車で15分ほどとなっております。
洒水の滝への入口に位置しております和合橋の両側に観光用の無料の駐車場が設置されており、橋の手前の駐車場はトイレのある舗装された駐車場で、橋の奥の駐車場は未舗装の駐車場となっております。
尚、和合橋周辺の道路につきましては、狭い道路となっておりますので、車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2022年11月27日現在の洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.11.27記