【花だより】2022年11月28日現在 「熱海梅園もみじまつり」 熱海梅園の日本一遅い紅葉 色づき見頃状況 アクセスと駐車場 静岡県熱海市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年11月28日に撮影いたしました熱海梅園の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。

 

「日本一遅い紅葉」 熱海梅園もみじまつり 色づき見頃状況

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/5sec 33mm

 日本有数の温泉観光地、熱海の中でも人気の観光スポットでございます熱海梅園。

 もともとは明治初期に医祖長与専斎が「国民の健康の元をつくるには温泉と自然に親しむことが第一」と提唱し、それに応える形で1886年(明治19年)に開園しました梅園となり、当時は約2.5haの山林を開いて、梅や桜、桃、松など約3千本を植えたことが始まりと言われております。

 現在では、初川を挟みまして約4.4haまで広がり、春の梅の花はもちろんのこと、秋にはもみじの紅葉も楽しむことができるようになっております。

 熱海梅園では、約380本のカエデ類が植えられており、初川沿いの「梅園五橋」の周辺を中心に紅葉を楽しむことができ、紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっております。

 紅葉の見頃の時期に合わせまして、「熱海梅園もみじまつり」が開催され、2022年の開催期間としましては、11月12日(土曜日)から12月4日(日曜日)までの開催期間となっております。

 まつりでは、足湯や甘酒無料サービスのほか、ジャズ演奏などの各種イベントの実施、また期間中は紅葉ライトアップも行われております(16時30分から21時まで)。

 今回のカタスミ日記は、2022年11月28日に熱海梅園を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 3/5sec 33mm

 梅園前の駐車場に車を駐車し、初川に沿って園内を散策してまいりたいと思います。

 因みに、梅まつりの時期には、梅園前駐車場は600円でございましたが、もみじまつりの時期には駐車料金は300円となっております。

 また梅園への入場料は、梅まつり期間中は300円でございましたが、もみじまつり期間中は入場無料となっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F10 1/5sec 63mm

 今回訪れました中での最大の見どころでございましたのは、雙眉(そうび)橋周辺のもみじになろうかと思われます。

 紅く色づいておりますもみじ、黄色いもみじ、青もみじと、とにかくカラフルなもみじの紅葉風景を楽しむことができるようになっております。

 もう少し紅葉が進んでまいりますと、赤の度合いが増えてまいりますかと思われますが、赤一色ではなく、いろいろな色を楽しむことができ、なかなか華やかな紅葉の現状となっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/6sec 75mm

 こちらは雙眉(そうび)橋の東側。

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/5sec 33mm

 こちらは西側。

 橋の西側の方が若干赤い色が多いかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/10sec 54mm

 さらにアングルを変えてもう一枚。

 重なるように紅葉が続いておりますので、見応えのございます紅葉風景を楽しむことができるかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso125 F10 1/8sec 33mm

 雙眉(そうび)橋から少し上流の赤い欄干が印象的な駐杖(ちゅうじょう)橋。

 赤い橋は絵になる風景かと思いますが、雙眉(そうび)橋のように紅葉が迫りくる雰囲気ではございませんので、意外と写真撮影は難しいポイントかとも感じられるところとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 4/5sec 63mm

 駐杖(ちゅうじょう)橋から更に上流にまいりますと、梅見の滝がございますが、滝の周辺は若干色づきが遅れておりますようにも感じられるところとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/20sec 89mm

 梅園と澤田政廣記念美術館を繋いでおります梅園橋からは園内の色づく紅葉風景を見渡すこともできるようになっております。

 高い場所から見渡すポイントとしましてお勧めの場所は、この梅園橋と中山晋平記念館近くの見晴台になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/6sec 39mm

 こちらが見晴台からの紅葉風景。

 見晴台にはベンチも設置されており、色づく秋の風景を楽しみながらのんびりとした時間を過ごすことができるようにもなっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/10sec 106mm

 2022年11月28日現在の熱海梅園の紅葉の色づき見頃状況としましては、木によりまして色づき具合に差がございますものの、全体としましてはほぼ見頃の状況かと思われ、赤一色ではないものの、赤、黄、緑のカラフルな紅葉風景を楽しむことができる色づき見頃状況になろうかと思われます。

 

熱海梅園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso125 F10 1/6sec 33mm

 熱海梅園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR伊東線来宮駅より徒歩にて10分ほど(約600m)、もしくはJR東海道本線熱海駅より相の原団地行き伊豆箱根バスにて約15分、「梅園」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県熱海市梅園町8-11付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス石橋インターより約25㎞、車で40分ほどとなっております。

 梅園付属の駐車場が設置され、もみじまつり期間中は駐車料金は300円となっております(17時以降は無料)。

 今回のカタスミ日記は、2022年11月28日現在の熱海梅園の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.11.29記