一足早い高原の秋の紅葉 志賀高原エリア 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 長野県山ノ内町
すっかり朝晩は涼しい季節となってまいりました。秋と言いますとやはり紅葉、秋の色づきを楽しみたい季節でもございます。今回のカタスミ日記は、志賀高原エリア、横手山から木戸池、一沼、澗満滝の秋の風景をご紹介いたします。
志賀高原の秋の紅葉 木戸池の秋の色づき
日本国道最高地点である渋峠。
渋峠の絶景とともに併せて楽しみたい草津志賀高原道路(国道292号線)の志賀高原エリア。
温泉地草津と中野市を結ぶ草津志賀高原道路は、標高も高く、視界の開けている区間も多いため、爽快なドライブ・ツーリングを楽しむことができる絶景ロードとなっております。また標高が高いことから、関東平野部よりも紅葉の色づきが早く、10月上旬頃から順次見頃を迎えてまいります。
尚、志賀高原の紅葉の色づき見頃状況につきましては、志賀高原観光協会さん運営のHP「志賀高原」内の「紅葉情報」のコーナーにて高原各所の色づき状況を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
標高2,100m付近に位置しております横手山ドライブインは、山々を見渡す雄大な景色を楽しむことのできるスポットで、展望レストランやお土産物ショップなどのある草津志賀高原道路の中でも人気の立ち寄りスポットとなっております。
営業時間は朝の8時40分より16時15分までとなっており、無料の大駐車場を備えておりますが、全体に傾斜のございます駐車場となっておりますので、特にバイクにて訪れます場合には駐車の際は転倒にご注意の程お願い申し上げます。
また、夕日の美しいスポットでもございますが、夕日を楽しむ際は、帰路は辺りが暗くなってまいりますので、暗い山道の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。
横手山ドライブインより更に中野市側に進んでまいりますと、国道沿いに突如として現れる濛々とした蒸気が上がっている平床大噴泉公園がございます。
大噴泉は間近で迫力の様子を楽しむこともできますが、国道から公園に入る際は、場所によりましては段差が大きい場所がございますので、ご注意の程お願い申し上げます。
大噴泉は、ほたる温泉の源泉としても利用されており、また、ほたる温泉は、この辺りで夏にゲンジボタルが観られることから改名された温泉となっております(旧硯川温泉)。
志賀高原の紅葉と申しますと、蓮池や琵琶池が有名なところかと思われますが、筆者の中では一番のお勧めは、木戸池になろうかと思われます。
標高1,640m付近に位置します木戸池は、白樺やダケカンバに囲まれた静かな池で、風のない日には水鏡の美しい池となっております。
特に白樺が織りなす新緑の頃と紅葉の時期は非常に美しく、爽やかな美しい風景を楽しむことができる人気のスポットとなっております。
この爽やかな雰囲気は、志賀高原の大小さまざまな池の中でも他ではあまり感じることのできない風景で、志賀高原を訪れましたら是非とも足を運んでいただきたいところかと思われます。
静かな佇まいの一沼と豪快な澗満滝の秋の紅葉
志賀高原の中では、琵琶池や丸池などと比べましてそれほど有名ではないかと思われますが、国道沿いに一沼と呼ばれる池(沼)がございます。
小さな池(沼)で、国道を走っておりましても、あ、池があるな、程度に思い素通りしてしまう方も多いかと思われます一沼でございますが、実は、写真愛好家の間では人気の撮影スポットにもなっております。
特に紅葉の時期は人気のシーズンで、白樺やナナカマド、ウルシなどが赤、黄、緑と美しい紅葉を見せてくれる時期があり、またリフレクションも美しい小ぢんまりとした静かな池(沼)になっております。
もともとは、長野方面から志賀高原に向かう際に、一番最初に見えてくる池ということに因み「一沼」と名付けられた池(沼)となります。
数台駐車可能な駐車スペースが池の近くの中野市側の道路脇にございますが、紅葉シーズン中は時間帯によりましては混み合うことも予想されますので、混み合っております場合には、500mほど離れた場所にございます丸池などの駐車場に駐車した上でのんびりと散策するのが宜しいかと思われます。
草津志賀高原道路の見どころの一つとしまして、一番中野市側に位置しております澗満滝も併せて立ち寄りたいスポットになろうかと思われます。
澗満滝は、落差が107mと、長野県内でも有数の名瀑として、また紅葉の名所としまして人気のスポットとなっております。
駐車スペースより少しだけ遊歩道を上ってまいりますと、展望台に行くことができ、澗満滝を望むことができるようになっております。
ただ、滝壺を間近に観られる訳ではなく、展望台より遠巻きに眺める感じとなりますので、撮影目的で行かれる方は望遠レンズなども持参した方が宜しいかと思われます。
駐車スペースは、20台ほど停められそうな広さがございますが、ちょうどカーブ沿いとなっておりますので、くれぐれも駐車場の出入りの際は運転にご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、草津志賀高原道路沿いの志賀高原エリアの秋の色づく風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
標高が高いエリアでございますので、紅葉の時期には朝晩が冷え込むことが予想されますので、防寒対策を忘れずに紅葉散策を楽しみたいところかと思われます。
2024.08.28記