西方寺の中日桜 お彼岸の頃に咲く桜 2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県横浜市
横浜市内にひっそりと佇む茅葺き屋根のお寺「西方寺」。秋の彼岸花の有名な寺院となっておりますが、春のお彼岸の頃には早咲きの桜が咲く寺院となっております。今回のカタスミ日記は、西方寺の早咲きの桜「中日桜」の咲く風景をご紹介いたします。
西方寺ってどんな寺院?
神奈川県横浜市に静かに佇む茅葺き屋根のお堂が美しい西方寺は、約800年前に鎌倉で創建されました古刹で、500年ほど前に現在の地、横浜市新羽へ移ってまいりました寺院となっております。
西方寺は、真言宗の寺院で、山号は補陀洛山(ふだらくさん)となり、江戸時代に建立されました茅葺き屋根の本堂は、市指定有形文化財にもなっております。
本堂の他にも、江戸時代建立の茅葺き屋根の山門や鐘楼堂も市指定文化財に登録されており、大都会横浜にありながら、まるでタイムスリップしたかのような静寂の世界が奏でられております。
西方寺では、四季折々の花木を楽しむことができるようになっておりますが、秋のお彼岸の頃に見頃を迎えます赤・ピンク・白・黄色の4色の色鮮やかな彼岸花が特に有名なところとなっており、見頃の時期には多くの参拝者、拝観者で賑わう寺院となっております。
西方寺の早咲きの桜「中日桜」の見頃時期
彼岸花の有名な西方寺でございますが、秋に彼岸花が咲き誇ります参道を覆うように春のお彼岸には「中日桜」が咲き誇ります。
もともとは地元の檀家さんが彼岸の頃に咲く桜を植えてくださったもので、お彼岸の頃に咲くことから住職が「中日桜」と名付け、駐車場の脇に植えられました桜の枝は、参道にせり出すように伸び、見頃の時期には参道を桜の花が彩ります。
西方寺の中日桜の見頃の時期としましては、例年3月上旬から3月中旬頃が見頃の時期となっており、茅葺き屋根の山門に続く参道に咲き誇ります。
尚、西方寺の中日桜の開花状況につきましては、西方寺HP、あるいは横浜新羽西方寺さんTwitter(X)アカウント(@BnFsoreb)にて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
また、中日桜の咲くころになりますと、駐車場の花桃も咲いてまいりますので、桜と併せて春らしい色合いの花桃も楽しむことができるようになっております。
西方寺 アクセスと駐車場
西方寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅より徒歩5分ほどとなっております。
神奈川県横浜市港北区新羽町2586付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、第三京浜港北インターより約2.2㎞、車で6分ほどとなっております。
また参拝者用の無料駐車場には20台ほど駐車可能となっておりますが、週末などは混雑が予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、参道の中日桜が美しい横浜市新羽の西方寺の早咲きの桜の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
本数こそは多くはございませんが、茅葺き屋根の山門に続く参道に咲く桜は風情のございます風景となっておりますので、静かにお花見を楽しみたいところかと思われます。
2024.10.03記