【花だより】2025年3月18日現在 春めき桜の開花状況 一の堰ハラネ(怒田丘陵)アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年3月18日に撮影いたしました一の堰ハラネの春めき桜の開花状況をお届けいたします。
一の堰ハラネ(怒田丘陵)春めき桜の開花状況
神奈川県南足柄市に位置しております一の堰ハラネは、何とも独特なネーミングでございますが、「一の堰」は酒匂川の文明用水の一の堰から流れてきている水路を指し、「ハラネ」は土手の通称であると言われております。
水路と土手でございますが、田園の広がる地域の水路傍に怒田丘陵(土手)が広がり、約3,000㎡の斜面に約120本の春めき桜が植えられております。
「春めき桜」は、2000年(平成12年)3月に品種登録もされている比較的新しい品種の桜で、河津桜とソメイヨシノの間の時期に咲き、見頃の時期としましては、例年3月中旬頃が見頃となります早咲きの桜となっております。
春めき桜は、カンヒザクラとシナミザクラの交雑種で、咲き始めは紅く、開花が進むにつれ花の色が淡くなってゆく特徴がございます桜となっております。
春めき桜のお花見スポットとしましては、熊本県の富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング九州や京都府の旧成徳中学校などでも春めき桜を楽しむことができるようでございますが、河津桜のように全国的な広がりは見せておらず、発祥の南足柄市内を中心に春めき桜を楽しむことができるようになっており、特に一の堰ハラネ(怒田丘陵)と狩川沿いの春木径・幸せ道は、人気のお花見スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2025年3月18日に一の堰ハラネを訪れてみましたので、写真を交えながら、春めき桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
先ずは地蔵下橋の上から迫りくる春めき桜を一望いたします。
若干蕾も残ってはおりますが、ほぼ満開の開花状況で、開花前半のピンクの色合いが可愛らしい状況となっております。
暫くは満開の春めき桜を楽しむことができるかと思われますが、今後は時間の経過とともに、ピンクが薄くなってゆき、白が強くなってまいりますので、何度か訪れ、色の変化も楽しみたいところかと思われます。
一の堰ハラネのすぐ下は未舗装の農道になっており、迫りくる桜を見上げながら散策を楽しむことができるようになっております。
丘陵の裏の小路も覆いかぶさるように春めき桜が咲き、春の訪れを感じずにはいられないところかと思われます。
2025年3月18日現在の一の堰ハラネの春めき桜の開花状況としましては、若干蕾も残ってはおりますものの、全体的に開花が進み、ほぼ満開に近い開花状況となっております。
一の堰ハラネ(怒田丘陵)アクセスと駐車場
一の堰ハラネへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線新松田駅より関本行き箱根登山バスにて、「足柄高校前」バス停下車、そこより徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島484-2付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.7㎞、車で15分ほどとなっております。
ガソリンスタンドのございます上記住所付近の交差点より200mほど西側に位置しており、坂を上ってゆきますと地蔵下橋となります。
2025年につきましては、春めき桜の見頃の時期に合わせまして、日時限定でお花見用臨時駐車場が設置されます。
福沢小学校(神奈川県南足柄市千津島632付近)
利用可能日時:3月8日(土曜日)・9日(日曜日)・15日(土曜日)・16日(日曜日)の9時から16時まで
JAかながわ西湘福沢総合選果場(神奈川県南足柄市怒田1332付近)
利用可能日:3月20日(木祝日)・22日(土曜日)・23日(日曜日)の9時から16時まで
尚、見頃の混雑しています時期には毎年パトカーも巡回に来ておりますので、路上駐車はお控えいただきました方が無難かと思われます。
今回のカタスミ日記は、2025年3月18日現在の一の堰ハラネ(怒田丘陵)の春めき桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
遅れておりました開花を挽回するかのように一気に咲いてまいりましたので、満開の春めき桜のお花見を楽しみたいところかと思われます。
2025.03.18記

