【花だより】2024年10月31日現在 紅葉の色づき見頃状況 鐘山の滝と恩賜林イロハモミジ回廊 アクセスと駐車場 山梨県富士吉田市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年10月31日に撮影いたしました鐘山の滝と恩賜林イロハモミジ回廊の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
鐘山の滝と恩賜林イロハモミジ回廊 紅葉の色づき見頃状況
山梨県富士吉田市に位置しております鐘山の滝は、落差が10mほどの二条に流れ落ちる美しい滝となりますが、比較的混雑の少ない穴場的スポットとなっております。
美しい滝と申しますと、秘境めいた場所に長い遊歩道を歩いてゆかねばならないイメージをどうしても持ってしまうものではございますが、ここ鐘山の滝は、国道からすぐの所にあり、アクセスも良好なロケーションで、初めて訪れます場合は、「えっ、こんな所に滝があったの?」と意外に思われる方も多いのかとも思われます。
実際筆者も、傍の国道は何度となく通ったことのございます国道で交通量も多い道路となりますが、滝の方まで向かいますと、車の音はかき消され、流れ落ちる滝の音に自然を感じ、癒されるスポットとなっております。
鐘山の滝は、桂川にかかる滝で、鐘の音を響かせるという武田信玄ゆかりの伝説に因み、付けられた名前となっております。
鐘山の滝は、以前は知る人ぞ知る紅葉スポットでございましたが、近年ではふじさんミュージアムと一体化され「ふじさんミュージアムパーク」の一部としまして再整備され、訪れる観光客も増えてまいりました滝となっております。
以前は滝壺の方まで降りてゆくこともできましたが、足場が良くないことから現在は滝壺の方には降りてはゆけませんが、展望広場にはベンチも設置され、滝を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができるようになっております。
鐘山の滝の紅葉の見頃時期としましては、例年10月下旬から11月上旬頃が見頃の時期となっており、滝を眺めながら静かに紅葉も楽しみたい方にはお勧めの紅葉スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2024年10月31日に鐘山の滝と恩賜林イロハモミジ回廊を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
ますは、ふじさんミュージアムパークの付属無料駐車場に車を駐車し、鐘山の滝まで続く紅葉回廊を散策してまいります。
紅葉回廊の駐車場側につきましては、一部見頃を迎えております木もございますが、まだ青葉が目立っており、色づき始めの状況となっております。
対しまして、ふじさんミュージアムパーク紅葉回廊の南側のエリアにつきましては、かなり色づきが進んでおり、ほぼ見頃に近い色づき状況となっております。
因みにこちらの紅葉回廊につきましては、例年、鐘山の滝や恩賜林イロハモミジ回廊など周辺スポットに比べまして一週間ほど見頃のタイミングが早く、周辺エリアが見頃を迎えます頃には見頃終盤で散り始めてしまいますので、気になられます方は早めのタイミングで訪れますことをお勧めいたします。
アングルを変えまして、国道の歩道から撮影。
ふじさんミュージアムの建物を背景に、かなり色づいてきているのがお判りいただけるかと思われます。
回廊を写真右手(南側)に進んでまいりますと、鐘山の滝に向かうことができるようになっております。
鐘山の滝の入口付近にて。
鐘山の滝のは、滝の前の展望広場の周りや入口の遊歩道の周辺にもみじが群生しておりますが、入口周辺ではほんのりと色づき始め、まだ見頃前の色づき状況となっております。
美しい二条の滝「鐘山の滝」。
滝の周りのもみじにつきましても、色づきは始まっておりますが、真っ赤に染まってはおらず、紅葉としましては見頃前の状況となっております。
鐘山の滝のございますふじさんミュージアムパークからも徒歩圏内で、恩賜林庭園東側のイロハモミジの回廊も知る人ぞ知る紅葉スポットとなっております。
恩賜林庭園東側から富士散策公園付近まで約800mの区間に150本以上のイロハモミジが植えられており、富士山を背景に赤く染まるモミジを楽しむことができますポイントもございますので、併せて楽しみたいところかと思われます(冒頭の写真)。
富士山だけでなく、白樺とのコントラストが美しい恩賜林イロハモミジ回廊でございますが、こちらにつきましても色づき始め、まだ青葉が目立っている状況となっております。
2024年10月31日現在の鐘山の滝の紅葉の色づき見頃状況としましては、一部で色づきが始まっておりますものの、全体としましては見頃前の状況、恩賜林イロハモミジ回廊の紅葉につきましても、色づき始めの状況、ふじさんミュージアムの紅葉回廊につきましては、南側半分が色づきが進み、ほぼ見頃に近い色づき状況となっております。
鐘山の滝(ふじさんミュージアムパーク)アクセスと駐車場
鐘山の滝(ふじさんミュージアムパーク)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、富士急行線富士山駅より山中湖方面行きバスにて約15分、「ふじさんミュージアムパーク前」バス停下車、すぐとなっております。
山梨県富士吉田市上吉田東7-27-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東富士五湖道路富士吉田忍野スマートインターより約1㎞、車で3分ほどとなっております。
ふじさんミュージアムパークの無料駐車場が、鐘山の滝の駐車場も兼ねております。
尚、恩賜林イロハモミジ回廊につきましては、鐘山の滝から徒歩にて向かうこともでき、ミュージアムパークから道の駅富士吉田を越え西方面へ約1㎞、徒歩にて10分ほどとなっておりますし、富士散策公園(山梨県富士吉田市新屋1770-12付近、無料駐車場あり)から向かうこともできるかと思われます。
今回のカタスミ日記は、2024年10月31日現在の鐘山の滝と恩賜林イロハモミジ回廊の紅葉の色づき状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
今シーズンは例年に比べまして若干色づきが遅れているようにも感じられますが、最近は気温も低くなってまいりましたので、今後の色づきが期待されます状況かと思われます。
2024.11.04記
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