【花だより】2021年11月8日現在 紅葉の色づき見頃状況 箱根 お玉ケ池（お玉が池） アクセスと駐車場 神奈川県箱根町
季節の花の開花状況や紅葉の色づきなど見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、紅葉が色づき始めてまいりました箱根お玉ケ池（お玉が池）を2021年11月8日に撮影しました紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
箱根 お玉ケ池（お玉が池） 紅葉の色づき見頃状況
少しずつ観光地に賑わいが戻りつつある昨今ではございますが、神奈川県を代表する観光地、箱根でも観光客の姿が多く見られるようになってまいりました。
今回のカタスミ日記は、そのような箱根エリアの中にあり、芦ノ湖や強羅などとは異なり、静かに自然を感じられるお玉ケ池（お玉が池）の紅葉の色づき状況をお届けしてゆきたいと思います。
お玉ケ池は、旧箱根街道沿い、元箱根から寄木細工で有名な畑宿に向かう途中にひっそりと佇む美しい池で、その名前は「お玉の伝説」に由来するところとなっております。
お玉の伝説とは、諸説ございますが、江戸時代にお玉という少女が江戸の奉公先から伊豆に逃げ帰ろうと関所破りを試みましたが、関所の番人に捕まり打首獄門に処され、哀れに思った村人がこの池でお玉の首を洗ったという伝説となります。
そのためかどうかは解りませんが、お玉ケ池は、道路のすぐ傍にありながら、ひっそりと佇むどこかもの悲しい雰囲気をもった美しい池となっております。
池の周りには遊歩道が整備され、周囲を一周することができ、ハイキングでも人気のスポットとなっておりますが、季節によりまして水かさの高低があり、水の多い季節には遊歩道の一部は水没してしまいます事もございますので、特に雨の多い梅雨時の季節などはご注意の程お願い申し上げます。
また雨の日やその翌日は池の周囲がぬかるんでいたり滑りやすい箇所がございますので、併せてご注意の程お願い申し上げます。
お玉ケ池は、リフレクションの美しい池となり、写真愛好家の間では撮影スポットとしましても有名で、知る人ぞ知る美しい池となっておりますが、撮影日は生憎のお天気で、風がありバリっとしたリフレクションは見られずに、ぼんやりとしたリフレクションになってしまったのは少々残念なところかと思われます。
お玉ケ池の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月上旬から下旬頃にかけてが見頃の時期となっておりますが、11月8日現在、だいぶ色づき始めてきており、緑の針葉樹とのコントラストが美しい色づき状況となってきております。
実は、箱根近辺のフォトスポットとしまして、この後千条の滝にも訪れようとしましたが、千条の滝の遊歩道の入口にある駐車スペースが周辺工事のため閉鎖されてしまっておりましたので、千条の滝へは実質的に自家用車でのアクセスが困難となっておりますので、千条の滝への訪問を予定されていらっしゃる場合には、ご注意の程お願い申し上げます。
今回は千条の滝は断念し、お玉ケ池の後に、芦ノ湖湖畔の箱根町港周辺をぶらぶらとのんびり散策もしてみました。
箱根町港のすぐ傍には、箱根駅伝ミュージアムや各種ショップ、カフェなどが軒をそろえ、ゆったりとした時間の中で秋の色づきを感じながら散策を楽しむことができる状況となっております。
箱根町港から望む山側の色づき。
芦ノ湖箱根町港周辺の11月8日現在の紅葉の色づき見頃状況としましては、ピークには至っていないもののかなり色づきてきており、季節の移ろいを感じられる色づき状況になってきているかと思われます。
箱根 お玉ケ池（お玉が池） アクセスと駐車場
箱根お玉ケ池（お玉が池）へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山鉄道・小田急小田原線箱根湯本駅より箱根登山バスにて約26分、「お玉ケ池」バス停下車、すぐとなっております。
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根
自家用車にてのアクセスにつきましては、番地などの詳しい住所が設定されておりませんので、ナビ設定の際には地図を確認しながら設定していただきますようご注意の程お願い申し上げます。
具体的なアクセスとしましては、元箱根方面より国道1号線「畑宿入口」交差点にて県道732号線に入り、畑宿・小田原方面へ1㎞ほどとなっております。
元箱根より進行方向右側、池の少し手前に駐車場（広場）がございますが、入口に看板などはございませんので、通り過ぎにご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、紅葉が色づき始めてまいりました箱根お玉ケ池（お玉が池）の11月8日現在の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.11.09記