【花だより】2024年4月15日現在 新緑の見頃状況 大淵笹場 富士山と茶畑の絶景共演 アクセスと駐車場 静岡県富士市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年4月15日に撮影いたしました大淵笹場の茶畑の新緑の色づき見頃状況をお届けいたします。
富士山と茶畑の絶景共演 大淵笹場 新緑の見頃状況
静岡県富士市に位置しております大淵笹場は、近代的な構造物や電線に遮られることなく、富士山を背景に茶畑が広がる希少な絶景スポットで、茶どころ静岡の中でも有数の景観美を誇る茶畑となっております。
「夏も近づく八十八夜」のフレーズが印象的な茶摘みの歌でございますが、お茶どころ静岡県では、例年5月初旬頃から初夏の風物詩とも言えます茶摘みが始まる季節となってまいります。
茶摘みの歌の「八十八夜」とは、立春から数えて88日目の5月1日、多少の前後はございますが初夏の季節を歌っているものとなっております。
一番茶の茶摘みの始まる直前の時期には、新緑が輝き、色鮮やかな茶畑を楽しむことができるシーズンとなっております。
大淵笹場の新緑の見頃の時期としましては、例年4月中旬から5月上旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期にはたくさんの方が訪れる人気の茶畑となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年4月15日に大淵笹場を訪れてみましたので、写真を交えながら、茶畑の新緑の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
今回は、作業のトラックが各所で写り込んでしまっております点をまずはご了承の程お願い申し上げます。
平日にも関わらずたくさんの観光客が足を運ぶ人気の茶畑となっておりますが、今回も相変わらず茶畑のど真ん中で映え写真を狙う外国人観光客のマナーの悪さが目立つ観光名所となってしまっておりますが、茶畑は農地であり、茶畑へ立ち入って記念撮影することは禁止で、基本的には道路や畦道など茶畑の脇からの観賞となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
当日は朝は晴れておりましたが、徐々に下り坂のお天気となっておりましたので、富士山の写真は少なめに、茶畑の色合いがイメージできるような写真を中心に撮影してまいります。
茶畑の一角ではピンクの花桃が咲いており、良いアクセントになっておりました。
因みに、茶畑の真ん中に植えられております真っ赤なキリシマツツジはまだ咲き始めの状況となっております。
大淵笹場の茶畑は周辺エリアの茶畑よりも若干見頃の時期が遅い印象がございますが、前回訪問時(3月22日)とは明らかに異なり、新緑が感じられます色合いに近づいてまいりました。
しかしながら、まだ生えそろってはいない印象となっており、あと一歩のところではないでしょうか。
アップで撮影いたしますと、状況が解りやすいかと思われます。
2024年4月15日現在の大淵笹場の新緑の色づき見頃状況としましては、かなり新緑の色合いが感じられるようになってまいりましたが、見頃のピークには至ってはいない印象の色合いとなっており、今後の更なる色づきが期待されます状況となっております。
大淵笹場 アクセスと駐車場
大淵笹場へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線富士駅よりバスにて約30分、「曽比奈下」バス停下車、バス停より約1.2㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。
静岡県富士市大淵1516付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約6.5㎞、車で10分ほどとなっております。
観光用の無料の駐車場が2ヵ所設置されており、上記住所は第2駐車場付近の住所となり、現地の案内表示に従って300mほど進みますと第1駐車場となっております。
第1駐車場は普通車25台となっておりますが、アクセス道は狭い農道となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。第2駐車場につきましては、普通車2台、大型車2台分のスペースとなっております。そのほか茶畑の丘陵地を上ったところに未舗装の臨時駐車場も設置されておりますので、混雑状況に合わせまして駐車場の使い分けをしていただきますようお願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2024年4月15日現在の大淵笹場の茶畑の新緑の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
見頃まで秒読み段階に入ってきておりますので、今後の色づきとお天気に期待したいところかと思われます。
2024.04.18記