【花だより】2021年7月3日現在 あじさい開花状況 小室山妙法寺 山梨のあじさい寺 アクセスと駐車場 山梨県富士川町

 季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、山梨の「あじさい寺」として名高い小室山妙法寺を2021年7月3日に撮影しました開花状況をお届けいたします。

 

小室山妙法寺 あじさい開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/10sec 41mm

 山梨のあじさい寺として名高い小室山妙法寺では、約2万株の紫陽花が植栽され、見頃の時期には境内に一面に咲き誇ります紫陽花を観るために多くの方が訪れる人気の紫陽花スポットとなっております。

 見頃の時期につきましては、例年6月下旬から7月上旬頃となり、見頃の時期に合わせまして「小室山妙法寺 あじさい祭り」も開催されております。しかしながら、2021年につきましては、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、あじさい祭りは中止となっております。

 結論から先に申し上げますと、7月3日現在、見頃も終盤から過ぎつつあるような雰囲気となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 2/5sec 32mm

 明治30年に建立された高さが25mほどの立派な山門の裏手には、白い紫陽花が咲いております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/8sec 28mm

 山門の下から望む鐘楼。

 少々急な階段となりますが、この苔むした石段が美しい季節となっております。

 例年ですと石段の両側にも紫陽花の花が咲いておりますが、少々元気のない状況となっております。

 尚、2021年につきましては、入口付近の1千株ほどの紫陽花が木のメンテナンスのために剪定されるというネットニュースが事前に流れてきておりましたので、それなりに覚悟はしておりましたが、予想を遥かに超えるインパクトとなっております。

 主な剪定箇所は、一番の見どころとなります山門隣りの駐車場傍の紫陽花群と鐘楼周辺の紫陽花群となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/20sec 63mm

 本堂裏手の裏山に整備されております遊歩道の紫陽花につきましては、見頃終盤の雰囲気ではございますが、まだ少し咲いておりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/13sec 125mm

 雨上がり時に訪れましたので、しっとりとした雰囲気となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/6sec 63mm

 本堂脇の心魂碑付近にて。

 今年剪定されなかった紫陽花につきましても、やや花数は少なくなっているような気がいたします。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/10sec 73mm

 青空の下の紫陽花も色鮮やかで素敵なところですが、雨にしっとりと濡れた紫陽花も季節感があって趣のあるものかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/100sec 125mm

 境内の池には、スイレンの花が咲いております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/25sec 32mm

 春には桜、梅雨時には紫陽花の花が美しい小室山妙法寺ですが、緑豊かな境内で緑の癒しを求めている方にもお勧めのスポットになろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/15sec 32mm

 駐車場から望む紫陽花群。この手前の紫陽花エリアは剪定されてしまっており、今年はカラフルな紫陽花を楽しむことができない状況となっております。

 小室山妙法寺の7月3日現在の紫陽花の開花状況としましては、見頃終盤から見頃過ぎになりつつある状況となり、また剪定の影響もあり例年になく花数が少ない状況となっております。

 

小室山妙法寺 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/30sec 110mm

 小室山妙法寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線鰍沢口(かじかざわぐち)駅よりタクシーにて20分ほどとなっております。

 山梨県南巨摩郡富士川町小室3063付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、中部横断道増穂インターより約5.7㎞、車で15分ほどとなっております。

 境内傍に30台ほど駐車できます参拝者用無料駐車場が設置されておりますので、自家用車にてのアクセスが便利かと思われます。

 今回のカタスミ日記は、小室山妙法寺の紫陽花の7月3日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2021.07.04記