真紅の紅葉 まるで絵画の世界! 一度は見ておきたい安国寺(但馬安国禅寺)のドウダンツツジの絶景紅葉 2023年見頃時期と色づき見頃状況、アクセスと駐車場 兵庫県豊岡市

 燃えるような真紅の紅葉が印象的な安国寺の紅葉。紅葉の時期になりますと、その見事な紅葉を一目見ようと全国各地より訪れる参拝者で賑わう寺院となっております。本堂の裏庭の斜面に植えられたドウダンツツジが絵画のような印象的な世界を奏でてくれる紅葉の名所でございます。今回のカタスミ日記は一度は目にしておきたい安国寺の紅葉絶景をご紹介いたします。

 

燃えるような安国寺のドウダンツツジの紅葉の世界

SIGMA sdQuattro iso200 F1.4 1/125sec 30mm

 この一枚が全てです。

 何と言いましょうか、まるで絵画の世界。

 この美しい紅葉は、兵庫県豊岡市にございます禅寺、安国寺のドウダンツツジの紅葉となります。

 近年では、SNSで一枚の写真が投稿されたことをきっかけに、多くの観光客が押し寄せる人気スポットとなった観光地が全国各地に広がってきておりますが、この安国寺の紅葉も正しく、上のような一枚の写真を撮りたくて、あるいは一目見たくて、紅葉の時期には全国各地より拝観に訪れる人で賑わいます。

 安国寺は、鎌倉時代に創建された臨済宗大徳寺派の禅寺で、「但馬安国禅寺」とも呼ばれております。

SIGMA sdQuattro iso100 F1.4 1/200sec 30mm

 京都や鎌倉で多くの参拝者が訪れます有名な立派な寺院などとは異なり、語弊を恐れずに申しますと、長閑な田舎にございます普通の寺院の雰囲気を感じさせてくれます。

 ただ、燃えるような真紅のドウダンツツジの紅葉が有名となり、毎年、紅葉の時期のみ本堂が一般公開されております。

 本堂の裏庭の幅10mほど、高さも10mほどの斜面に敷き詰めるように植えられた樹齢160年ほどとも言われますドウダンツツジは、紅葉の時期には座敷越しに真っ赤な紅葉を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattro iso100 F1.4 1/125sec 30mm

 安国寺の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月上旬から中旬頃が見頃の時期となっておりますが、紅葉の時期には、この素晴らしい紅葉を一目見ようと多くの参拝者で混雑いたします。

 しかしながら、地域の檀家の方やボランティアの方々が協力して、駐車場の交通整理をしてくれたり、本堂の撮影を手際よく仕切っていただいたりしてくれ、混み合っておりましても一枚目の写真のように人の写り込まない写真を難なく撮影することも可能になっております。

 紅葉の時期のみ本堂が一般公開され、2023年の一般公開期間につきましては、11月6日(月曜日)から11月22日(水曜日)までの平日限定で公開されております。

 拝観時間は、期間中の平日の朝8時より17時まで(最終入場は16時30分)となっており、例年行われておりました夜間ライトアップは2023年につきましては行われないこととなっております。拝観料は500円。

 尚、安国寺のドウダンツツジの紅葉の色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattro iso100 F1.4 1/200sec 30mm

 

安国寺 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattro iso100 F1.4 1/125sec 30mm

 安国寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR山陰本線豊岡駅より出石行き全但バスにて、「出石」バス停乗り換え、河野辺行きバスにて「小谷」バス停下車、徒歩15分ほどとなっておりますが、利便性を考慮いたしますと、豊岡駅もしくは出石よりタクシーにて向かう方が宜しいかとも思われます。

 兵庫県豊岡市但東町相田327付近

 公共交通機関にてのアクセスが少々不便に感じられる場所にございますので、自家用車にてのアクセスの方が便利なところかと思われます。

 自家用車にてのアクセスにつきましては、舞鶴若狭自動車道福知山インターより約35㎞、車で50分ほどとなっております。

 紅葉の時期には、無料の駐車スペースを用意してくれており、地域ボランティアの方が交通整理を行ってくださっておりますので、現地の誘導に従っていただきますようお願い申し上げます。

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、その絵画のような世界観が美しい安国寺の紅葉をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 この時期にしか見ることのできない額縁世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2023.11.07記