常泉寺の曼殊沙華「彼岸花の関東三大名所」2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県大和市
お彼岸が近くなってまいりますと各地で彼岸花(曼殊沙華)が咲き始めます。埼玉県の巾着田、神奈川県の日向薬師と並び彼岸花の関東三大名所のひとつに数えられております大和市の常泉寺。今回のカタスミ日記は大和市の常泉寺の彼岸花の咲く風景をご紹介いたします。
常泉寺ってどんな寺院?
神奈川県大和市に位置しております常泉寺は、曹洞宗の寺院で、清流山常泉寺と言い、秋の彼岸花は有名なところかと思われます。
創建は天正16年と400年以上の歴史を誇るとともに、現在では、「花のお寺」、「かっぱのお寺」としても有名な寺院となっております。
季節ごとに咲く様々な花が参拝する者の心を癒し、特に春のミツマタと秋の彼岸花は有名なところとなっております。
春のミツマタにつきましては、「かながわの花の名所百選」にも選ばれている名所で、ミツマタの咲く季節には多くの拝観者で賑わいます。
そのような花のお寺としまして有名な常泉寺ではございますが、「かっぱのお寺」としましても有名で、境内には所狭しと300体以上のかっぱ様が祀られております。
もともとはお寺の中に水の湧き出るところがあったこともあり、水の神様、水の使いのかっぱ様を祀るようになった様でございますが、境内のかっぱ様の石仏がなんとも愛らしいものばかりで、ほっこりした気持ちを感じさせてくれる境内となっております。
常泉寺の彼岸花(曼殊沙華)の見頃時期
さて、これからの季節、お彼岸が近づいてまいりますと、彼岸花が咲いてまいります。
リコリスの和名と言われ、赤いものにつきましては、赤い花を意味します曼殊沙華とも言われております。
その彼岸花は、各地でお彼岸が近づいてきますと花開いてまいりますが、赤い鮮やかな彼岸花が田んぼのあぜ道などに咲いておりますと、これぞ日本の風景と感じてしまうところでもございます。
その彼岸花でございますが、赤い花に比べまして比較的繁殖力の弱い白い花のものも常泉寺にはたくさん咲いております。
常泉寺の彼岸花の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年9月中旬から下旬頃が見頃の時期となっております。
彼岸花の関東三大名所としまして、埼玉県の巾着田と神奈川県の日向薬師と並び彼岸花の名所に数えられており、赤や白の彼岸花が境内に所狭しと咲いております。
決して広大な敷地に一面に広がる赤い彼岸花という訳ではございませんが、境内の中に祀られているたくさんの愛らしい石仏とともに彼岸花を楽しむことのできるスポットとなっております。
尚、常泉寺の彼岸花の開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
常泉寺 アクセスと駐車場
常泉寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急江ノ島線高座渋谷駅より徒歩7分ほどとなっております。
神奈川県大和市福田2176付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速横浜町田インターより約10㎞、車で30分ほどとなっております。
参拝者用の駐車場も設置されてはおりますが、広くはございませんので、公共交通機関の利用が推奨されております。
特にお彼岸の時期は彼岸花を観賞する人とお墓参りをする人で混み合うことが予想されますので、自家用車にて訪れます場合などは、駅前のコインパーキングを利用するなど、混雑状況に応じて臨機応変なご対応をお願い申し上げます。
拝観時間は朝の9時から夕方4時30分までで、300円の拝観料となっております。
また境内の撮影につきましては、三脚等の使用は禁止されておりますので、撮影目的で訪れます場合にはご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、彼岸花の関東三大名所のひとつ、大和市の常泉寺の秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
常泉寺の彼岸花の観賞に関しましては、特に夕方が近くなってまいりますと少し虫が出てきまして撮影に集中できないことも考えられますので、虫除けスプレーなど虫除け対策を実施してから訪れますことをお勧めいたします。
また、かっぱのおみくじなども可愛らしいのでお勧めかと思われます。
2024.08.27記