【花だより】2023年3月15日現在 春めき桜の開花状況 「春木径・幸せ道桜まつり」狩川沿いの春めき桜並木 アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年3月15日に撮影いたしました狩川沿いの春木径・幸せ道の春めき桜の開花状況をお届けいたします。
「春木径・幸せ道桜まつり」狩川沿いの春めき桜 開花状況
「卒業式の頃に咲く桜」としまして、近年じわじわと注目度が高まってきておりました春めき桜でございますが、先日某テレビ番組で放送されましたことから、急激に注目度が高まってきております「春めき桜」。
春めき桜は、もともとは南足柄市内の農家などで彼岸の頃に咲いていた桜の枝から育成し、市内の農園経営者が作出しました桜で、2000年3月に品種登録もされました比較的新しい桜となっております。
春めき桜は、カンヒザクラとシナミザクラの交雑種と言われ、よく「ぼんぼりのように咲く」という表現が用いられたりもいたしますが、花がモリモリとボリューミーに纏まって咲き、花は咲き始めは紅く、開花とともに色が淡くなってゆく特徴のございます桜で、独特の甘い香りのします桜となっております。
春めき桜の見頃の時期としましては、例年3月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、桜まつりも開催されております。
2023年の「春木径・幸せ道桜まつり」の開催期間としましては、3月6日（月曜日）から3月21日（火曜日）の開催期間となり、期間中はお花見用の無料臨時駐車場の設置（9時から16時）、また週末にはキッチンカーの出店などが行われる予定となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年3月15日に狩川沿いの春木径・幸せ道を訪れてみましたので、写真を交えながら、開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
早速でございますが、結論から先に申し上げておきますと、3月15日現在、満開の開花状況となっており、見頃のピークの状況になろうかと思われます。
先日のテレビ放送、また行動制限がないこと、暖かいお天気などにより、当日は平日でございましたが、例年以上の混雑ぶりで、撮影目的の場合には早朝以外は厳しいのかと感じられます盛況ぶりとなっております。
臨時駐車場を出ますとすぐに幸せ道につながっており、そのまま散策を楽しむことができるようになっております。
写真右手が幸せ道、左手が春木径となっております。
春木径は、富士フイルム創業の地の南足柄市名誉市民の故春木榮氏（富士フイルム創業者）の偉業を称え、春木径と名付け101本の春めき桜が植栽されております。
幸せ道側には70本の春めき桜が植えられ、計170本の春めき桜が大泉河原橋から神崎橋までの狩川両岸の約1㎞の土手に植えられております。
気持ちの良い陽気の中、幸せ道を散策してまいります。
人の途切れることのない混雑ぶりで、なかなか思うような写真は撮れず、撮れ高の少ない結果には少々不満も残るところとなっておりますが、現地の雰囲気だけでも伝わっていただけましたらと思います。
混雑しております時には、対岸を撮影いたしますと、それほど人の写り込みが気にならなかと思われます。
幸せ道は大泉河原橋で折り返し対岸の春木径へと向かうことになりますが、幸せ道の西端には道標がございますので、記念撮影。
さて、春木径の方でございますが、こちらも人が途切れることなく、みなさんお花見を楽しんでいらっしゃいます。
人の写り込みを少なくするため、土手の下から見上げるようなアングルで撮影しております。
春木径から対岸の幸せ道を望みます。
春の陽気で、絶好のお花見日和となっております。
こちらも対岸の幸せ道。
満開です。
2023年3月15日現在の狩川沿いの春木径・幸せ道の春めき桜の開花状況としましては、満開の開花状況となっており、見頃のピークではないかと思われます状況となっております。
春木径・幸せ道の春めき桜 アクセスと駐車場
春木径・幸せ道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山線富士フイルム前駅より徒歩5分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市中沼530付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.5㎞、車で15分ほどとなっております。
桜まつり期間中の3月6日（月曜日）から3月21日（火曜日）までは、富士フイルム辻下グラウンド（上記住所付近）が、臨時無料駐車場としまして開放され、9時より16時まで駐車可能となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年3月15日現在の狩川沿いの春木径・幸せ道の春めき桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.03.15記