【花だより】2023年6月24日現在 古代蓮(行田蓮)の開花状況 古代蓮の里「行田蓮まつり」 アクセスと駐車場 埼玉県行田市

 季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年6月24日に撮影いたしました古代蓮の里の行田蓮の開花状況をお届けいたします。

 

行田古代蓮の里 古代蓮(行田蓮)の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/50sec 125mm

 埼玉県行田市に位置しております古代蓮の里は、東京ドーム約3個分、14haの広さの公園で、園内には古代蓮を楽しむことのできます蓮池や、古代蓮の里のランドマークの古代蓮会館のタワーなどが設置されております公園となっております。

 また、古代蓮会館のタワーからは、隣接しておりますギネス登録の世界最大の田んぼアートも見ることができ、蓮以外の楽しみ方もできる公園となっております。

 古代蓮の里の古代蓮(行田蓮)は、もともとは公共施設建設の工事の際に出土しました種子が自然発芽したもので、約1,400年から3,000年前の蓮と言われております。

 古代蓮の里の行田蓮の見頃の時期としましては、例年6月中旬から8月上旬頃が見頃の時期となっており、ピンクの大輪を求めて多くの方が訪れます人気の公園となっております。

 古代蓮の見頃の時期に合わせまして、例年蓮まつりも開催されておりますが、2023年の「行田蓮まつり」につきましては中止が決定されております。

 今回のカタスミ日記は、2023年6月24日に古代蓮の里を訪れてみましたので、写真を交えながら、古代蓮(行田蓮)の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/50sec 28mm

 週末でございましたので、早朝からたくさんの方が訪れ、蓮の花を楽しんで居られましたが、古代蓮の里では、小川を隔てまして北側に1か所、南側に2か所の蓮池がございます。

 こちらは南側の蓮池で、開花状況としましては4分から5分咲き程度の開花状況でしょうか、見頃のピークには至ってはおりませんが、かなり咲いてきている状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/40sec 39mm

 こちらは北側の蓮池となります。

 北側の蓮池につきましては、南側よりも若干開花が遅れておりますようにも感じられ、3分から4分咲き程度の開花状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/60sec 106mm

 そうは申しましても、綺麗に咲いております蓮の花もたくさんございますので、風景としてではなく花自体を観賞する分には充分楽しめるのではないかと思われるところとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso250 F6.3 1/50sec 170mm

 池の畔に鷺が佇んでおりましたので、咄嗟に一枚。

 行田蓮を楽しみました後は、駐車場傍の「世界の蓮園」を楽しみます。

 世界の蓮園では、約40種類の花蓮が植栽されており、さまざまな色・形の蓮の花を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/250sec 63mm

 今や古代蓮の代名詞ともなっております「大賀蓮」。

 蓮の研究家大賀一郎氏が千葉県の地層から出土した古代蓮の種子を自宅で発芽させ、2,000年前の蓮の花を開花させ「大賀蓮(大賀ハス)」と名付けられました品種で、現在は全国各地に移植され、さまざまな場所で大賀蓮を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/320sec 125mm

 こちらは「原始蓮」。

 行田蓮や大賀蓮と似て、ピンクの花を咲かせております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/160sec 75mm

 こちらもピンクの「中国古代蓮」。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/250sec 147mm

 白い花弁が伸びやかに開く「舞妃蓮」。

 正確には淡い黄色の花弁に紅色がアクセントの蓮となっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F7.1 1/100sec 170mm

 花が開ききっていない状態も美しいものがあろうかと思われます。

 こちらは白地にピンクの縁の「酔妃蓮」。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/200sec 106mm

 花弁の形がシャープな「明光蓮」。

 このほか様々な品種の蓮の花を世界の蓮園では楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/200sec 89mm

 2023年6月24日現在の行田古代蓮の里の古代蓮(行田蓮)の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体的としましては4分から5分咲き程度の開花状況かと思われますが、花自体は綺麗に咲いておりますので割り切って楽しむ分には充分古代蓮を楽しむことができるのではないかと思われます状況となっております。また、世界の蓮園の蓮の花の開花状況としましては、品種によりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては咲き始めの開花状況となっております。

 

行田古代蓮の里 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/250sec 89mm

 行田古代蓮の里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR高崎線行田駅より市内循環バスの観光拠点循環コースにて「古代蓮の里」バス停下車すぐとなっております。

 また、蓮の花が見頃となります6月24日から7月末までの土曜日・日曜日と7月17日(祝日)につきましては、JR高崎線行田駅より古代蓮の里まで無料シャトルバスも運行される予定となっておりますので、関連施設のHPなどにてご確認の程お願い申し上げます。

 埼玉県行田市大字小針2375-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、、東北道羽生インターより約10㎞、車で20分ほど、もしくは関越道東松山インターより約18㎞、車で40分ほどとなっております。

 大駐車場を完備しておりますが、蓮の花の開花期間中は有料となっております(普通車500円)のでご注意の程お願い申し上げます。尚、駐車場が有料となります時間帯は、早朝5時から14時まで。

 今回のカタスミ日記は、神秘的な古代蓮の花が咲き始めております行田古代蓮の里の2023年6月24日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 蓮の花は、早朝に花開き、午後からは花を閉じてしまいますので、午前中のなるべく早い時間帯に訪れますことをお勧めいたします。

2023.06.25記