【花だより】2025年11月14日現在 ススキの色づき見頃状況 金色に輝く仙石原すすき草原 アクセスと駐車場 神奈川県箱根町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年11月14日に撮影いたしました箱根仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況をお届けいたします。
箱根仙石原すすき草原 ススキの色づき見頃状況
神奈川県箱根町に位置しております仙石原すすき草原は、「かながわの景勝50選」や「かながわの花の名所100選」にも選出されていますススキの名所で、金色に波打つすすきの草原は箱根の秋の風物詩となっております。
台ヶ岳の斜面約18haに広がるすすき草原でございますが、もともと江戸時代には屋根葺き用のカヤ(=ススキ)の出荷を生業としていました地域となっております。
現在は景観保存や生態系の保持を目的に管理され、毎年3月には山焼きも実施される草原となっております。
仙石原すすき草原のススキの見頃の時期としましては、例年9月下旬から11月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期にはたくさんの観光客が訪れますことから、付近に観光用の無料臨時駐車場も設置されております。
今回のカタスミ日記は、2025年11月14日に箱根仙石原すすき草原を訪れてみましたので、写真を交えながら、ススキの色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
仙石原すすき草原では、草原の入口から約700mの散策路が真っ直ぐに伸びており、写真をご覧いただきますとお判りになられますかと思われますが、たくさんの方が草原の散策を楽しんでおられました。
筆者は人混みが苦手なために、早朝に訪れることが多いすすき草原でございますが、ススキも見頃後半を迎え、茎も枯れてきて草原全体が黄金色に染まってまいりましたので、西陽の当たる時間帯のキラキラと輝くススキを見ようと、今回は午後の時間帯に訪れることといたしました。
先ずは台ヶ岳の斜面側。
見頃が続いており、全体が金色に染まっております。
県道側(北側)につきましても、どこまでも続くススキを楽しむことができるようになっております。
こちらは湿原側。
逆光となるようなアングルで望みますと、本当に金色に輝き、この時期、この時間帯にしか味わうことのできないキラキラと輝く世界を堪能することができるようになっております。
2025年11月14日現在の仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況としましては、茎も枯れてきて草原全体が黄金色に染まってまいりまして、見頃が続いている状況、この時期特有のキラキラと金色に輝く風景が好きな方につきましては佳境に入ったと申しましても宜しいかと思われる状況となっております。
箱根仙石原すすき草原 アクセスと駐車場
仙石原すすき草原へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山鉄道箱根湯本駅より箱根登山バス桃源台線にて約30分、「仙石高原」バス停下車、すぐとなっております。
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-265付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス箱根口インターより約17㎞、車で40分ほどとなっております。
例年、すすきが見頃を迎えます時期には、観光用の臨時駐車場が近くに設置されております。
2025年の仙石原すすき草原「観光客用臨時駐車場」(無料)につきましては、9月1日(月曜日)より11月28日(金曜日)まで設置され、利用時間は朝9時より16時までとなっております。
無料臨時駐車場は、2か所、うち1か所は身体障がい者専用駐車場となっております。
基本的には、すすき草原から徒歩10分前後の箱根仙石原浄水センター付近に設置され、付近に案内板が掲示されますとともに、土日祝日には交通誘導員も配置されますので、現地にて案内に従い進みますと迷うことはないかと思われます。
2025年仙石原無料臨時駐車場
・高原ふれあい広場
身体障がい者専用、土日祝日のみ、トイレあり
・箱根仙石原浄水センター
約200台、トイレあり、ただし10月8日(水)・9日(木)・10日(金)は利用不可
また、ナビ設定の際には、浄水センターの住所が、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246となっており、近隣住所と区別されていないようでございますので、上手く案内されない場合もございますので、名称検索でナビ設定された方が宜しいかと思われます。
無料駐車場の他には、すすき草原からほど近い場所に、民間の有料駐車場も設置されておりますので、訪れます際には事前に地図などで駐車場の場所をご確認の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2025年11月14日現在の箱根仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
晴れ渡る青空の下の金色のススキは格別のものがございますので、良く晴れたお天気の日に訪れたいところかと思われます。
尚、ススキ草原では三脚の使用が禁止されておりますので、撮影目的で訪れます場合にはご注意の程お願い申し上げます。
2025.11.18記
















